2017年03月25日Sat [05:03] 台湾  

台湾で見つけた、日本人が忘れた「日本」

台湾で見つけた、日本人が忘れた「日本」 (講談社+α新書)台湾で見つけた、日本人が忘れた「日本」 (講談社+α新書)
村串 栄一

講談社 2016-12-21
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元中日記者らしい。定年後嘱託まで国内畑であったみたいだが、こういう企画なら通るという風になったのかな。文春などにも書いているそうだが、そういう色は無い。中国には行ってたみたいで、台湾はその延長という感じもした。タイトルが先にあったのかもしれんが、普通の旅行記みたいで、たまに日本語族が登場するくらい。最後に出てくる片倉氏が指南役だったのかな。

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2017年03月08日Wed [05:01] 台湾  

覇者・鴻海の経営と戦略 

覇者・鴻海の経営と戦略 (Minerva Library 〈経営学〉)覇者・鴻海の経営と戦略 (Minerva Library 〈経営学〉)
喬 晋建

ミネルヴァ書房 2016-03-20
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まだシャープ買収前の研究書。中国出身の人なので、台湾ではなく、中国目線だが、黄文雄の本もフォローしている。調査は出来なかったと思われる。例の自殺関係も載せているが、鴻海と比較して日系企業の労働環境を評価する立場らしい。ただ、中国の自殺率は10万人に一人、80万人雇用している鴻海の自殺率が高い訳ではないとのこと。富士康の工場は見たことはないのだが、平均的台湾系工場よりは労働環境はかなり良かったはずである。何を搾取とするのかは日本の感覚だと分かりづらいだろうが、工員が問題を抱えるのは仕事以外のケースが多い。少なくとも電通みたいな自殺はちょっと考えにくい。鴻海は末端の工員どころか、幹部クラスもどんどん辞めていくというから、郭のおっさんが欲しかったのは日本企業の忠誠心ではなかったかとも思う。

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2017年02月24日Fri [05:53] 台湾  

開拓鉄道に乗せたメッセージ

開拓鉄道に乗せたメッセージ: ─鉄道院副総裁 長谷川謹介の生涯開拓鉄道に乗せたメッセージ: ─鉄道院副総裁 長谷川謹介の生涯
中濱 武彦

冨山房インターナショナル 2016-11-18
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著者はジョン万次郎の直系曾孫という人だそうで、東京ガスを退職後、ジョン万次郎本の執筆をライフワークとしているらしい。それがなぜ鉄道院副総裁かというと、この副総裁の娘がジョン万次郎の息子と結婚したからで、その息子の長男の次男が著者ということは、父方がジョン万次郎で、母方が鉄道院副総裁ということになるのか。台湾での鉄道敷設を指揮した人だそうで、その苦労話など。八田と並び称されることはなさそうだが、今の台湾の雰囲気だと、台湾鉄道近代化の父(鉄道自体は清朝時代に開通)と呼ばれる様になるのかもしれん。台湾でも日本と同様、住民の反対で鉄道が来なかった地域があって、南投などもそうなのか。

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2017年02月08日Wed [05:17] 台湾  

82歳。明日は今日より幸せ

82歳。明日は今日より幸せ82歳。明日は今日より幸せ
金 美齢

幻冬舎 2016-11-23
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田原と同い年なんだな。ついでに同じ早稲田の文学部の出だけど、金美齢は25歳の時に留学したそうだから、田原はもう社会人かと思ったら、田原が岩波映画に入ったのが1960年で、金美齢は1959年来日らしい。1浪1留でタメになるか。田原は知らんが、金美齢がわりと余裕の留学生活を送っていたことは、散々書いてきているのだが、アメリカにも行って、オックスフォードではヨーロッパ旅行三昧だったというから、民国パスポートは持っていたのか。再入国許可証でも行けないことはないが、当時はヨーロッパも「国境」があったし、英国は再入国許可証で留学ビザは出さんだろう。それなのに、ブラックリストに載っていて、台湾には30年以上帰れなかったというからよく分らん。帰国した最後、家族のいる日本に戻れなくなるということなのか。テレビに出る様になったのは59歳の時で、フジテレビかにいる娘の上司に気に入られたとのことだが、コネで娘をテレビ局に入れたのではなく、娘のコネで自分がテレビに出る様になったとのこと。子どもは日本語だけで育てたそうだが、夫の周英明の母語は日本語なので、台湾語も不自由か。あの時代の台湾人留学生には大陸派が結構いたのだが、独立派にもスパイが中共、国府双方紛れ込んでいた様だ。

