2017年07月22日Sat [05:20] 中国  

文化遺産と生きる

文化遺産と生きる文化遺産と生きる
飯田 卓

臨川書店 2017-06-08
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民博の研究報告ものらしい。文化遺産をやったのは例のユネスコ申請と関係しているのかな。ということで、ではないのだが、韓国は抜きの中国の少数民族関係が中心。それも「敏感」なところではなく、雲南のトン族、ハニ族、タイ族、麗江に西安易俗社だから中国も文句はない。それに日本やマダガスカルを加えているので、民族文化の相対化が成されている。麗江などは地元住民が住居を貸せば、財産となるので、住まなくなってしまい、政府が引き戻しにかかっているのだという。ナシ族は商売っ気がある人たちだから、初期は自分たちで店もやっていたのだが、貸して暮らせるなら面倒もないし、その方が楽ではあるか。大理や麗江は昔は外人の沈没地みたいなところだったのだが、今は国内客で身動きができないであろうことは想像に難くない。

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2017年07月21日Fri [04:56] 中国  

中国史に学ぶ「将の器」の磨き方

中国史に学ぶ「将の器」の磨き方 (「リーダーの器」の磨き方)中国史に学ぶ「将の器」の磨き方 (「リーダーの器」の磨き方)
守屋 洋

ロングセラーズ 2016-08-19
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この著者もお手軽古典本乱発気味なのだが、昭和7年生まれなのか。今でも年に数冊出しているはずだが、過去ネタのリライトだとしても驚異である。珍しく現代ネタも入っていたので、助かったのだが、それでも中国でたまたま乗ったタクシーで、運転手に周恩来はどうですかと聞いたら、ベタ褒めで、毛沢東はそうではなかったという。前後の展開から言うと四人組タイホの頃だと思うのだが、その当時にたまたま乗るようなタクシーがあったのかという疑問もあるし、今だったら、周恩来は評判が下がって、毛沢東が交通安全の神様になったりしているので、どうも時系列が分からん。というのもその後に胡錦濤なども出てきて、喋りすぎだからダメ、男は黙ってが良いというのが中国人の評価だというから、この辺もよく分からん。

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2017年07月20日Thu [04:09] 中国  

翡翠

翡翠 (飯田孝一 宝石のほんシリーズvol.2)翡翠 (飯田孝一 宝石のほんシリーズvol.2)
飯田 孝一

亥辰舎 2017-03-13
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宝石のほんシリーズというのか。Vol1が琥珀で、これが第2弾なのだが、通常イメージする宝石とは違うのかな。日本彩珠宝石研究所所長という人なので、宝飾業界というより天然石の鑑定の世界の人か。中国でも翡翠は翡翠で宝石は宝石といった分別があるのだが、日本で翡翠はそれほど地位を占めている訳ではない。北の人は分からんが、南の中国人は翡翠がトレードマークみたいになっている。日本の真珠よりもっとメジャーであろう。

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日本人が知らなくてはいけない通州事件 80年目の真実 (英和ムック)日本人が知らなくてはいけない通州事件 80年目の真実 (英和ムック)
藤岡信勝

英和出版社 2017-03-21
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これも英和ムック。版元自体は無色な感じなのだが、通州事件はこっちの線が売れるのだろう。笑ってしまったのは藤岡信勝が最近出た広中一成の新書について、アカデミズムから出てきたもので、私たちとはスタンスが違うと言っているところ。藤岡も日本の最高学府の教授であったんだから、アカデミズムの人なのじゃないのかとツッコミを入れたくなったのだが、今も昔もスタンスは活動家なのか。ただ、別に広中書を批判している訳ではなく、どんなものでも通州事件が世間に知られることは良いことだという。10冊を目標に通州事件本を出そうとしているらしいが、たしかに南京大虐殺も双方の立場から色々出て盛り上がって、世界に認識される様になった訳だし、通州事件も中国人が反論本を出せば、それはそれで中国にも認知が広がるということで、結果オーライなのか。

