2018年04月22日Sun [05:28] 中国  

習近平の絶対化でいま中国で起きている大破局

習近平の絶対化でいま中国で起きている大破局: 経済も民心も急速に荒廃 緊迫の現地から衝撃レポート習近平の絶対化でいま中国で起きている大破局: 経済も民心も急速に荒廃 緊迫の現地から衝撃レポート
劉 文志

徳間書店 2017-12-21
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1962年生まれのジャーナリストで、2017年に米国に移住したとある。中国語でも検索してみたが、百度とかだと出てこんか。流石に本名ではなかろうが、訳者のクレジットがないので、日本語で書いたという設定なのか。日本文化の興味が強く、陶芸への造詣も深いとある。昨日読んだ中国人富裕層にも重なるキャラだが、中国も中国人もディスる点も被る。「愛国者」を憎み、自国を蔑むのは日本の自称リベラルと同じなのだが、日本死ね中国スゴイ系と中国死ね日本スゴイ系の親和性があるのかは分からん。ゲイリー・ロックが壮大に中国人をディスっていたとは知らんかったが、アメリカ華人と中国大陸人はお互い嫌っているという印象はある。中国人は日本に対しては余裕を見せるようになったが、アメリカに対してはまだまだコンプレックスは強い。ゲイリー・ロックが大使を辞めた事情はよく知らんけど、祖父の代を引き継いだ華南的価値観を引きずっている様にも思える。

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2018年04月21日Sat [06:49] 中国  

中国人富裕層はなぜ「日本の老舗」が好きなのか

中国人富裕層はなぜ「日本の老舗」が好きなのか ―中国インバウンド54のヒント中国人富裕層はなぜ「日本の老舗」が好きなのか ―中国インバウンド54のヒント
中島 恵

プレジデント社 2018-02-10
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中国人富裕層と共に最近絶頂期な感じもする著者なのだが、政治ネタには手を出さずにこのテーマに特化するのは正解かな。1988年に初めて北京に行き、1990年にも滞在したとあるがその間の1989年に何があったかは触れない。爆買いがオワコンであることはもうマスコミも一般人にも認識されていることで、富裕層や中間層の地方観光地熱もその地方ではよく知られている話ではあろう。価値観の多元化がその背景にあることは確かなのだが、「中国人観光客」を嫌うのは日本人ではなく、当の中国人観光客であるというこてゃあまり知られていないのかもしれない。台湾人観光客は中国人と同じに見られたくないから、中国語は話さないなんていう話もあったが、富裕層中国人観光客は中間層中国人がいると騒々しいから嫌なのだという。かつての「農協ツアー」時代でも日本人個人客は海外で日本人団体客に遭遇すると気まずい思いをしたと思うが、それに近い感覚か。ただ、今の中国人富裕層はカネの魔力の上に成り立っているので、値段が高ければ高いほどサービスが良いという認識に一点の曇りもないという。日本ではガストの490円ランチでも、果ては無料の役所、図書館などの公共機関でも、客扱いのサービスが受けられるのだが、中国ではそうしたことは有り得ないのか。

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2018年04月20日Fri [03:42] 中国  

冗談か悪夢のような中国という災厄

冗談か悪夢のような中国という災厄冗談か悪夢のような中国という災厄
石平

ビジネス社 2017-09-21
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石平の本は相変わらずタイトルがアレなのだが、ビジネス社のビジネスなので、その辺は大目に見てほしい。とはいえ、界隈からはヘイト本認定されることには変わらんのだが、帰化した中国人が祖国をディスってもヘイト・スピーチになるんか。そうなると、韓国で日本をディスっている保坂某とかのもヘイト本になるはずだが。でもって、孫政才の失脚は習近平と胡春華一本に絞りたい胡錦濤のタッグによってなされたとしているのだが、そうなんか。孫政才は団派ではなく、江沢民派だとしているのだが、孫政才が習近平へ秋波を送っていたともされているから、風見鶏的な人ではあったのかもしれん。ただ、胡錦濤の当初の目論見では現在、胡春華が国家副主席になっていたはずだったらしいから、孫政才を追い落とすために習近平と手を組むほど胡錦濤に余裕も影響力も無かろう。

