2017年03月24日Fri [05:22] 中国  

中国、「宇宙強国」への野望 

中国、「宇宙強国」への野望中国、「宇宙強国」への野望
寺門 和夫

ウェッジ 2017-02-21
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昨日の中国本同様、「反中」の人ではなく、純粋な専門ジャーナリストらしい。一般財団日本宇宙フォーラム主任研究員とのことだが、「ニュートン」の創刊者なのか。大御所なのかもしれんけど、さすがに一般向け啓蒙には手馴れた感じ。中国の宇宙進出は民族主義的動機が第一ではあるのだろうが、ソ連崩壊がレーガンのスター・ウォーズ計画によって引き起こされたという認識はある様だ。その上で、アメリカに負けない力を宇宙で維持できれば、アメリカも認めて協力関係になるという展望があるのだろうけど、アメリカにはもうそこまでの体力も動機もないから、可能性として中国が宇宙で一人勝ちというのも有りうるのか。現時点では宇宙への移住もエネルギー採取も非現実的であるから、中国が宇宙を支配しても地球に及ぼす影響は大きくないのかもしれんが、衛星支配とか軍事実験とか、他国の宇宙開発妨害とかになると、やはりヤバイ感じではある。

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2017年03月23日Thu [05:06] 中国  

メイド・イン・PRCの恐怖

メイド・イン・PRCの恐怖メイド・イン・PRCの恐怖
郡司和夫 発行 桜の花出版/発売 星雲社

星雲社 2016-11-24
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親子二代で食品問題を追求しいる人らしい。「買ってはいけない」と同じ左翼系が出発点だったのかもしれんが、今回は桜の花。この問題をやると、必然的に中国になるから攻めは桜系に使われるか。メイド・イン・チャイナではなく、PRCなのがミソなのだろうが、中国でなければ「金曜日」でも採用されたかもしれん。ただ、ピークは10年前くらいだったかな。マラカイト・グリーンで中国毒製品の象徴となったウナギは中国産でもすかKり高級食品になってしまったし、むしろダンボール肉まんだとか、マックの鶏肉加工工場とかの単発案件がたまに焦点になるくらいか。最近は中国政府が積年の恨みを晴らすべく、福島以下の食品輸入禁止のおふれを出したりしているのだが、例によって、脇の甘さから消費者には相手にされなかったりしている。

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2017年03月20日Mon [07:02] 中国  

 〈中露国境〉交渉史

〈中露国境〉交渉史――国境紛争はいかに決着したのか?〈中露国境〉交渉史――国境紛争はいかに決着したのか?
井出 敬二

作品社 2017-01-25
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前に日本僑報社から本を出した外交官か。国際貿易・経済担当大使というのは次の中国大使かロシア大使を狙えるポジションなのかどうか分からんが、中国、ロシアの公使をした後、クロアチア大使になっているらしい。元々はロシア・スクールみたいで、佐藤優とは違って、アメリカの国防語学学校研修組の様だ。ロシアで修士号もとっているのだが、中露関係改善を受けて、中国に送られたのかもしれない。このテーマはその当時からあったのかどうか分からんが、中国はロシアとの国境画定をモデルとした周辺国との国境画定が基本線だろうから、日本としてもそれは研究しておかなくはならない。ただ、尖閣と中露国境ではあまりにも状況が違いすぎるし、日本はカードとしても交渉が認められる筋合いのものなので、今後、中国が進めるであろうインドなどとの国境画定交渉で、どれだけ譲歩するかを分析するのが第一か。ソ連が尖閣に関して相当な関心を抱いていたことが明かされているのだが、後の中ロ国境画定ではそれぞれ日本との交渉が視野に入っていたはずだ。

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2017年03月18日Sat [06:34] 中国  

中国の誕生

中国の誕生―東アジアの近代外交と国家形成―中国の誕生―東アジアの近代外交と国家形成―
岡本 隆司

名古屋大学出版会 2017-01-06
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去年の中公新書をまだ読んでないのだが、その原本に当たるのかな。新刊もメチエの選書が出ているみたいで、三段攻撃みたいだ。中国とは何ぞやということに徹底的に拘っているのはシナ論争など、中国という字面が日本と非対称であるからということもあるのだろうが、周縁がない属邦がない中国は中国ではないので、その点の懸念は理解するとしている。つまりは中国を中国たらしめているのは周縁である、属邦であるのだが、具体的に朝鮮、ベトナム、モンゴル、チベットを考察する。日本は周縁であることは間違いなかろうが、日本の自意識としては属邦の歴史が無い訳で、むしろ中国の属邦の解体を仕掛けたというところがに今の中国をイラつかせる一因があるのだろう。最近の韓国に対するお仕置きなどはベトナムに対して行った「懲罰」と同じ論理ではある。

