2017年09月08日Fri [05:11] 南アジア  

チャイの旅

チャイの旅  チャイと、チャイ目線で見る紅茶・日本茶・中国茶 ([テキスト])チャイの旅  チャイと、チャイ目線で見る紅茶・日本茶・中国茶 ([テキスト])
神原博之

ギャンビット 2017-03-17
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よく分からんけど、トータス松本がバイトしていた店の責任者だった人らしい。チャイ専門店とのことだが、大阪にはそんな店があるのか。大阪から出るとチャイは全国区でなくなるということは大阪ではメジャーな飲み物だという風になるのだが、そうなのか。東京では増殖しているインド・ネパール料理屋で、セットで出てくる程度かと思うが、チャイカフェみたいな店があるんかな。トータスがバイトさせてくれる様に申し込んだ時に大人にみえたそうだが、今63歳だから、そんなものか。長年務めた店を辞めて、独立して、チャイのワークショップなどを主宰している様だ。私はチャイは1ルピー(田舎では50パイサ)で、素焼きの湯呑みは飲んだら、放り投げて土に返すという飲み物という認識だったのだが、そういうのではない1杯500円以上はしそうなオサレな店っぽいね。

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2017年08月11日Fri [05:46] 南アジア  

死後の世界

死後の世界: 東アジア宗教の回廊をゆく死後の世界: 東アジア宗教の回廊をゆく
立川 武蔵

ぷねうま舎 2017-06-23
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さすがにこのタイトルは検索表示が多かったけど、あまり丹波的な話は無いような。著者は印哲の人で、ヒンディーも仏教も守備範囲なのだが、「世界」とか「自然」といった概念はインド世界ではかなり後の方になって現れたものらしい。「世界」と「自然」が人間にとってかけがいのない存在であるというのは思い込みに過ぎず、「いのち」もまたはかないものに過ぎない。死んでも大したことがないと思えば何でもできるかもしれんが、死に対する畏怖があるからこそ、人は何かを成し遂げようとするんどあろう。

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2017年04月17日Mon [04:55] 南アジア  

帝国から開発援助へ

帝国から開発援助へ―戦後アジア国際秩序と工業化―帝国から開発援助へ―戦後アジア国際秩序と工業化―
秋田 茂

名古屋大学出版会 2017-02-03
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イギリス帝国史の人。スターリング圏というものが今も存在するのか分からんし、英連邦も主要通貨はドルだとは思うが、かつては今のドルの位置にあった通貨。少なくとも第二次大戦まではアジアの主軸通貨であったと言って良い。日本も1951年の占領終了直前にスターリング支払い協定改訂締結し、対英や他のスターリング協定地域との貿易に使用されたらしい。香港では下落したポンドの入手が可能だったので、公定レートで日本製品を仕入れ、安価なポンドレートが通用する国で売りさばいて大儲けしていたのだという。邱永漢もこのクチだったのかもしれない。インドが独立してスターリングの債務国から債権国になったというのは、インド軍の海外派兵経費を負担したからなのか。インドもパキスタンも独立後にイギリスへの資産支払いの義務があって、支払いを続けていたのか。日韓交渉での「久保田発言」の背景にも、そうした当時の常識が関係していたのかもしれない。

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2017年01月08日Sun [06:22] 南アジア  

医者のたまご、世界を転がる。

医者のたまご、世界を転がる。医者のたまご、世界を転がる。
中島 侑子

ポプラ社 2016-05-11
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ポプラ社のYA向けだったのかな。研修医で、各国で医療現場を覗きに行ったりするのだが、フツーの「女子旅」。ネパールのクリニックで診療ボラをしたみたいだが、これは法律上どうなのかと思いきや、運営者のネパール人も医師免許がない人だったというオチ。日本編まで付いているが、沖縄だった。研修医の働き問題もちらり。インドの後がキューバなので、当然、医療見学かと思いきや、ただ民宿でパーティみたいな話だった。

