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2019年02月17日Sun [14:00] ミャンマー/ビルマ  

チンドウィン川紀行



昭和15年生まれだと、今年79歳か。兼高かおるさんの様な旅行作家ではないから、現役はそろそろキツくなってくるかもしれん。何冊か読んでいるのだが、初期の作品は探検系であったのだろうか。最近は普通のツアー紀行みたい感じだが、それでもミャンマーの船旅10時間はこの年齢では大変なものである。BSで放送されたものとのことだが、例のインパール番組ではなく、その反響で作られた慰霊ものの方か。イデオロギーの人ではないので、普通に読めるが、逆にツッコミどころが無くてつまらんということにはもなる。

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2019年01月24日Thu [14:37] ミャンマー/ビルマ  

インパール作戦悲劇の構図 



去年のNHKで放送されたインパール番組の反響は大きかった様で、遺族のMeToo番組まで作られたのだが、こうして個人の「記憶」が全体の史実として確定されていくのが戦争という歴史なのである。テレビという特性上それはやむを得ないし、NHKは当時も今も主体は異なれどプロパガンダ機関である訳だから、国民の「記憶」を構築させるという役割はある。潮書房光人社や著者はあそういや立場にないので、同じく証言を使ったとしても、あくまで検証という形になるのだが、年月と戦死者の数によって限定される証言が失われた証言以上の重みを持つのかどうかということも考えたい。

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2018年12月12日Wed [14:25] ミャンマー/ビルマ  

ミャンマー民主化運動



ミャンマー民主化運動ということで、最近の民主化プロセスの話かと思ったら、全編8888だった。当時は専調で大使館にいて、リアルでウォッチしていた人らしいのだが、あの頃に在留邦人だと、一番間近で関わっていた人なのかな。東外大ビルマ語辺りはこの時期も留学生を送れていたのか分からんが、日本のビルマ関連では根本敬とか出てくるのは同じ人ばかりであった印象も。過去に色んなおころで発表したものをまとめたものとのことだが、88年直後に本を出せた訳ではなさそうだ。最近はアウンサンスーチーの凋落がエラいことになっているが、少数民族関係ではこの頃から問題点はあったみたいで、分離独立権まで念頭になかったことは今も昔も変わらない様だ。民主化運動も反軍政という錦で合流した連合体が担っていた訳であるが、アウンサンスーチーはその立場上も連邦維持は揺るがせないものではあろう。

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2018年08月17日Fri [05:00] ミャンマー/ビルマ  

ビルマのラストエンペラー

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藤崎一雄

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ビルマの国王話って、あまり聞いたことがないのだが、英国がインドに幽閉して終焉させたのか。王位継承者や王政復古派が存在するのか知らんが、少なくとも統一のシンボルとしての王という見方はない様だ。底本は訳120年前で、ビルマの古本屋で訳者の友人が見つけてくれた本とのことだが、訳者は文化放送を定年退職した人で、著者はイギリスの作家だという。卿はビルマ語のタキンの意味みたいで、別に大臣とか貴族とかではないのか。王宮の待女であったビルマ人から王の話を聞くというスタイルなのだが、千一夜物語みたいな感じだな。王女が少年僧に恋して、共に死刑になるという話は似たような物語がどっかにもあった様な。

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2018年06月16日Sat [18:53] ミャンマー/ビルマ  

エーヤーワディーの河の流れ

エーヤーワディーの河の流れ: 流域とのダイアローグエーヤーワディーの河の流れ: 流域とのダイアローグ
春山 成子 ケイトエライン Kay Thwe Hlaing

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古今の地理本。日本人とミャンマー人研究者の共著であるが、分担がどうなっているのかよく分からん。ミャンマー人の方は英語執筆みたいだが、訳者のクレジットとかは無いし、エッセイっぽいのが日本人、データっぽいのがミャンマー人だろうか。30年前にヤンゴンに初めて行った話などもあるが、30年前というと88か。その辺の話は一切無いのは地理研究者の面目躍如ということかもしれんけど、本屋巡りをして、参考書を集めるといった研究者の性は当時のラングーンでも活動の余地があって、知られざる読書大国ビルマの姿を窺える。

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2018年05月27日Sun [03:27] ミャンマー/ビルマ  

はじめてのミャンマー

はじめてのミャンマー: 現地在住日本人ライターが案内するはじめてのミャンマー: 現地在住日本人ライターが案内する
板坂 真季

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TVガイドの発行元か。発売は徳間なんだな。ミャンマーもある意味「普通の国」になったのだが、現地物価とビジネス物価の乖離はまだ生じているのかな。その辺にチャンスを求めて帰国した日本の元難民(申請者)の日本人ではなく、現地人向けの日本料理の店を開くパターンが多いよう。日暮里で仕入れたロンジー生地商売も最近d値はそれほど利ざやは稼げんだろう。日本人観光客がこれから増える余地があるのか、もうピークが過ぎたのか分からんが、まだ雰囲気が残っている時代に行っといてよかったという感じである。

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2018年05月15日Tue [00:59] ミャンマー/ビルマ  

