2017年09月06日Wed [05:00] ベトナム  

観光コースでないサイゴン

観光コースでないサイゴン (観光コースでないシリーズ)観光コースでないサイゴン (観光コースでないシリーズ)
野島 和男

高文研 2017-07-26
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高文研だからという訳ではないが、サイゴン(ホーチミン)。サイゴンの認知度はもうホーチミンより下なのだろうか。とはいえ、地元はサイゴンはサイゴンであって、ホーチミンはホーチミンである。例によって、ベトナム戦争世代の特派員か何かかと思ったのだが、その世代はもう現役にはいないか。何でも40代で生活習慣病となり、嫁の国であるベトナムに移住したという人だそうで、それまでの経歴はよく分からん。何やかんやで日本語教師をしているそうだが、ドクちゃん本の翻訳を高文研から出しているらしい。ドクちゃんは日共系列っぽいが、観光コースではないと言っても、それほど戦争色は強くない。むしろそれ以前のフランス時代の記述が多いのは風景がそうであるからだが、サイゴン解放がもはや、栄光の歴史ではなくなった事を意味している様にも思える。

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2017年08月04日Fri [05:06] ベトナム  

3泊5日のハノイ旅ガイドBOOK

3泊5日のハノイ旅ガイドBOOK3泊5日のハノイ旅ガイドBOOK
西澤智子

河出書房新社 2017-02-16
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サブタイトルは「おいしい、かわいい」が付いているだけなので、店もの、飯もの。見事なまでにそれしかない。ベトナム小物買いはまだ流行っているのか。安定期に入ったんだろうな。タイアップはベトナム航空だけど、スッチーも捕まったりしているから、LCCに淘汰されるかもしれんね。カネは昔はホテルとかドル建てドル払いだったんけど、これもドンが幅を利かせているのか。中国人観光役はやはりベトナムには行かないのかな。

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2017年07月27日Thu [05:47] ベトナム  

旅する心のつくりかた 

旅する心のつくりかた―楽しきかな、わが冒険人生 (The Interviews)旅する心のつくりかた―楽しきかな、わが冒険人生 (The Interviews)
石川 文洋 岡野 明子

サンポスト 2017-05-01
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オラヒスというかインタビュー本。石川文洋は本多勝一と違って、まだ現役で活動しているな。再婚した若い嫁がいるということもあるのだろうが、心筋梗塞をやっているみたいなので、いつ心臓が止まるか分からないから、やれるものはやっておくというのがあるのかもしれん。インタビューアーの人は女性ものなどがメインの人で、ちょっとキャラが違う感じはするのだが、この世界にいる若い女性にとって石川文洋みたいな爺さんは他と違う感があるのだろう。サンポストはカタログとかの制作をしている会社みたいで、特にイデオロギー臭はない。石川文洋が左翼の側にいるのも、シニア左翼とかではなく、生きた時代と現場が左翼であったからであって、そこが住処である以上、老後もそこで過ごすのが当然だからである。

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2017年04月22日Sat [06:04] ベトナム  

澤田教一故郷と戦場

澤田教一 故郷と戦場澤田教一 故郷と戦場
澤田 教一

羽鳥書店 2016-10-19
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故郷の青森県立美術館で開かれた展示会本らしい。去年が生誕80年だったか。石川文洋は二つ下。アラーキーと篠山紀信は4つ下だが、澤田が生きていても現役ではなかったろうな。石川文洋が寄稿しているが、石川が記録しただけでも50人もの日本人カメラマンがベトナムに来て、16人事実上戦死している。石川はそのうち12人知っているそうだが、実績のあったカメラマンは桑原史成だけで、澤田も岡村も一ノ瀬も当時は無名。岩波新書で有名になった岡村は生き残ったが、56歳で亡くなっているから早世には違いない。当時のベトナムと今のシリアでは事情が異なるが、戦場という被写体には魔性の魅力があるのだろう。