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2016年09月29日Thu [03:51] 南アジア  

カレー語辞典

カレー語辞典: カレーにまつわる言葉をイラストと豆知識でピリリと読み解くカレー語辞典: カレーにまつわる言葉をイラストと豆知識でピリリと読み解く
加来 翔太郎

誠文堂新光社 2016-08-08
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誠文堂新光社は他にも「コーヒー語辞典」、「ビール語辞典」、「パン語辞典」なんてのも出しているらしい。次は「ラーメン語」辺りか。麻婆豆腐はカレーに含まれるのかどうか論争が起きているとは知らんかったが、ドロドロした汁状のものをご飯にかけて食うとカレーということなのか。陳建一の店は分からんが、高級な店だと、麻婆豆腐をご飯にかけて食うのは憚られたりもするんではないかな。少なくとも中国人には麻婆豆腐とカレーは別もんだろう。ならば、スパゲッティ・ミートソースとかの方がよっぽどカレーに近いが、タコライスとかになると別ものか。インド人が日本のカレーを食って、これは何と言う料理ですかと聞いたなんて話もあるが、ネパールのダルバートとかタイのグリーンカレーなんてものも本来はカレーではないのだろう。

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2016年05月22日Sun [03:46] 南アジア  

核に魅入られた国家

核に魅入られた国家 知られざる拡散の実態核に魅入られた国家 知られざる拡散の実態
会川 晴之

毎日新聞出版 2016-03-25
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毎日連載の毎日記者による毎日の本。パキスタン、イラン、日本の3部構成。北朝鮮は除外したのかどうか分からんが、元々、カーン博士の取材をしていて、文春新書にまとめた人か。カーン博士のライバルとされたムバラクマンド博士という人の取材をパキスタン大使館に止められながらも、行ったところ、交通事故に2度遭ったとのこと。カーン博士に全ての責任を負わせたのは欧米の追及が厳しかったからみたいだが、カーン博士の役割は技術的な事より、調達の方に比重がああったか。イランがパキスタンから遠心分離機を導入した際、外国製という触れ込みだったのに実はパキスタン製だったので、問題になったそうだが、イランの様な国だと、パキスタンより科学的に優位にあるという自負があるか。もっともパキスタンもイランも北朝鮮の技術者が核開発に参画していたとも言われているのだが。

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2016年02月13日Sat [02:31] 南アジア  

アジア太平洋諸国の災害復興

アジア太平洋諸国の災害復興――人道支援・集落移転・防災と文化アジア太平洋諸国の災害復興――人道支援・集落移転・防災と文化
林 勲男

明石書店 2015-12-14
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日本学術会議の「自然災害軽減のための国際協力のあり方検討委員会」というところの成果本らしいが、2010年に発足した後、東日本大震災が起きるなどした為、なかなか提言をまとめることができなかったとのこと。日本の様に自力復興が可能な国はそれほど多くなく、海外NGOに復興を依存している国もあるから、そのフォーマット作りは早急に必要となろう。ワールド・オブ・ビジョンのインドの津波被害地域で活動などは興味深いが、本体がキリスト教NGOであるから、キリスト教徒が少数派の地域に教会を3つも建てて、住民は自力でヒンドゥー寺院を建設したという。住民に必要なのは地域の拠り所としてのヒンドゥー寺院な訳だが、NGO側はヒンドゥー寺院にカネを出す訳にもいかず、キリスト教会を建てたのだが、住民は特に不満を表すこともなく、ヒンドゥー教徒が教会に足を運ぶケースも少なくないのだという。これも非一神教のなせる業なのだが、東日本大震災の被災地が宗教の草刈り場となってしまう日本だとひと悶着はありそうだ。

