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2020年10月19日Mon [02:07] 台湾  

食べて笑って歩いて好きになる大人のごほうび台湾 



ぴあのガイドブックだが、ぴあ的なところはないごくフツーのもの。飯特化だけど、レシピまで載せてしまうのは親切なのかどうか分らん。本業は料理教室主宰らしいので、必然ではあるか。台湾初上陸の年が私と同じということは年齢的にも近いとは思うが、当時の「大人のごほうび台湾」と今とではだいぶ意味が違うのではないか。女子旅も無くは無かったが、香港に大分水をあけられていて、台湾が逆転したのはいつ頃のことだろう。香港が買い物天国を返上したのは返還前の物価急上昇時代かな。

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2020年10月11日Sun [19:49] 台湾  

台湾旅人地図帳



最近は夫婦共著の形が多いな。嫁さんが発表の場が増えて名前が認知されてきたというのもあるけど、やはり台湾としては野郎よりも女子マーケティングを狙いたいというのはあるだろう。とは言っても斗六とか北港とかにインスタ女子が集結するとも思えんが、昭和の中年夫婦が懐旧的雰囲気に浸るには良いかもしれん。店、宿、飯を排除したシンプルな作りは良いのだが、実用的には使えるのは地図くらいで、後は予習用としてしか用途は無いか。客家推しが強いのは昔からだけど、その分原住民推しが削られている様で、ちょっと残念。

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2020年09月16日Wed [19:48] 台湾  

日本と中国はまったく違います



ていうか中国全く関係ない。著者の立ち位置も中国は中国であって、別の国であるのだが、台湾と中国はまったく違います、というタイトルにしようとしたら却下されたのか、産経が親日反中っぽいタイトルにしたのかは分らん。元々「中国時報」「台湾日報」の記者であったので、中国人意識があった人と言えるかもしれんが、その当時にあっては中国人に非ずは人に非ずの時代であったから、それが自然であり、だからこそその反動が大きい。台湾の黒田勝弘ではないが、帰国して自由時報、民視のお偉いさんになるコース断って、30年以上日本で記者を続けているらしい。李登輝と台北高校同期生を引き合わせたのはこの人らしいが、きんさんぎんさん訪台のおぜん立てをした人でもあるらしい。台湾のきんさんぎんさんブームもすごかったが、中華航空の名古屋空港墜落事件のイメージから一気に回復させた効果もあったのか。知らんかったのは例の震災後の謝謝!台湾広告運動で支払われた広告費をすべて台湾の新聞社は震災寄付に廻したということ。広告を出す金があるなら寄付しろという声があったのかどうか知らんが、台湾はこの辺は本当に長けている。

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2020年09月13日Sun [23:33] 台湾  

MRTと鉄道に乗って週末台湾旅



ピーチの週末便は今どんな感じなのだろうか。マスク拒否おじさんとか乗ってたら、かなりの行程をパスせねばならんだろうけど、2泊3日の設定で蘭嶼まで行くのは結構タイトな気も。文章メインで、字も大きいから読みやすい。アマレビューでもあったが、写真のレベルが高い。そこに力を入れんと、今に時代は紙媒体で対抗はできんか。

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2020年09月06日Sun [17:13] 台湾  

二重国籍と日本



蓮舫問題総括だけど、だいぶ時間がかかったな。今思えば、あれだけ問題が大きくなったのは当時の民進党が執権政党になる可能性がない訳ではなかったからで、蓮舫が首相になるという可能性がゼロの現在だったら全く問題にならなかったもしれん。結局、あの問題を差別に収斂してししまったのが、現在に至る凋落の一因なのかもしれん。蓮舫自体はその出自をマイナス思考ではなく、プラス思考にしてきた人なので、そうした主張は一切していないのだが、かといって、支持者の意向に反することもできず、早く収束させたいという気持ちだけだったのだろう。蓮舫問題はどちらの側も訴えていなかったので裁判沙汰になっていなかったと思うが、その後に欧州在住の日本人が国籍確認を求めた裁判があって、弁護士などの蓮舫救済団がそちらに合流した様だ。結局、蓮舫の件は在日中華民国籍者にとって、ごく当たり前であった話であって、日本が中華民国を承認しない限り、完全に解決は不可能である。渡辺直美、金城武、一青窈なども実質今でも二重国籍だろう。しかし、在留カードの国籍表示に「台湾」が認められる様になったのに、法務局の登記では認められていないのは法律上の利益が関係しているのだろうか。欧州在住者の国籍確認裁判では日本人のアイデンティティを争点とする裁判戦略が立てられたそうだが、蓮舫問題も出羽守も意識した上での判断だった様だ。

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2020年04月06日Mon [23:59] 台湾  

台湾百年ストーリー 



ガイドブック編プロの人らしい。辰巳のガイドブックを作っているのか分からんが、読み物系が多い社という印象があるので、ストックは溜まっているだろう。ただ店宿飯を並べただけのガイドブックを作っているところはこの事態でアップデートもできなければ需要も無くなりで、どう攻めるかというところ。百年ストーリーというと、要は日本時代遺構観光であるのだが、この辺は台湾人の国内観光需要にも一致しているので、日本人があれこれ言われることもなく消費できる。つまりは韓国の様に民族抵抗主義観光に加害者として向き合わされる心配は無く歴史観光できるということなのだが、贖罪観光の需要もゼロになることはないだろうから、別に韓国は韓国のやり方で良かろう。

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2020年03月23日Mon [15:10] 台湾  

台湾・台南そして安平!