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2018年04月19日Thu [05:58] 中国  

中国建築の特質

中国建築の特質―田中淡著作集1 (田中淡著作集 1)中国建築の特質―田中淡著作集1 (田中淡著作集 1)
田中 淡 藤井 恵介

中央公論美術出版 2018-03-11
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全然知らなかったのだが、中国建築学の泰斗だった人らしい。2012年に亡くなられたそうだが、1946年生まれというから享年66か。研究生活始めの頃は大陸には行けなかったのだろうが、戦前、実地調査した教官も史料も揃っていただろうし、80年代には度々、中国に赴いているらしい。そうして書き溜めたものが書籍化されたのだが、歴史的建造物はともかく、著者が研究対象とした一般住居などは猛烈な勢いで姿を消しつつあるみたいなので、これはこれで貴重な史料になろう。

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2018年04月17日Tue [15:12] 中国  

世界のパワーシフトとアジア

世界のパワーシフトとアジア――新しい選択が迫られる日本外交世界のパワーシフトとアジア――新しい選択が迫られる日本外交
朱 建榮

花伝社 2017-12-08
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習近平時代になってから、中国の対日工作は質の低下というより、無策に近いといいうことを感じさせれる一書。結局、朱建栄を使うしかなく、進藤、村田、岡田の反米住中老害に頼るしかなかったか。矢吹はこれには加わらなかったんだな。中国スゴイも結局、大国と資本の論理であれば、もうその時代は終わった日本では人心が動くことは無い、客観的側面を加えようと呼ばれた駐日インドネシア大使が全く中国に言及せず、日本エールとインドネシアの大国性を主張したのは密かな抵抗であったのだろう。その辺は立命のスリランカ人と対象的である。朱建栄は習近平が歴史認識を持ち出してくる事はないと言っているので、おそらくそうなるのだろうが、それは歴史認識の有効性が逆効果になる可能性が高いと判断されたからだろう。始めからカードなのだから、不利なカードは使わないというのは中国らしい選択である。歴史は韓国(というか事実上北朝鮮)にやらせておいて高みから見るのが中国にとっては得策である。パワーとカネという絶対的なカードがあるのだからそれは当然である。ただ、幾ら米国をディスったところで、米国のパワーに屈している状態だと思っている日本人は少数派だし、だから中国のパワーに屈しようと思うのは極々少数である。結局、米国の属国としてか日本を見れない大国至上主義の限界を思い知らされる。

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2018年04月16日Mon [06:01] 中国  

「一帯一路」詳説

習近平主席が提唱する新しい経済圏構想「一帯一路」詳説習近平主席が提唱する新しい経済圏構想「一帯一路」詳説
王義桅 川村明美

日本僑報社 2017-11-22
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日本僑報社らしい習大大の帯が付いているが、こういうのはやはりここしか引き受ける社は無かったんかな。翻訳には日本関係など、手が加えられていると思うが、元々、中国向けなので、大国意識というのは率直に記されている。その上で、国家戦略なのだから、参加する企業は指導に従い、問題を起こすことなかれというものだが、帯に記されているチャンスとリスクが分かるというのは、あくまで中国企業にとってということである。現場では利益の論理しか無いだろうから、相互利益を謳うのはあくまでビジネス・パートナーとの間であって、その国の国民の利益をビジネス・パートナーが代表できるのかという観点は中国の基準に則るしかない。

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2018年04月15日Sun [04:33] 中国  

メディアというプリズム

メディアというプリズム―映し出す中国・日本・台湾の歴史と社会―メディアというプリズム―映し出す中国・日本・台湾の歴史と社会―
楊 韜

晃洋書房 2018-01-12
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晃洋書房の紀要よろず論集か。朋友書店で一冊発売したことがあるみたいだが、略歴の出版年が10年間違っていないか。既出ものよろずテーマなので、タイトルが厳しいかなと思うのだが、戦前の地元長沙の主な病院の院長が日本留学組で占められていた話などは興味深い。時とタイミングが合えば毛沢東も日本に来ていたかもしれんが、西医が定着してきた時代背景もあろう。眷村震災支援など台湾を扱ったものあるんどあが、眷村などは日本に住む大陸出身者にとって興味深い対象ではあろう。

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2018年04月14日Sat [05:05] 中国  

中国はなぜ軍拡を続けるのか

中国はなぜ軍拡を続けるのか (新潮選書)中国はなぜ軍拡を続けるのか (新潮選書)
阿南 友亮

新潮社 2017-08-25
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2冊めの単著か。略歴に家族は記していないし、近影も初めて見たが、祖父似である。ハーフ顔ではないが、ヴァージニアさんが実母なのかな。1978年に初訪中して、租界暮らしとはいえ、80年代の暗闇の北京で育っているので、中国の大変化という点がテーマになるのは必然か。今の北朝鮮的に中国が暗闇であったという事は中国人の若い人も知らない訳だが、その辺は愛国主義と強国主義が一体化する所以でもある。2000年にバックパッカーとして、北京から延安までバス旅に出たとのことだが、親父さんが大使になる直前か。別に公安の監視対象ではなかろうが、旅行は自由にできたのだろうか。研究テーマが中国軍で、家族が家族であるから、研究には不具合も好都合もあるか。院生とはいえ、その期間をほとんどを中国国内放浪に費やしたとなると、革命事業の洗脳を試みられた可能性も。中国の軍拡は単に軍備増強の問題ではなく、その拡張性が問題視されているのだが、それは覇権ではなく、国内事情であるという説明は気になる。