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2016年11月08日Tue [05:50] ベトナム  

ハノイの寺

ハノイの寺 (ベトナムの仏と神をたずねて)ハノイの寺 (ベトナムの仏と神をたずねて)
金田力

創土社 2016-07-12
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シリーズ ベトナムの仏と神をたずねて①とあって、②、③も続刊予定らしい。定年後にベトナムに来てベトナム語の勉強しているという人が著者となっているが、底本があって、ベトナムの仏教ガイドブックの様だ。写真などは自分で写したのだろうが、たしかに文の方は旧跡の案内板を読まされている様な。ベトナムはカンボジアとか中国みたいなことをやった訳ではないし、僧侶の焼身自殺などもあったので、寺が破壊されたりはしなかったと思うが、タイとかミャンマーみたいに寺が目立つことはないな。拝観料とるところもあるらしいが、これは外国人だけなのだろうか。

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2016年10月26日Wed [04:07] ベトナム  

ハノイ発夜行バス、南下してホーチミン

ハノイ発夜行バス、南下してホーチミン ベトナム1800キロ縦断旅 (幻冬舎文庫)ハノイ発夜行バス、南下してホーチミン ベトナム1800キロ縦断旅 (幻冬舎文庫)
吉田 友和

幻冬舎 2016-06-10
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ポスト下川の時代を反映した書き手なのかな。ネット、ホテル予約、短期間、夫婦旅といった旅要素は東南アジアでも主流になってきているか。ばられ話もネタになるから、損ではないのだが、ベトナムのその辺りは改善されてはいないのか。外人からは多く取っても良いというか、とるのが当然だという風潮は別にベトナムの歴史に起因している訳ではなく、割合普遍的なものなのだが、日本でもそういう時代がかつてあったことがあるのだろうか。日本人と外国人の経済力格差が決定的であったのは戦後数年だが、その当時の外人は第三国人を含めて支配者階級であったので、下手な真似はできなかっとも思われる。五輪や万博の頃でも外国人はまだ珍しい存在だったから、一部の店以外は外人だからといって、咄嗟に値段を吊り上げることもできなかったろう。そもそも町中の商店で値下げ交渉が当然だった時代はあったのだろうか。関西が舞台の映画などではよくそういう場面が出てくるが。

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2016年08月26日Fri [05:41] ベトナム  

ベトナムの工業化と日本企業

ベトナム工業化と日本企業ベトナム工業化と日本企業
前田 啓一 池部 亮

同友館 2016-07-08
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大商大とジェトロのコラボ。チャイナ・プラスワンの第一選択となっているベトナムだが、中国との競争力で勝る商品は1%程度らしい。賃金の額よりも労働生産性を基準にしないといけない訳だが、そうなると中国にはまだ及ばないということになるか。インフラも現地調達率も到底中国には及ばないので、単純に一国集中や政治上のカントリーリスクを避けるといった事情でのチャイナ・プラスワンがベトナムのプル要因となるか。その上で、今後の工業化次第という話になるのだが、ベトナムの優位性が確立した場合、周辺国であるCLMはベトナムとの差異が顕著であるので、タイとの競合の時代になるかもしれない。

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2016年08月25日Thu [02:21] ベトナム  

ベトナム「ビジネス」「生活」大事典 2016

ベトナム「ビジネス」「生活」大事典 2016年版ベトナム「ビジネス」「生活」大事典 2016年版
週刊ベッター

キョーハンブックス 2016-05-30
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カナリア書房の手抜き事典がバージョンアップしたのはキューハンブックスがこの方面に攻勢をかけてきたからかな。キューハンはあくまで日本の発売元で、日本人向けの情報誌を発行しているところが主体みたいだが、広告取り頑張っているな。日本人生徒向け塾は3つ載っている。幼稚園もハノイとホーチミンに3つずつあるのか。タイプラスワンでもチャイナプラスワン双方にベトナムは機能するから、労働集約型はベトナムが第一選択になってくるか。

