世界読書旅
ここ数年に読んだ海外関連本の感想など
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■ アフガン零年
2008年07月24日 (木) 11:21 * 編集 *
映画
アフガン零年アフガン零年
(2004/11/26)
不明

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素材には事足ることのない国だけど、前にも似たような設定があったな。
これも、なんちゅうかご祝儀受賞みたいなもんだろうけど。
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■ カンダハール
2008年05月18日 (日) 23:50 * 編集 *
映画
かんだ

ニルファー・パズィラ モフセン・マフマルバフ

ブロードウェイ 2002-09-27
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中村哲は怒るかもしらんが、これはいい映画だった。
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■ カブール・ビューティ・スクール 
2008年02月18日 (月) 10:16 * 編集 *
カブール・ビューティー・スクール―デビーとアフガニスタン女性たちのおしゃれ奮闘記カブール・ビューティー・スクール―デビーとアフガニスタン女性たちのおしゃれ奮闘記
(2007/07/20)
デボラ・ロドリゲス

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アメリカ人女性がアフガニスタンで美容学校とサロンを開くというプロットだけでも版権が売れそうだが、その主人公は元夫がDV男で、二度の離婚歴があって、刑務所で働いていたこともある。更にはカブールで十歳年下のウズベク系アフガニスタン人と再婚したが、その男にはサウジアラビアに第一夫人がいて、主人公と結婚した後、第一夫人が妊娠するなど、おあつらえ向きの展開。もちろんカブールが舞台だから、アフガニスタン人女性が置かれている「前近代的」な状況に主人公は怒りを以って全力で対処する。まず冒頭は処女ではなかった生徒の為に結婚初夜に自分の血をつけたシーツを用意する話。まあアメリカだから別に良いんだろうけど中村哲さんとかが読んだら怒り出しそうな本だな。例の韓国の団体の様な「ボランティアという名の宣教という自分探し」に近いものなのかもしれないけど、この人の場合、美容師という自分の職に忠実である点だけは評価できるし、イイコちゃんの救済思想ではないことも良いとは思う。日本の青年隊にこういう派遣分野があるのかどうか分からぬが、日本語教師とか体育教師なんかより、こうした「実業」の分野の方がニーズが高いのではなかろうか。ただ、それが現地で「売春」とか「西洋化」に結びつくイメージであることには留意する必要はあろう。中華料理店や美容院が、その実「売春宿」であるというのは、最近起きたパキスタンでの中国人襲撃事件の背景にあったことなのかもしれない。カバーの写真は「イメージであり登場人物とは関係ありません」とクレジットされているが、メディアに出たために危険にさらされた人が多かったとのこと。無事、映画化権も売れたそうだが、その映画もやがて海賊版となってアフガニスタンに入ってくるのだろう。この本の話がどこまで真実なのか分からぬが、そこで「名誉殺人」という悲劇が起きぬことを願おう。
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■ アフガニスタン国家再建への展望
2007年09月10日 (月) 06:19 * 編集 *
アフガニスタン国家再建への展望―国家統合をめぐる諸問題 アフガニスタン国家再建への展望―国家統合をめぐる諸問題
鈴木 均 (2007/05)
明石書店

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ジェトロ傘下に入ったアジ研の企画もの「らしい。イラクすら忘れ去られ様としている今、アフガニスタンの国家再建はどうなってるのという素朴な疑問に答えてくれる。という訳ではない。それにしても2001年暮れのボン和平合意から6年目の今年、アフガニスタン復興は「昭和26年」のレベルまで達しているのだろうか。戦後日本の復興が、工業化、教育、国民統合などの「戦前」の基礎に拠るところが大きいところは、「朝鮮戦争」による漁夫の利だとしたい韓国や、冷戦下の米国のテコ入れにしたい中国はもとより、原爆投下で廃墟になった筈の国土から「奇蹟の復興」を成し遂げたという「神話」を信じたい「第三世界」の国々からも往々にして無視されがちなものだ。となると、アフガニスタンに日本が持ち得た様な「戦前」の基礎があるかというと、やはり「国家再建への展望」は悲観的なものならざるを得ないだろう。つまり、工業化はもとより、教育、国民統合の全てが「失敗国家」のそれである。もっともアフガニスタンの地の日本を出現させる必要性も可能性もないので、地政学的には、ここに安定した緩衝国家が存在するのが望ましいことなのだろう。その上で、まず前提となるのが、国民統合、国民国家の建設ということで、教育はその手段であるとともに、近代化へのプロセスである。紛争の根源が民族問題なのか部族社会なのか、はては宗派対立なのか、はっきりしていれば対処のしようがあるのだが、アフガニスタンの場合、そこに地政学的な大国と隣国のせめぎあいといったものが絡んでくる「複合紛争」であるから、病原を断ち切ることは難しいのかもしれない。まずは国家統合というロードマップに拘泥すると、いつまでも「課題」から前進できないのだが、教育にしても工業化にしても、農業振興、観光振興、経済自由化も、安定した統治装置が機能しないうちは動き出すことがないのだから、困ったものだ。
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■ こうして僕らはアフガニスタンに学校をつくった。 
2007年08月20日 (月) 22:24 * 編集 *
こうして僕らはアフガニスタンに学校をつくった。―流学日記セカンドステージ こうして僕らはアフガニスタンに学校をつくった。―流学日記セカンドステージ
岩本 悠、ゲンキ地球NET 他 (2005/09)
河出書房新社

