2017年04月24日Mon [05:35] フィリピン  

アメリカに喧嘩を売る国

アメリカに喧嘩を売る国 フィリピン大統領ロドリゴ・ドゥテルテの政治手腕アメリカに喧嘩を売る国 フィリピン大統領ロドリゴ・ドゥテルテの政治手腕
古谷 経衡

ベストセラーズ 2017-01-26
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私もなんで古谷経衡なんだと思ったのだが、トランプ本には群がる版元もドゥテルテ本の書き手を探せなかったのか、企画自体がなかったのか。古谷の最近の傾向だと、トランプ同様忌み嫌う対象なのかとも思うのだが、タイトルに表れている様に反米の面を評価したんだな。トランプとは全然違うのは確かで、元々中国系ということもあるのだが、トランプとか南米のポピュリズム政治家とは違うアジア家父長型の人である。ダバオとマニラが別世界というのは大袈裟かと思うが、ドゥテルテのスタイルは庶民型リー・クアン・ユーみたいなもので、警察の汚職を厳罰化し、市民を味方につけ、公権力を以って悪を駆逐するというものだが、これは香港の成功例が知られている。習近平がそれに学んでいるのは間違いないが、そんな事は言わんのだろう。このモデルがアジアでは有効なのだが、失敗国家の大抵は警察が腐っている。南シナ海に関する古谷の認識は完全におかしいのだが、その辺はエンタメ思想家だから、まあいいか。

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2017年03月23日Thu [05:31] フィリピン  

フィリピン

フィリピン―急成長する若き「大国」 (中公新書)フィリピン―急成長する若き「大国」 (中公新書)
井出 穣治

中央公論新社 2017-02-19
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キャラ立ちという点ではトランプより上なんだから、ドゥテルテ本がもっと出てよいよ思うのだが、なぜか古谷経衡のが一冊出ているだけか。やはりドゥテルテ以前にフィリピンという国を学ばないといえKないという事で、IMFでフィリピン担当エコノミストをしたという日銀職員が著者。人口動態、教育水準はどちらをとっても、高度成長が期待できる訳だが、問題はマイナス要因の多さで、高い英語力も逆にそれが海外出稼ぎ、移住のプル要因になるから、正しい選択はポスト・タイをベトナムと競う事であろう。投資を妨げているのは治安状況のだから、その点ではドゥテルテが王道なのかもしれん。

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2016年12月21日Wed [05:39] フィリピン  

ビジネスパーソンのためのセブ英語留学

ビジネスパーソンのための セブ英語留学ビジネスパーソンのための セブ英語留学
安藤 美冬

東洋経済新報社 2016-07-01
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もうセブ英語留学本はいい加減にしたいんだけど、未読のがあると一応読まんといけない。どれも仲介屋の啓蒙本なのだが、この著者は珍しく女性。肩書が「フリーランサー」というのがよく分からんが、フリーターとは違うのか。在学者の座談会みたいのもあって、先生と生徒の恋愛話で盛り上がっていたりもするのだが、先生のほとんどは女性である。まあ別の目的で来る輩もいるのだろう。「ビジネスパーソンのために」となっているけど、40代の人が生徒が学生ばかりの学校なので、浮いてしまうとか言っている。しかし、英語初心者とか英語ゼロとか言っているけど、日本人で英語初心者という人はいるのかな。

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2016年12月15日Thu [05:08] フィリピン  

フィリピン戦跡ガイド

フィリピン戦跡ガイド: 戦争犠牲者への追悼の旅 (戦跡ガイドシリーズ)フィリピン戦跡ガイド: 戦争犠牲者への追悼の旅 (戦跡ガイドシリーズ)
小西 誠

社会批評社 2016-07-30
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他のモノを出しているのかどうか分からんが、反戦自衛官の出版社はまだ続いているんだな。本社所在地は中野の小西ビルとのことだが、まさかの自社ビルなのか。日本軍虐殺の地ガイドとなると、シンガポール、フィリピンの次は中国になるのか。中国もフィリピンとの関係改善には米国よりも日本カードの方が使いやすいだろうから、これからフィリピンの「愛国教育基地」も整備されていくのかもしれん。

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2016年12月11日Sun [04:31] フィリピン  