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2017年03月17日Fri [06:19] 中国  

習近平時代のネット社会

習近平時代のネット社会: 「壁」と「微」の中国習近平時代のネット社会: 「壁」と「微」の中国
古畑 康雄

勉誠出版 2016-10-31
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「共同網」を始めた人だそうだが、中国の支局にいた訳ではないのか。駐在だと色々と制約があるのかもしれんが、ネット記者なら、むしろ、日本にいた方がネタも探しやすいかもしれん。2005年を契機に中国では反日世論が主流でなくなったというのは、それだけ情報が入ってきて、かつ日本経験者が多くなったからであろう。糞青は低学歴の底辺20代という見方が正しいのかどうか分からんが、知識人たるものは反日かっこ悪いという風潮はある様だ。ただ、日本のネトウヨは高学歴、定職アリの中年中心というのが定説になってきているし、パヨクも似た様なところであり、結局、一文の得にもならん政治思想バトルはジジババ間の娯楽に過ぎない。しかし、中国では五毛にしても愛国にしても。パイがでかいから、それで潤う連中もいる。日本の事を分かっているはずの在日中国人や日本経験者が政府に迎合していい加減な反日記事を書いていることを怒ってるのだが、その手のものは連中の利権ではある。

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2017年03月16日Thu [04:57] 中国  

中国共産党の紅い金

中国共産党の紅い金 (扶桑社新書)中国共産党の紅い金 (扶桑社新書)
李 真実

扶桑社 2016-12-24
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第2弾か。元中国共産党幹部で2008年に日本帰化となると、2003年以前に来日となるが、60年代生まれで、大学院留学ということは30代での来日かな。共産党幹部はどの程度の幹部か分からんが、30代の幹部が日本に移住するの何か特別な理由があったのだろう。法輪功臭いが、その辺は分からん。「日本は劣等国」ということを共産党に植えつけられたのに、日本に留学するのも分からんが、とりあえず近場で留学しやすい国ではある。ただ、中国共産党の腐敗や残虐を書くなら、周知の事件ばかりではなく、自ら経験し、見聞してきた事を少しは書くべきではないかな。それをやると特定されて危険なのだろうか。

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2017年03月15日Wed [06:19] 中国  

上海スケッチ集

上海スケッチ集上海スケッチ集
藪野 正樹

論創社 2016-10
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1938年生まれの洋画家とのことだが、86年に論創社からマニラのスケッチ本を出したことがあり、30ぶりに連絡を取ったそう。娘が上海に住んでいて、度々訪れるために、自身も中国語を勉強しているのだとか。絵は普通の水彩画スケッチ風なのだが、自作のマップは78歳とは思えんようなマンガタッチで、エネルギッシュな後期高齢者像が想像できる。李香蘭が季香蘭になっているのだが、論創社では李と季は同じフォント扱いなのかな。そんなことはあるまいが、昔、朝生でペマ・ギャルポが対峙した季姓の中国人学者に「リーさん」と呼びかけて、相手がムッとしたソーンを思い出した。それはともかく、中国語学校のほか、NHKラジオ講座もやっているみたいで、劉セイラの話も。私同様、日本人だと思ったらしい。彼女の場合、その日本語能力は本物だが、演劇専攻の留学生などには演技で日本人になり切る能力に長けている者が多い。なりきりは割と有用である。相原先生が段文凝にラジオ講座テキストの声をやらせたら、アニメ声なので使えないとリスナーから苦情が来たという話を書いていたが、ラジオはやはり老人しか聴かないか。

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2017年03月14日Tue [05:37] 中国  

世界最強!華僑のお金術

世界最強!  華僑のお金術 お金を増やす「使い方」の極意世界最強! 華僑のお金術 お金を増やす「使い方」の極意
大城 太

集英社 2016-04-26
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もう何冊もこの手の華僑本を出している人で、6社を経営している事業家だそうなのだが、華僑セミナーとか、それがメインっぽいな。これがホントの華僑商法と言ってしまえば、それまでなのだが、こんなのでイマドキの日本人が釣れるのか。華僑という言葉の定義は別に問題にしないが、この著者の「華僑」は大陸出身の中国人の様だ。邱永漢などでイメージできる華僑とは別物で、「東京の上海人」上がりの人をボスとしている様だが、一文無しから4年で大富豪になったとか、大陸新華僑の仁義無き世界の方だね。了見の狭い話ばかりなので、こんなルールに従って本当に商売などできるのかと思うのだが、こういうことを書くこと自体が商売であって、自分が儲かればそれで良い。