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2016年07月19日Tue [01:19] ベトナム  

ベトナムとビジネスをするための鉄則55

ベトナムとビジネスをするための鉄則55 (アルク はたらく×英語シリーズ)ベトナムとビジネスをするための鉄則55 (アルク はたらく×英語シリーズ)
古川 悠紀

アルク 2016-06-23
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アルクの「 はたらく×英語シリーズ」..。前にインド編を読んだが、ベトナムも「はたらく×英語」になるのか。ベトナムの会社に電話したら、どこも英語が通じるというのだが、そうなのかな。ASEANはすっかり英語圏ということで、定着しているのか。鉄則といっても、別に事前に学習するほどのものでもなかろうが、ベトナム人が外国人からは「中国の子ども」と呼ばれているのには笑った。大抵のベトナム人は激怒するだろうけど、珠江デルタ辺りから、ベトナムにシフトしてきた人たちなどは、ああこれはと思うことが多かろう。

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2016年06月15日Wed [03:17] ベトナム  

ベ平連と市民運動の現在

ベ平連と市民運動の現在  吉川勇一が遺したものベ平連と市民運動の現在 吉川勇一が遺したもの
高草木 光一

花伝社 2016-04-30
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小田実がベ平連の表の顔だとしたら、ベ平連を実際に取り仕切っていたのが吉川勇一という人らしい。共産党員で運動圏の生き字引だったそうだが、去年亡くなり、その追悼本みたいなもの。共産党はお約束の規律違反での破門となったみたいだが、党と完全に決別した訳でもなく、ベ平連と共産党の絡みもあったのかもしれない。小田実とは微妙な関係であり、またKGBのスパイであったあったことがCIA文書に記録されているそうだが、まあその辺は運動屋の手段でもある。よく分からんが、SEALDsをベ平連の再来とした上で、その背後に共産党とか他国の影がある事を匂わせている様にも読める。

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2016年04月12日Tue [03:34] ベトナム  

米中和解と中越関係

米中和解と中越関係―中国の対ベトナム政策を中心に米中和解と中越関係―中国の対ベトナム政策を中心に
張 剣波

社会評論社 2015-12
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博論もの。中日ボランティア協会なるものの人か。朱建栄ラインの体制側の人みたいだが、大丈夫かな。朱の影響かどうか分からんが、朱建栄と研究テーマが被っている。中国とベトナム戦争に関して、中国の悪役イメージを正すという目的はあるのだろう。中国では戦争中にベトナムを援助したのに、ベトナムが裏切ったという認識が一般的で、鄧小平自身が「懲罰」を認めたりしているのだから、異論はほぼ無いと言って良い。ポルポト支援もその布石ではあったのだが、抗仏戦争の時にベトナムを支援したところ、ラオス、カンボジアから帝国主義呼ばわりされ、ベトナムを中心としたインドシナ共産党体制とは一線を画したのだという。ベトナム牽制の為にラオス、カンボジアを手懐けるという「分断統治」はこの当時から現在まで連綿としているのだろうが、ベトナム支援の転機となったのがホーチミンの死去だという。「親中派」のホーチミンは「親ソ派」のレ・ズアンに国内政治では劣勢に立たされていたそうで、レ・ズアンの評価は厳しく、モスクワで「ソ連は我が祖国」と言ったともしている。米中和解で台湾問題を優先させる為にベトナムを切り捨てたという定説も否定しているのだが、今にして思えば、南シナ海の問題もここに原点があるか。

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2016年02月06日Sat [02:54] ベトナム  

水上マーケットの朝、アヒル粥の夜

水上マーケットの朝、アヒル粥の夜 あっちこっちベトナム旅ごはん水上マーケットの朝、アヒル粥の夜 あっちこっちベトナム旅ごはん
高谷 亜由

幻冬舎 2015-12-17
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ベトナム料理教室を主宰している人らしい。ベトナム人ではなく、ベトナムに15年前に初めて行って以来、料理講師を生業にしている様だ。ベトナム料理店は意外と日本人経営が多いのだが、在日ベトナム人も就学生、留学生上りが多くなってきたので、エスニック・ビジネス化はこれから進むのかもしれない。著者もそうだが、ベトナム料理は女性の支持が高く、ヘルシーなイメージがあるのかな。共産カフェは日本進出したら、その趣味のクラスタから評判になりそうだが。

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