ボクシングと大東亜

ボクシングと大東亜 東洋選手権と戦後アジア外交ボクシングと大東亜 東洋選手権と戦後アジア外交
乗松 優

忘羊社 2016-06-22
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版元は福岡の自費系みたいだが、この本自体は各紙で取り上げられるなど、話題になっている様だ。石風社出身の人が立ち上げた社なのか。著者は九大出の人だが、博論ベースなのだろうか。中身は研究というより、ノンフィクションっぽい。ボクシングとか空手、ムエタイなどのお研究本は大抵、実践者だが、この著者もそうらしい。野球やサッカーなどはそうでもなく、観戦者が多いのだが、研究の道はボクシングなどの個人鍛錬系に通じるものはあるか。フィリピン人ボクサーの研究は前にも読んだことがあったが、パッキャオの様なスーパースターがいる一方、日本では「咬ませ犬」的出稼ぎボクサーが多い。ただ、フィリピンのボクシングが日本のお手本だった時代があって、白井義男が世界タイトルを奪った相手のダド・マリノもフィリピン系アメリカ人である。バンドマンがフィリピン人の代名詞であった時代もあるが、ボクシングと音楽は興行師が共通していて、上海のバンドマンであったフィリピン人プロモーターが日本のボクシング振興に一役買っていたいたらしい。後に金平ジムがサンバ・クラブを経営して、ロシア人ホステスとロシア人ボクサーを連れてくるなんてことがあったが、それは戦後から連綿としていた経営スタイルであったか。

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2016年12月08日Thu [04:07] フィリピン  

セブ島英語留学完全ガイド

格安&短期間で英語力アップ! セブ島英語留学完全ガイド格安&短期間で英語力アップ! セブ島英語留学完全ガイド
太田 裕二

幻冬舎 2016-11-10
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手元にもう1冊あるが、セブ島英語留学本は何冊出てるんだ。それだけ需要があるということなのか、PRでばら撒いているのか分からんが、韓流ビジネスとしては、日本市場を「攻略」してナンボの世界か。費用対効果は分からんが、その志望動機の圧倒的多数は費用の安さだろう。ただ、欧米の三分の一という費用は安いのか。

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億万長者になりたければ、フィリピン不動産を買いなさい億万長者になりたければ、フィリピン不動産を買いなさい
鈴木 廣政 渡辺 頼子

幻冬舎 2016-02-27
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まさかフィリピンとは全く縁がない素人がこの本読んで億万長者になれるなどとは思わんだろうし、ピンキチでもさすがに騙されることはなかろう。一応、その根拠は示していて、一千万くらいの物件を買って、3年くらい寝かして廻していけば良いとのこと。ただ、フィリピンの若年人口とか、英語力だとか、経済成長、政治安定などの売り文句を妄信する必要はあるが。しかし、フィリピンでは外国人名義では不動産購入できないこと。法人名義でもフィリピン人が60%以上の出資していなくてはならないということも記してはあるのだが、ただ、それだけ。実際にマンションを何件も誰の名義で、誰の出資でといった肝心の方法は示していない。シャチョーさん用か。

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2016年04月22日Fri [02:12] フィリピン  

年金deリッチに暮らすinダバオ

年金 de リッチに暮らす in ダバオ年金 de リッチに暮らす in ダバオ
足立 恭一郎

ブイツーソリューション 2015-09-30
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農水省を定年退職したら、「ワーキング・プア」並みの年金しかないことに気づき、ダバオに移住したらしいが、それでもカラー刷りの自費出版。何でも「本づくり」が定年後の目標であったらしい。ただ、専門の有機農業の本などはコモンズから出している様だ。まあ移住前に離婚して、移住後にフィリピン人と再婚したらしいから。その辺の事情もあったのだろう。ダバオと言えば、大統領選でフィリピンのトランプ的存在になっているドゥルテ市長なのだが、彼について書いている部分だけは興味深い。誘拐犯を自ら追跡し、銃撃戦となったり、犯罪者の射殺を命じて、自分が大統領になったら、フィリピン中が死体の山となる発言したり、ポピュリズムというか、劇場型政治家である。トランプでもそうだが、こうした人が台頭してくるのは反知性主義ではなく、政治の隘路の末だと思う。

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2016年04月12日Tue [02:53] フィリピン  