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2017年03月13日Mon [04:59] 中国  

思想戦

思想戦 大日本帝国のプロパガンダ思想戦 大日本帝国のプロパガンダ
バラク・クシュナー 井形 彬

明石書店 2016-12-25
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米国人のケンブリッジ大教授の人だそうだが、原著は2006年。弟子の人が訳者だが、史料訳なども全部担当し、引用したものはもう一度原典にあたったらしい。アメリカだったら共著になるかもしれんが、ケンブリッジは教授の力が強いか。今の「歴史戦」を意識しているのではなかろうが、「思想戦」って原著のタイトルなのか。研究を始めたときにこのテーマはジョン・ダワーのぐらいしかなかったというのだが、英語本のことなのか。ダワー的で、明石的ではあるのだが、これが英語初の啓蒙本なら、向こうで受けれるためにもそうなるか。中共プロパガンダにも国民党プロパガンダにも触れているが、南京や慰安婦に関しては、プロパガンダとは捉えていない。「性奴隷派」だが、この辺は普遍化させず、日本の特殊行為と見ている様だ。出発点がドイツ人は反省しているのに、日本人が反省していないという始めに結論ありきなので、日本人の特殊性を大日本帝国の特殊性に見出そうとしているのだが、訳者も触れている通り、天皇には踏み込めないでいる。ケンブリッジ的にマズイからということではなかろうが。

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2017年03月12日Sun [06:00] 中国  

中成長を模索する中国

中成長を模索する中国:「新常態」への政治と経済の揺らぎ (慶應義塾大学東アジア研究所叢書)中成長を模索する中国:「新常態」への政治と経済の揺らぎ (慶應義塾大学東アジア研究所叢書)
大西 広

慶應義塾大学出版会 2016-05-28
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大西広本ではなく、編者なのだが、8本中4本にクレジットされている。単著ではないが、半著ではあるか。慶應もマル経を残して置きたかったんだろうし、金子勝や日共のプッシュもあったのかもしれんが、このまま中共の権力闘争が終わらんと大西は地雷になるかもしれんな。習近平の御尊顔を表紙にして、薄熙来弾劾もやっているけど、終わった話だからな。薄熙来が偽毛沢東だとしても、ならば習近平はどうなのかというところから逃げるのはずるい。BRICSとかAIIBアゲは規定路線だけど、その世界ではアメリカが悪玉で中国が善玉だというのは無理がある。テロ関係も逃げているけど、アメリカの正義と中国の正義がその方面では矛盾しないし、BRICSとAIIBメンバーがアメリカを弾劾している訳でもないし、中国による秩序などどの国も支持しない。

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2017年03月11日Sat [06:08] 中国  

中国遊園地大図鑑 北部編

中国遊園地大図鑑 北部編 (中国珍スポ探検隊)中国遊園地大図鑑 北部編 (中国珍スポ探検隊)
関上 武司

パブリブ 2016-12-10
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中部編ももう出ていて、次は南部編になるのかな。どこに趣味を置くかにもよるけど、パクリ、抗日ファクターだと北部編が最強になるんじゃないかな。内陸の西部編が出れば分からんが。石景山は大昔に行ったことがあるけど、ほぼ記憶にない。近くのサッカー場で、全日空の試合を見た。相手はどこだか忘れたが「友好」で引き分けにしてもらった試合だったが、反町とかが出てたのかな。ドラえもんとか鉄腕アトム、あと一休さんなどは既に人気があったが、当時は本物の版権自体が存在しなかったので、ミッキーマウスもドラえもんもパクリのヘタウマ絵の方が本物だと思われていたフシがあって、遊園地でそういうキャラがあっても不思議には思わなかっただろう。コピーが無かった訳ではないので、そのまま本物通りに再現が出来たのだろうが、わざと崩すことにより、老外の「版権」に配慮していたのかもしれん。その伝統が現在まで続いているとしたら都合が良すぎるが、キッチュは本物の権利を侵害してはいるんだろうが、一方で、マンガやアニメなど同様に人民に存在を知らしめたという功績はあるな。今は誰でも本物のハローキティやドラえもんを知っているわけだし、本物を外国で手に入れようとしている。

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2017年03月10日Fri [05:33] 中国  

赤い星は如何にして昇ったか

赤い星は如何にして昇ったか――知られざる毛沢東の初期イメージ (京大人文研東方学叢書)赤い星は如何にして昇ったか――知られざる毛沢東の初期イメージ (京大人文研東方学叢書)
石川 禎浩

臨川書店 2016-11-30
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84年に留学した人なのか。その頃だと、「中国の赤い星」は必読書であったのだろうが、今や中国研究の人でも読んでいない人がいるのかもしれない。毛沢東も、もはや歴史上の人物以上の意味を持たなくなっているのかもしれないが、六四前までは中国を理解する重要なアイコンであり、バイブルであったも言える。もはや現実性を失ったその虚像を暴こうというのではなく、そのイメージがどう表象されてきたかということが現在の研究のあり方であろう。「マオ」の批判はさておき、「赤い星」が現実性を持っていたのは延安時代である。「赤い星」も毛沢東も戦時中の日本で知られていたというのは意外かもしれないが、当時も現在と同じく、「支那通」がいて、「中共ウォッチャー」が存在したのである。

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