上毛新聞社が何故にというと、企画が台南市政府安平区役所で、著者は当地に派遣されたみなかみ町職員だという。みなかみ町は水上温泉の町だが、台南市と姉妹都市らしい。台湾との姉妹都市は中国や左派からの圧力があるみたいだが、締結が2013年ということだから、台南市が民進党の牙城とはいえ、インバウンド要素ではあろう。台湾だからなのか、日本人だから分からんが対日事務相談顧問という肩書が与えられ、知り合ったのは後か先か分からんが、当地で台湾人女性と結婚したとのこと。職場の安平区には日本語班があって、4人在職しているらしい。日本の自治体で中国語班があるとこは多いとは思うが、中国語が話せる日本人職員を4人も抱えているとこはあまりない様な気もする。

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2020年03月15日Sun [14:57] 台湾  

台湾ラーメン味仙の秘密 



たいていの人は分かっていると思うが、台湾ラーメン本は名古屋めし本である。ブックショップマイタウンは愛知県に特化した古書店だそうで、著者は元愛知FM、元高校教師、元居酒屋店主だった人らしい。ただし、出身はうどん県で、大学は立命館の中文とのこと。語学研修が台湾だった時代か。「ムー」同人というのが気になるが、「ムー」は今、同人誌なのか。台湾の空港で、台湾ラーメンを見つけて頼んだら、これは名古屋ラーメンですと言われたというお約束ネタはあくまで「知人」の話。ただ、知らんかったのだが、台湾ラーメンは実際に台湾人が創始者で、元祖と言われている味仙は台湾人一家の経営であり、フランチャイズは無しで、全て同族店とのこと。日本発祥のちゃんぽんやエビチリと同じパターンであるのだが、台湾人の料理人が作ったのだから、台湾ラーメンで良いかという安易なネーミングだったらしい。分からんけど、ラーメンに札幌ラーメンとか喜多方ラーメンとか、地名が付く様になったのは後のことだったのかな。

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2020年03月04日Wed [16:54] 台湾  

台湾の民主化と政権交代 



中村勝範との共著はもう出ないだろうけど、オールド親台学派もまだ健在ということで。この系譜が親蒋介石だったのかどうか分からんが、反共ルーツだから、今の反中親日組との親和性はあるか。今の民進党政権は台湾、中国の二項対立よりも進歩、保守の二項対立という位置づけの方が大きいので、外省籍の唐鳳がスター。政治家になったりもするのだが、その点に於いては珍しく日本と相性が良い「リベラル」と言えよう。淡々と民主化以降の政治史を綴ったもであるが、かつては生きるか死ぬかの闘いだった二大政党制が何となく機能してきた観はある。国民党も無論、民進党も健全であるとは言えないが、もはや「中国」に後戻りできない空気が司られたことで、国民党が政権復帰しても、地殻変動が起きることはないか。

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2020年02月07日Fri [15:23] 台湾  

むかし「日本人」いま『台灣人』 



明日香出版ではなく、早稲田出版サービス発行なのか。かつて台湾本を多く出していた早稲田出版は商号を予備校に売り払ったか何かだったと思うが、早稲田出版サービスはその継承先なのだろうか。「湾生回家」にも出演している人らしいが、その延長線上みたいな本だろうか。日本語人にとって湾生とはという問題提起をしているのではないのだが、当時の台湾人の思う「日本」と湾生の思う「台湾」には微妙なすれ違いはある様には感じている。当たり前だが、当時は子供であった人が大半なので、「先生」の思い出が強烈であり、良き思い出を持つ人の多くが教育を評価している。また戦後の国民党支配とのギャップが日本時代の美化に繋がっていることも否定はできないだろう。差別が固定化されていた時代に生まれ育った湾生が台湾人をどうみていていたか、というのは人それぞれだろうが、「先生」や「奥さん」といった目上の日本人に対する思慕が同世代である湾生の日本人に対して生じていることはないだろう。友情と軋轢のどっちが大きかったというのはそれぞれ自明のことと思われる。

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2019年12月06日Fri [13:12] 台湾  

台湾、ローカル線、そして荷風 



「東京人」連載らしい。「東京人」が台湾推しなのか、川本三郎がそうなのか分からんが、レトロ主義の「東京人」としては韓国と違って、台湾の方が安全圏ではあるか。後期高齢者の川本も台湾が好きになって何度も通うようになったそうだが、75歳だと、同世代の日本語族は原住民くらいか。何でも映画化された「マイ・バック・ページ」が翻訳されたみたいで、その関係もあるらしい。台湾の出版関係は日本語マスト的なところもあるが、案内は片倉佳史ではなく、黒羽夏彦だったようだ。日本でも菖蒲に行った時、台湾料理店を見つけ思わず入ってしまったそうだが、たどたどしい日本語の店員に台湾に行ったことをアピールしたところ、笑顔を返されたとのこと。その「台湾料理店」の料理が台湾料理で、店員が台湾人であった可能性は1%くらいだろうが、爺さんはそんなことは知る余地もないか。

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2019年11月18日Mon [02:21] 台湾  

恋する赤い糸

恋する赤い糸: 日本と台湾の縁結び信仰
伊藤 龍平 陳 卉如
三弥井書店
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修論もの。台湾人が台南の大学に提出したものを日本人指導教官とリライトしたのだという。この日本人教官は何冊か同様の共著を出している。三弥井書店は民話系なのだが、赤い糸伝説は台湾と日本を繋ぐものであるが、大元が中国にあることはこの種の話に共通したもの。台湾では道教などの信仰と結びつき伝えられていったのに対し、日本では非宗教的な恋愛の言い伝えとして、現代までその由来をよく知らずに広まっているのは興味深い。クリスマスも戦後に非宗教的なバカ騒ぎとして広まり、国鉄のCMによりなぜか恋愛記念日の様に皆が思うようになってしまったのだが、赤い糸話はその先駆けとも言えるか。

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