ビデオ・メッセージでむすぶアジアと日本

ビデオ・メッセージでむすぶアジアと日本―わたしがやってきた戦争のつたえ方 (教科書に書かれなかった戦争)ビデオ・メッセージでむすぶアジアと日本―わたしがやってきた戦争のつたえ方 (教科書に書かれなかった戦争)
神 直子

梨の木舎 2015-05
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ブリッジ・フォー・ピースというNPOらしいが、レインボー・ブリッジを思い起こさせるな。フィリピン戦に従軍した日本兵のビデオ・メッセージをフィリピンの人に見てもらうという運動をしているらしいが、ビデオを見たフィリピン人に、どうしてほしいですかと聞いたら、カネをくれと言われたという。今更そんなビデオ見せられて、フィリピン人もその真意を測りかねるのは当然かと思うが、日本の純な若者たちは困ってしまう。代表者である著者はそれはそれで受け止めるべきとしているのだが、NPOが個別に補償する訳でもなく、無用な誤解を招いたという意識はない。そうした天然の運動だから、最強の「反日ロビー」である北米の韓国・中国系「市民団体」に目を付けられ、カナダまで出かけて行って、燃料にされたりしている。とにかく自分たちは加害者側なので相手の側の立場になって行動しなくてはならいとアホの極み。そこまでナイーブになれるのは「原罪」意識というキリスト教的犠牲精神なのだろうけど、フィリピンの被害者に対してならともかく、中韓の職業活動家に反論もせず、贖罪意識を持って接してたら付け込まれるだけ。

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小野田寛郎は29年間、ルバング島で何をしていたのか小野田寛郎は29年間、ルバング島で何をしていたのか
斎藤 充功

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冒頭から、小野田嫁の干渉がスゴイのだが、この嫁にしても、「小野田を発見した」鈴木青年にしても、その筋が送り込んだ人間なのかな。ネタバレすまんが、結局、ルバング島で何をしていたかというと山下財宝の保護だという。後半は小野田の話ではなく、もっぱら財宝ネタなのだが、これが絡むと、M資金だの、天皇だの、笹川児玉だの、マルコスだの、CIAだの収拾がつかなくなるから、小野田みたいに世間の脚光を浴びた人間が管理していたかどうかは疑問があるけど、まあ横井さんよりは浮世離れしている観はあるな。中野学校出身とはいえ、静岡の二又分校で、そこで人間改造されるほどのものはないと同期が証言しているし、ゴーストライターが暴露本で、小野田は英雄でも武士でもないと書いているみたいだから、それはそうなのだろう。ブラジル移住も自然塾も印税が1億もあれば十分だったろうが、笹川が財宝の回収に成功したということだけはマジッぽいな。そのカネは息子がバラマキで洗浄しているか。

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2016年02月29日Mon [02:56] フィリピン  

国のために潔く 

国のために潔く BC級戦犯の獄中日記 (SEIRINDO BOOKS)国のために潔く BC級戦犯の獄中日記 (SEIRINDO BOOKS)
久山忍

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青林堂だが、、こういうのは同じ中身でも青林堂から出たら右翼本、岩波から出たら反戦本になるのかな。特に外地で行われた裁判、ほとんどが「報復裁判」であったろうし、日本ではBC級は加害者であるという認識はあまりなく、多くが被害者として認識されているのではなかろうか。もっとも、戦後のこの時期は「戦犯」の家族はかつての「アカ」の家族並に白眼視されていたこともある様で、「私は貝になりたい」辺りから認識の変化が生じたのかな。その前に「モンテンルパの夜は更けて」があったか。

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2016年02月18日Thu [02:48] フィリピン  

フィリピン留学決定版

英語はアジアで学ぶ時代がきた! フィリピン留学 [決定版]英語はアジアで学ぶ時代がきた! フィリピン留学 [決定版]
中川 友康

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フィリピン留学本もたくさん出ている様で、まだ数冊か。韓国人8割、日本人2割くらいの構成らしいから、まだまだ潜在需要はあるということか。ただ、月21万円くらいというのは言われているほど安くはない様な。韓国は「全留」時代に突入したそうだが、そうなるとフィリピン留学組は仕方なく来ているという子たちが多数を占める為、韓国系は軍隊式を導入しているところも多いらしい。よく分からんのが、学内で全て生活が成り立つので現地の人と接する事はありませんというのがメリットとされている点。フィリピン式の英語に影響されないということらしいのだが、治安とかその辺の問題があるにしても。なんだかなあ留学ではある。

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