「インパール作戦回想録」

「インパール作戦回想録」
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アマゾンは無論、存在自体が全く検索に引っかからない。唯一、発行元の船橋のデザイン会社はあったが、本の紹介などはなし、ISBNも付いているし、定価もあるのだが、本を買う手段があるのかどうかも分からん。著者は監修者の義父だそうで、監修者は水道端図書館館長とのこと。文京区の中央館である真砂と水道端に蔵書されている様だが、カーリルでも出てこない。国会図書館には入れた様だ。寄贈本かもしれんが、もし購入という形であったら、職権乱用臭い。NHKでインパール牟田口戦犯説をやっていたが、監修者は牟田口とは小岩で隣人であったという。慰安婦100人と同船し、心を通わせたという話やイギリス兵は紳士的であったという話もある。

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2017年10月04日Wed [06:28] ミャンマー/ビルマ  

ミャンマー経済の基礎知識

170830dai.jpgミャンマー経済の基礎知識
水谷 俊博 堀間 洋平

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JRERO本。フロンティア・ミャンマーはもうオワコンなのかと思ったのだが、オフィス相場上昇はまだ続いているのか。単に供給不足の問題なのだが、中々改善されないところを見ると、値崩れを恐れて中国系の投資建設ラッシュに繋がっていないのかな。ロヒンギャ問題でも中国との関係が背景にあると言われているのだが、カンボジアみたいにさっときて、さっと回収という訳にはいかないのかも。統計をとってみたら、総人口が500万人も少なかったというのはギャグみたいな話だが、男性人口が出稼ぎで、国外流出以前に正確な統計がその前に出来ていたのかというのもある。地理的、市場的、教育水準にしても東南アジアの大国として復活する条件は揃っているのだが、やはり軍事政権の負の遺産が大き過ぎるか。アウンサンスーチーも後継者がいないから、軍部としても数年妥協すれば良いだけと考えているんじゃないかな。

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2017年07月16日Sun [06:04] ミャンマー/ビルマ  

ピープルズ

ピープルズ~ミャンマー暮らしの日々~ピープルズ~ミャンマー暮らしの日々~
片桐 雙観

清風堂書店 2017-06-30
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梅田の清風堂書店は自費出版サロンなんてのがあるのか。よく分からん経歴の人だが、70歳の時、ミャンマー人の若い嫁さんとビンウルィンでカフェを経営し、3年ほどで撤退したらしい。今は77歳か。他国を批判するつもりは毛頭ないとのことだが、批判のオンパレード。この年代の人はもうしょうがないか。教育関係とか仏教関係の経歴があって、紆余曲折だった様だが、近頃の若い者はというのをミャンマーに来てやっている。まあ実際に現地で店でもやれば、日本の若者と違って、貧しくとも向上心があり、眼がキラキラしてなんてことは言えんわな。

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2017年02月23日Thu [05:51] ミャンマー/ビルマ  

ミャンマー権力闘争

ミャンマー権力闘争 アウンサンスーチー、新政権の攻防ミャンマー権力闘争 アウンサンスーチー、新政権の攻防
藤川 大樹 大橋 洋一郎

KADOKAWA 2017-02-02
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中日新聞のコンビ。このタイトルだから、新政権か軍事政権時代の権力闘争の話かと思ったら、ほぼアウンサンスーチーの話だった。ちょっと前までのビルマものはアウンサンスーチーのブランド力に頼っていたところがあったのだが、フロンティアにお株を奪われて、バブルが一段落して、アウンサンスーチーに戻ったといった感じか。アウンサンスーチーの京大時代などの取材にも力入れていて、借りた図書なども暴露されてしまうのだが、外務省は矢野暢にセクハラされて、帰国してしまったという噂を信じていたのか。矢野が受けれたという事実は隠せないが、矢野がノーベル平和賞級の人物にまで手を出してたとなると、国際問題になるだろう。外務省は余計な詮索をすべきではない。この頃でもハッとする様な美人であったというから、着物でも着て嵐山の散策などしたら皆が振り返っただろうが、そうすると親子二代で日本人にされたと文句言ってくる界隈があったかもしれん。

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myannma.pngミャンマー-“Yangon Press”で読み取る現実と真実
栗原 富雄

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ヤンゴンプレスは現地日本語紙なのか。著者は編集長とのことで、実質自分で書いたものを読み取るという分けか。フロンティア・バブルのせいで、家賃は高騰したものの、進出企業も増えたから、商売は良かったのだろう。時折、だからミャンマーはダメなんだみたいな上から目線の記事があるのはご愛嬌の範囲なのかな。いずれにしても、現実と真実は抽象的なものだから、新聞は答えを提示するのではなく、現象を伝えてくれれば十分である。なぜだか分らんが、後半は女性ばかりのインタビュー。編集長の好みなのか。

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2016年12月30日Fri [06:24] ミャンマー/ビルマ  

泡沫のビルマ戦記

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泡沫のビルマ戦記

(非売品)と明記してある。NPO法人生きがいを支援する会というのは狭山で老人学級みたいなことをしている様だが、印刷・製本は伊万里の会社なんだな。著者の教え子の一人がNPO法人の会員で、航空自衛隊OBだった関係で、自衛隊関係者の手により作業が進められたという。著者は平成27年に亡くなられたということだが、インパール作戦の生き残りが95歳まで生きたのか。手記はもっと前に書かれたものだろう。マレーシアやタイで従軍中、普通にカフェーでお茶したり、食堂で飯食ったりしているのだが、こういう話は中国大陸でもあって、どうも伝えられている様な「三光作戦」とは別世界の様。「アーロン収容所」でもあったが、収容所に入れられた日本兵にビルマ人が食事を差し入れにくるというのも普通にあったことらしい。

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