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2017年07月17日Mon [05:37] 中国  

皇帝の漢方薬図鑑

皇帝の漢方薬図鑑 (じほう図鑑シリーズ)皇帝の漢方薬図鑑 (じほう図鑑シリーズ)
木村 美紀 三木 謙次

じほう 2017-06-09
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「じほう」という名の版元なのか。医薬系らしいが、専門書がメインの様だな。制作も医療専門の編プロみたい。漢方薬も日本薬局方に入っているのが多く、この本で、キャラ化されているものは一般の医療機関で処方されているものなのだろう。薬剤師は漢方の知識が必要なのかどうか知らんが、カタカナ名ばかりふだんチェックしていると、漢字名は意外と間違いを見落としたりもする。民進党は漢方薬を保険から外すという指針を出したけど、あれは結局どうなったんだ。原料のほとんどが中国で、レアアースと同様、班日暴動以降、国内とか、ブータンとかで栽培を始め仕入れの多角化を図っている様だが、蓮舫が中国に刺されたのはまさかコレでじゃないだろうな。

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2017年07月15日Sat [05:48] 中国  

旅行マスターMr.タンの中国東北紀行

旅行マスターMr.タンの中国東北紀行 ~吉林省・黒竜江省・遼寧省~旅行マスターMr.タンの中国東北紀行 ~吉林省・黒竜江省・遼寧省~
鄧予立

パレード 2017-04-21
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Mrタンは毎年1冊日本語版を出すのか。日本円のFXで儲けた分を還元しているのかな。バリバリ親中派だけど、大陸旅行記はこれ一冊なのか。日本旅行記はありふれているからやらないのかも。ハルビンは香港人がとんでもなく遠い場所といった意味合いで使うことが多いので、距離感的には北海道より遠い。「ドリアンドリアン」という映画の主人公が牡丹江出身だったのはハルビンより遠い地といった設定であったのだろうが、最近は「北極村」がそれに代わっているのか。

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2017年07月14日Fri [06:08] 中国  

トランプvs.中国は歴史の必然である

トランプvs.中国は歴史の必然である 近現代史で読み解く米中衝突トランプvs.中国は歴史の必然である 近現代史で読み解く米中衝突
石平

産経新聞出版 2017-02-03
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トランプ関係はもう一冊出していたと思うが、内容も似たり寄ったりの様な。在米華字メディアとかからネタを仕入れているのだろうけど、「中華思想」批判は日本向けアレンジだろうか。「中華思想」は日本製なのであるが、中国人にとっては自分たちが世界の中心と考えるのは当たり前の話なので、逆にその論理自体が理解できないということになる。トランプ対中国というか米中対決が必然であることは石平個人というより、中国人の多数が考えていることなのだが、今はまだその時期ではない、その時期が来るまで力をつけなくてはならないというのが軍拡、海洋進出の単純な理由である。

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2017年07月13日Thu [06:05] 中国  

習近平の中国

習近平の中国――百年の夢と現実 (岩波新書)習近平の中国――百年の夢と現実 (岩波新書)
林 望

岩波書店 2017-05-20
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朝日のリンボウは本名なのか。信濃毎日、人民中国勤務の後に朝日入社となると、「友好記者」っぽいが、朝日記者が岩波でこのくらい書いても今や別に意外でもなんでもないか。反日暴動のあと媚中に行った野中に説教したという知日派幹部って唐家璇かな。王毅もそうだけど、「知日派」が対日強硬発言を繰り返すのと、朝日の友好記者が人権とか中央とか核心的利益に突っこみを入れるのは同質のものではあるか。ただ、習近平個人批判に関しては及び腰。逆に共青団系とどっぷりでなかったという証にはなるのだろうが。結局、遠回りにしか批判材料を集められなくて、タイトルで一党独裁から一人独裁を示唆させるしか無いのだが、中国の夢とは習近平個人の夢であるというのはその通りであろう。習近平に挑戦する勢力も今は様子見だろうが、その意味でも失点は命取りになる。国内で得点にならないチベットとかウイグル、人権、台湾、香港、日本に妥協する理由はないので、毛沢東とは言わんが鄧小平くらいの権力を得てからではないと、話も通じないのだろう。