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2015年02月02日Mon [01:03] 南アジア  

ブッダをたずねて

ブッダをたずねて 仏教二五〇〇年の歴史 (集英社新書)ブッダをたずねて 仏教二五〇〇年の歴史 (集英社新書)
立川 武蔵

集英社 2014-09-17
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トピックス方式。全部で108あるが「、この数字に意味があるのかはわからん。仏教が各地に伝達され変容していく様は一神教にはない寛容さを示していると思うが、仏像がなかった時代も長かったらしい。それ故ブッダの顔は一様ではないのだが肖像画が残っている訳ではないので、それも当然か。これだけ一神教世界やヒンズー教の暴力論理が蔓延ると、仏教が穏健な平和の宗教と誤解されるのだが、カンボジアで虐殺もあったし、別に仏教だからといって暴力的ではないとは言えない。仏教がインドで廃れたのはバラモンの権威を否定したからだそうだが、かつてヒンズー教を凌ぐ信徒数がいたという仏教をどうやってバラモンは巻き返したのだろうか。

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2014年06月10日Tue [02:38] 南アジア  

聖なるものの「かたち」

聖なるものの「かたち」――ユーラシア文明を旅する聖なるものの「かたち」――ユーラシア文明を旅する
立川 武蔵 大村 次郷

岩波書店 2014-02-27
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民博名誉教授のインド哲学者と写真家のコラボ。ヒンズー教世界の「聖なるもの」と日本のそれに共通点があるのは歴史的経緯からして不自然ではないのだが、聖と俗の切り替えが上手く利かないのが今の日本社会。それだけ「聖なるもの」の必要性が失われているとのことだろうが、俗化する聖に価値観が付いていかないというのもある。

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2014年04月30日Wed [01:10] 南アジア | 本・雑誌 |読書メモ  

世界を動かす聖者たち

世界を動かす聖者たち: グローバル時代のカリスマ (平凡社新書)世界を動かす聖者たち: グローバル時代のカリスマ (平凡社新書)
井田 克征

平凡社 2014-03-17
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取り上げられている中で、おそらくダライ・ラマが日本でも世界でも一番認知度が高いと思うが、他の聖者たちの地元での影響力はダライ・ラマを大きく上回る。ネパールのクマリ、チベットのダライ・ラマ以外は全てインドなのだが、サイババ、ハザーレー、ラームデーヴ、アンベードカルいずれも聖性よりもその俗性が強い人たちである。と思うのは部外者だからかもしれんが、いずれも聖者のイメージとは程遠い。言うなれば人間的なものであるが、インドではチベットやネパールの様な国民統合的象徴は成立しないのかもしれない。ガンディーの聖者イメージもインドでは確立されている訳ではなく、むしろ宗教勢力からは否定的に見られているという。アンベードカルなどはガンディーに対抗した人だが、現在も佐々木秀嶺師らによって続けられている仏教への集団改宗もその実、日常生活は実利的に処理している事が多く、改宗後もそのまま被差別民の補償金を受け取っていたりするらしい。

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2014年01月17日Fri [22:41] 南アジア | 本・雑誌 |読書メモ  

旅する種まきびと

旅する種まきびと旅する種まきびと
早川 ユミ

アノニマスタジオ 2013-05
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ひらがなにこだわりがあるらしいのだが、ひらがなで書いているからそうなったのか、元々そういうものなのか分からんが、小学生の作文を読まされている様で辛いものがある。1957年生まれというから、アラ還暦なのだが、経歴で書かれている様な人生の重みを全く感じさせない文章もすごいな。ただ、こういう時が止まっているオバサン旅行者はインド辺りには結構いる。

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シャプラニール流 人生を変える働き方シャプラニール流 人生を変える働き方
藤岡みなみ 2025PROJECT 渋谷敦志

エスプレ 2013-10-15
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これもシャプラニールのステマ本。この種の団体が欲しているのは人ではなく金なのだが、会員制ボランティア組織は会費とスタディツアーが資金源の柱となる。つまり金がない人間はボランティアにはなれないのだが、数少ない有給スタッフは既得権益となっているので、やる気があるとか、語学や技能、資格があるといった人は逆に敬遠されることが多い様だ。何だか貧しい人たちを救う崇高な精神を持った仲良し聖人集団みたいに描かれているけど、一般的には人間関係ドロドロというのがパターンじゃないかな。

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