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タイトル通り、学生さんたちがアフガニスタンに学校を作る話なんだけど、「僕ら」の話ばっかりで、肝心のアフガニスタンに学校を作る話があまり出てこないという不思議な本。なんかサークルの会報みたいな感じで、メンバーの自分語りが延々と続き、それはそれで良いかとも思うけど、まあオトナが読んで楽しめる様な造りではない。どうもこの岩本という人が中心となっている様で、何でも文芸社から出した自分の本の印税でアフガニスタンに学校を作るということを思い立ったらしい。それで、「ワー!すごい!」ってことで校内の学生さんが集まってきたというのが始まり。学芸大ということで、まあ話に筋が通ってはいるだろうし、教員採用試験に通る為に「有力者」のコネ探しをやるよりはずっと意味があることであろう。ただ、これが「スゴイ人」になってしまう程、学芸大はという学校は平和な人間の集まりなんだなとも思う。奇人変人だらけの某マンモス校とかだったら、こうはうまくいかないだろう。この首謀者がどんな本を書いたのか知らんけど、「印税で学校作り」のからくりが「文芸社」から本を出したということにあることに気が付いた「不純」な学生さんもいなかった(いた可能性も高いけど)様だ。つまり「印税で学校を作る」切実な動機がこの学生さんにはあった訳で、本を買わせて「印税」で学校を作るより、本の定価分をそのまま「寄付」した方がお金は貯まるという疑問をなぜ、みんなは持たないのだろう(持った可能性も高いが)。まるであの「ホワイトバンド」商法を彷佛させる話だが、将来、教壇に立つ様なピュアな人間は俗世間の汚い箇所などは見えないものなのかもしれない。ただ、「岩本教」を批判している学生さんも中にはいて、将来の日本の教育界にも希望が持てる。以前、竹中工務店の人たちがネパールに学校をつくった本を紹介したが、「仕事」という面ではオトナと学生さんの差はやはり厳然たるものがあった。学生さんの怖いもの知らずの情熱と行動力を世間はかうのだが、その辺りは全くというほど書かれていないので、ただNGOに丸投げしたとしか思えない。まあこれで「自己主張」を是とし、「労働」を軽視した教育はこれからも続くことになるんだろうね。
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■ アフガニスタンから世界を見る 
2007年06月22日 (金) 01:21 * 編集 *
アフガニスタンから世界を見る アフガニスタンから世界を見る
春日 孝之 (2006/02)
晶文社

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毎日の特派員が書いた本。まとまってる様だが、掴みどころがないという感じもする。そもそもアフガニスタン自体が「旬」ではなくなってしまったので、アフガン侵攻から、タリバン崩壊、新政権樹立の頃にワンサカ出たアフガニスタン本と同じ時代がテーマでは、「過去の出来事」のおさらいといった感は否めない。マスード暗殺などは「初めて明らかにする」というわりには、何度も語られている「真相」と大差がない。その背後がCIAとかISIだというのも、よく囁かれている説ではある。そうなると9.11は米国の陰謀だということになってしまうのだが、このイスラム圏では「常識」の説に著者がその可能性を全否定できないところに、著者のスタンスがよく表れている。冒頭はバーミヤンへの道中で捕まった著者がタリバンに「死刑宣告」されるという「武勇伝」から始まっているが、どうも「死を覚悟した者」が放免されるという体験が著者に与えた影響は大きかった様だ。タリバンへのシンパシーは隠さないが、それが反西洋、反米国という点に依拠するのには、青臭い気もする。たしかにタリバンの記者会見にBBCの女性記者がノースリーブで現れ、質問にパシュトゥン語が使われると、「イングリッシュ!イングリッシュ!」と叫び、質問を遮ったなんて話にはギョッとさせられる。幾分戯画的な光景にも思えるが、それなら一緒に日本人記者も「イングリッシュ!」と連呼したなんてオチもあり得るだろう。「反西洋」の座標軸でタリバンと連帯する「武闘派」の著者なら、その場でバカ女をやっつけるべきではないか。その辺にも「記者」の限界を感じる。とはいっても「おさらい」としては有意義な本であると思うし、この辺りで、アフガニスタン侵攻作戦とは何だったのかを問い直す作業は必要であろう。気になるのは「現在」のアフガニスタンがどうなっているのかを全く伝えてない点だ。テヘラン特派員に着任したばかりなので、今後に期待してくれということなんだろうが、これではアフガニスタンの時間が止まってしまっている様に感じる。アフガニスタンから世界を見る視点が5年前のままでは、ますますアフガンは世界から忘れられていってしまう。