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2017年07月12日Wed [03:50] 中国  

マンガでわかる!孫子式戦略思考

マンガでわかる! 孫子式 戦略思考マンガでわかる! 孫子式 戦略思考
長尾 一洋 石野 人衣

宝島社 2016-05-13
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孔子は経営者、孫氏は現場という違いはあるんだろうが、日本のビジネス・シーンがこれだけ中国古典を有難がっているということは日本型経営というのは実は中国型なのではないかとも思ってしまう。今、成功している中国の経営は日本型ではない訳だから、中国古典が実像に合わなくなっていることはたしかなのだが、中国人が日本を評価するところである、中国で失われたものが日本は大切に受け継いでいるというという系譜にこの辺のビジネス本は入るか。

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2017年07月10日Mon [05:43] 中国  

中国大動乱の結末

中国大動乱の結末: 混乱が止まらない経済・政治・社会を現地から驚愕レポート中国大動乱の結末: 混乱が止まらない経済・政治・社会を現地から驚愕レポート
邱 海涛

徳間書店 2016-10-29
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「中国セックス文化大革命」を超えるタイトルの本はもう出せそうにないが、今は日本ではなく中国に住んでいるのか。中国の中国人がこんな本を出せるというだけで、中国には言論の自由があると言えるのだろうが、「ある場合」と「無い場合」があるのだという。著者が後者なのは要するに「脅威になっていない」ということなのだが、御用学者の朱建栄とか王柯が捕まっても石平とか邱海涛が捕まることはない。習近平は中国を大統領制に移行させるというのは大胆な予測だが、そういう話はタブーでもなく、むしろ習近平派がリークしている様な感じなのか。習近平が中国大統領に就任すると、蔡英文は正にリー・クワンユーが言ったところの「台湾から来た総統」になる訳で、ホワイトハウスが誤記したという「台湾大統領」もあながち中国の了解済みかもしれんな。一つの中国的にはよろしくないんだろうが、中華民国総統を無効化させるという意味合いはあるか。

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2017年07月07日Fri [05:56] 中国  

満洲文化物語

満洲文化物語 ユートピアを目指した日本人満洲文化物語 ユートピアを目指した日本人
喜多由浩

集広舎 2017-04-28
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産経連載のものらしいが、集広舎から出るのか。著者は編集委員で連載小説も書いているという他の大手紙ではあり得ないパターンなのだが、その小説も集広舎らしい。「イムジン河物語」の著者でもあるし、産経の色も集広舎の色も殆ど感じないが、界隈からは満洲国に肯定的だとヘイト本扱いされるかもしれん。知らんかったのだが、桑田佳祐の父親は大連三中の出で、サザンには大連の地名が出てくる歌があるのか。芸能界や文壇、漫画家などに満洲背景が多いことは決して無視できない事実なのだが、本人にその体験が無くとも親の影響で、大陸的な発想が受け継がれることはあろう。日本文化の特徴である混合性を今後発展させるには更なる外地文化の取り込みが必要であることは間違いないのだが、日本文化も普遍に近づいているので、今後はカウンターを食らう側になるのかもしれん。

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2017年07月06日Thu [04:41] 中国  

謎の漢字

謎の漢字 - 由来と変遷を調べてみれば (中公新書)謎の漢字 - 由来と変遷を調べてみれば (中公新書)
笹原宏之 著

中央公論新社 2017-04-19
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文科の漢字委員であるらしい。これで岩波、中公の新書ダブル制覇だし、ポスト阿辻は盤石かな。元々、中国語畑で、院から日本語に転じた様だが、そうなると必然的に漢字一択となるか。日本語なのに漢字だけ中国語読みしてしまうというパターンは中文既習者にありがちなのだが、地名などは時に読み方がわからんことがあるので、中文読みの方が覚えやすいか。漢字の略式や異字に関して、科挙制度があった訳ではない日本では大らかに運用していたという話があるが、まあ中国でも今は分からん時は同音異字を用いたりするので、単に昔は字を書ける人が限られていたということであろう。「識字」がそのまま「教養」を意味したりする。

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