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2018年04月13日Fri [03:56] 中国  

リーダーのための『貞観政要』超入門

リーダーのための『貞観政要』超入門リーダーのための『貞観政要』超入門
内藤 誼人

水王舎 2017-11-30
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この世界では「孫氏の兵法」が圧倒的シェアを持っていると思うが、『貞観政要』の方が実践的であるのじかな。中国古典屋ではなく、心理学者、それもビジネス心理学というジャンルで大量生産している人らしい。種本の話も中国の話もほとんどないのだが、習近平が参考にしているという感じではない。大学の授業では、最初に、ガキみたいな事をするな!とガツンとやって、上下関係を分からすという事をしているそうだが、あまり受講したくないタイプの教員である。心理学専攻の学生にとっては、それも学習にはなるのか。

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2018年04月12日Thu [03:49] 中国  

中国飛翔文学誌

中国飛翔文学誌: 空を飛びたかった綺態な人たちにまつわる十五の夜噺中国飛翔文学誌: 空を飛びたかった綺態な人たちにまつわる十五の夜噺
武田 雅哉

人文書院 2017-12-20
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2017年は370ページと、550ページの研究書を2冊出したのか。飛翔文学というジャンルがあることすら知らない身にとってはこのサイズは結構辛かったのだが、文学論というよりは、博物学的なものであった。元々、中国留学中に荒俣宏の本と出会って、研究の道を志す事になったうだが、80年代初頭であれば、荒俣並にリュック一杯に本を買って帰るのが日課なんてことは上海で出来たか。最近は宇宙開発を愛国事業の中核として実践しているので、中国古来の飛翔人が復権しているらしい。飛行機の発明はどこぞの国でも一番古いという物語を作っているのだが、ライト兄弟にしても、サントス・デュモンにしてもそのルーツが想像文学の世界であるなら、中国の仙人にもその系譜ではあるか。

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2018年04月07日Sat [05:02] 中国  

シルクロードの農村観光

シルクロードの農村観光―中国・新疆ウイグル自治区の民泊事情シルクロードの農村観光―中国・新疆ウイグル自治区の民泊事情
リシャラテ アビリム 加藤 公夫 Risalat Ablim

連合出版 2018-02-01
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ウィグル人(と思われる)留学生の博論ものだが、元の博論とは違う形の観光ガイド的要素に変えたのだという。博論なのに共著者がいたりするのはそういうことだが、共著者になったのは連合出版で何冊か新疆旅物を出している元道庁の人か。どんな内容だったか覚えていなかったけど、日本語ガイドにおっんぶにだっこという感想をあげていたので、もしかしたらこの著者が日本語ガイドだったのかもしれない。共著者の人の本もそうだったと思うが、政治性の絡む話は一切排除している様に見える。新疆の「少数民族」は観光で収入が上がり幸せであるといった内容の研究をしていた様だ。その上で紋あいは中国語ができない人がいることであり、中国語を学ぶことが大切であるとか、もう1人の加藤大先生の様な事も言っている。

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2018年04月05日Thu [03:46] 中国  

冷たい飲み物はとるな。

冷たい飲み物はとるな。 病気にならない人が徹底していること冷たい飲み物はとるな。 病気にならない人が徹底していること
胡 伊拉

幻冬舎 2017-08-24
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この命題は中国人の信仰の様なもので、医学的見地は分からんのだが、中国では西医で、WHOのフェローとして来日して26年だという。肩書は「中国の医師、鍼灸師」なので、日本の医師免許はないと思われるが、東京の医療専門学校を卒業して、はり、きゅう、あんまの国家資格は取得しているらしい。ただ、漢方薬は否定しており、冷たいものだけではなく、自分は漢方薬も飲まないという。ほとんどが中国産の漢方薬原料がヤバイことを知っているからかもしれんが、抗生物質も否定する一方で、ステロイドは肯定している。よく効くと評判になった中国の薬がステロイドバンバンであったことが昔あったが、その辺に噛んでなければよいのだが。

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