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■ アフガニスタンで考える 
2006年09月25日 (月) 21:24 * 編集 *



今やアフガンNGOの大御所といった感のある中村先生だけど、今回は岩波ブックレットということで、要求があったのか無理矢理副題の「国際貢献と憲法九条」に結び付けた内容。とはいってもこの人は元々、そういう教条路線には批判的な人で、米軍批判はやるが、憲九はようやく最後にちらっと触れた程度。なんか啓蒙の為には致し方ないという印象も受ける。「日本はアジアで孤立している、嫌われている」という言説を崩す事を書いてみたり、女性、人権、思想を価値基準にする援助団体を批判したり、当然、米国のみではなく、ソ連批判も厳しいので、なんか皮肉な感じにも聞こえる。さすがにアフガン戦争の背後に中ソ対立があったことは書かれていないが、そろそろカブールを跋扈する中国商人も批判の対象になってくるのではなかろうか。どうする岩波。
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■ アフガニスタンの少女、日本に生きる
2006年04月20日 (木) 01:08 * 編集 *
アフガニスタンの少女、日本に生きる
虎山 ニルファ
草思社 (2005/03)
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去年、本屋で見かけてから、すごく気になっていた本だったのだが、ようやく図書館で見つけた。最初は藤原紀香とアフガニスタンに行った話で、トイレが汚くて嫌とか、停電して怖いとか、偽ガイドやら、金クレ物クレばかりのアフガニスタン人をサイテーと思ったりと、日本人のギャルそのままじゃんといった感じで、先が思いやられたのだが、だんだんと面白くなり、特に来日後の話は思わず笑ってしまうところも多かった。もっとも著者は「日本人のギャル」で間違いないし(年齢的には微妙だが)、本人もそういうキャラが気にいっているらしい。そうした「あっけらかん」が功を奏しており、15歳まで文字を読むことができなかったことや、祖国での辛い生活も、家族間の不和も、自分はギリシャ人と偽っていたことも、ユーモアを交えてカミングアウトしている。脱北した難民が韓国に来て、物欲リバウンドを起こしてしまう話は聞いたことがあるが、著者にもそういう時期があったらしい。でも、オトナになって、ちゃんとマジメになるのはエラい。しかし、夜間中学や高校の先生は親身なのに、多摩大の先生はヒドイなあ。そんな普段感覚の人なので、難民申請のアフガニスタン人に対しても「石けんを食べた人」とか呼んで、ものすごくリアル感のある話をするので、教条的な日本人運動家がいくら訴えても、これっぽちも届かない話が、すごく身近に感じた。結局、二項対立でしかものを見れないのが日本の「運動」の失敗の本質なら、この著者は、その存在自体が既に「架け橋」になっているのではないか。最後に父の詫び状が載っているのも泣かせるが、この本はかなりイイ感じに仕上がっていると思う。
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■ 私のアフガニスタン
2006年03月24日 (金) 09:44 * 編集 *
私のアフガニスタン―駐アフガン日本大使の復興支援奮闘記
駒野 欽一
明石書店 (2005/08)
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ベタなタイトルだが、これも大使もの。で、内容もベタ。アフガニスタン大使というのはレアな方かと思うが、著者はペルシャ語使いで、ダ-リ語もいけるというこれも稀少な方だが、やはり大使ものの王道とは本来こういうものなのであろう。今、日本がウリにしているDDRについてなんかは相当宣伝したいらしく、わりと詳しく書かれているのだが、それに関してウラがありそうな軍閥ネゴとかは人物紹介に留めている。まあトンでもない連中だというのは伝わるけど。また、カルザイが気配りの人だというから、何かと思ったら、緒方貞子に生野菜は良くないですよと言ったとか。そんなホノボノ話が多いのだが、中国大使からビン・ラディンと会ったことがあると聞いたなんてビックリ話もチラっと披露。反ソで利害が一致したアメリカが中国と組んでムジャヒディンに援助していたことは知られているが、その時代の話らしい。しかし、中国もよほど日本の外務省を信用しているんだね。
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■ カブールの本屋
2005年12月29日 (木) 07:01 * 編集 *
カブールの本屋―アフガニスタンのある家族の物語カブールの本屋―アフガニスタンのある家族の物語
アスネ セイエルスタッド Asne Seierstad 江川 紹子

イーストプレス 2005-07
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著者はノルウェー人の女性ジャーナリストで、翻訳はあのオウム江川紹子さんだ。という事で、ブルカの内側の世界に関心を寄せる西欧スタンダードの本ともいえる。この辺には賛否両論あろうが、現在のところ鐘を鳴らす人が多過ぎるという訳でもない。著者はカブールの書店経営の一家の家に住み込んで、その一家(正確には一族)の生活を記録する。正に「豆腐屋の四季」ならぬ「本屋の四季」といったところなのだが、案の定、出版後にこの本を読んだ書店の主は怒り心頭に達し、訴訟を起こす構えを見せているという。たしかに物語構成になっている以上、明らかに著者の想像力で書かれたと思われるものが大半を占め、これはノンフィクションというより、一家をモデルとしたメタフィクションとでもいうべきものであろう。こうした手法は記録文学としては認められるものだが、著者を信頼していた主が裏切られたと思うのもまた必然だ。何せ不純性異性交遊、不倫、売春、犯罪、飲酒、女湯描写、同性愛、と何でもありの状態では、敬虔なムスリムにとっては想像を絶する程の侮辱だ。まさかこの主がサルマンラシュディの本を批判しながら、「死刑判決」も批判していた事を著者が免罪符としたのではないだろうけど、書物における著者とモデル間の紛争勃発というのもまた普遍的な問題である。
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■ 獅子と呼ばれた男
2005年10月15日 (土) 09:39 * 編集 *
4860291034獅子と呼ばれた男―アフガニスタンからの至急報
ジョン・リー・アンダースン

清流出版 2005-06
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タイトルがこれだし、表紙にもそれらしき人物が描かれているので、てっきりマスードの評伝ものかと思ったら、これが微妙。たしかにマスードの弟の話から始まり、マスード暗殺の検証で終わっているのだが、マスードに関しては中抜け状態なのである。この本は著者の意図がどこにあったのかは不明だが、「ニューヨーカー」に連載された記事をまとめたものらしい。訳者は大御所の常磐新平で、「ニューヨーカー」の記事を読み、自ら翻訳を希望したとの事なので、おそらく原文では味のある文章なのだろう。たた、悲しいかな翻訳を読んだ限りでは、単なる取材旅行記という印象しかなく、特に深い考察があるとも思えなかった。不思議に思うのが各章末に著者が送信したメールが箇条文で掲載されている事。これが何の意味があるのかよく分からない。「ニューヨーカー」には手紙形式で掲載されたとの事なので、この送信文の事を指しているのであろうか。ただ書かれている事が身辺雑事ばかりなので、常磐先生がどこに感心したのかも分からない。この著者はアフガニスタン取材によって、2001年のアメリカ海外プレスクラブの優秀作品賞を受賞したらしい。そうなんですか。
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■ 母さん、ぼくは生きてます
2005年09月06日 (火) 15:18 * 編集 *
4838714890母さん、ぼくは生きてます
アリー・ジャン 池田 香代子

マガジンハウス 2004-01-22
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在日アフガニスタン難民の手記という事になっているが、「世界がもし100人の村だったら」で当てた人の手による聞き書きらしい。島田紳介のメッセージなども載っており、人道支援ポピュリズムの系譜に入る本。牛久収容所で自殺を図ったアフガニスタン人少年は、その後広がる「アフガニスタン難民支援運動」の「象徴」となったが、その当人が主人公。あくまでも「運動」の為の本なので、当然ながら裁判に不利になる様な事は一切書かれておらず、単にヒューマニズムの気分に浸りたい善人向けの本。ただ、「運動」の本質である「カネ」と「PR」を押さえた、こうしたアプローチの有効性は否定するものではない。
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