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2017年02月06日Mon [06:18] 台湾  

働き女子@台湾

働き女子@台湾―日本統治期の水脈働き女子@台湾―日本統治期の水脈
蔡 〓頻,日野 みどり

凱風社
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凱風社にしては洒落たタイトルだなと思ったのだが、原題は「好美麗株式会社」だそうだから、その雰囲気を出したといいたところか。日本時代の働き女子に関しては最近「ミシン」のが出で、蓮舫グランマの関連書として話題にもなったのだが、現在台湾で日治時代ものがブームになっているということなのだろう。前出のは一代記であったが、こちらは車掌から、電話交換手、看護婦、産婆、事務員、女工に芸者まで当時の台湾女性の代表的職業を網羅している。その背景に女子教育の普及に日本語の普及というのがあるのだが、とはいえ、職業女性が一般的であった訳ではなく、看護婦や車掌といった過酷な労働でも給料は安かった。日本の路線バス車掌は私などは知らない時代の事になるのだが、初めて台湾に行った時、東部の路線で一回だけお目にかかったことがある。過疎路線で、原住民の小学生くらいしか乗客はいなかったのだが、こどもたちが下りる際に先に降りて、安全を見守り、子どもたちが「謝謝!姐姐」と大きな声で挨拶していた光景が微笑ましかったのを後に「秀子の車掌さん」を観て思い出した。

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2017年01月21日Sat [05:39] 台湾  

台南

台南: 「日本」に出会える街 (とんぼの本)台南: 「日本」に出会える街 (とんぼの本)
一青 妙

新潮社 2016-10-31
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トンボの本。妹と間違えて買ってしまう人はいるのかな。妹の方も最近見ないが。この家はよく知られている通り、台南ではなく、北部の炭鉱主。祖父は貴族院議員であったし、父は10歳から学習院に内地留学。祖父は入学式や運動会の度に台湾から日本に行っていたというが、これは戦後のことか。妹は森村学園だが、姉は初等部から学習院なのか。大学は歯学部最高峰の医科歯科大。台南の蓮舫家と似ているけど、祖父母の代では別格となるか。ただ、一青姉妹も国籍は非公表で、おそらく共に二重国籍。留保ではなく、パスポート2つだと思う。芸能人で歯科医なら別に問題なし。

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2017年01月18日Wed [05:22] 台湾  

日台の架け橋として

日台の架け橋として 居之無捲、行之以忠日台の架け橋として 居之無捲、行之以忠
江丙坤

産経新聞出版 2016-11-16
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台湾の大物政治家になるんだろうけど、東京スター銀行会長の方が日本で自伝が出る事由か。国民党は産経、民進党は毎日と御用達も決まっているし。たしか娘だったかの直系の一家が日本永住していたと思う。本人も光復最初期の日本留学組で、「国語家庭」の生まれだから普通の日本語を話す。後に大使館勤務になったときは家庭内でも日本語が主だったという。南アに8年もいたとは知らんかったが、アパルトヘイトの話はほぼ無し。広い家に住めて良かったとも。外交官だから、色々あるのだろうが、国交断絶してもその辺の外交ルールは抜かりはないか。結局、興味深いのはその辺までで、後は「私の履歴書」みたいなもの。

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2017年01月15日Sun [05:52] 台湾  

鴻海・郭台銘シャープ改革の真実

鴻海・郭台銘 シャープ改革の真実鴻海・郭台銘 シャープ改革の真実
毎日新聞経済部

毎日新聞出版 2016-12-01
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これが毎日新聞の提灯本の方か。安田峰敏のプレジデント社の方は鴻海を怒らせたみたいだが、毎日は李登輝でも蔡英文でも郭台銘でも神格化。上村幸次さんが亡くなって久しいが、毎日の最近の中国報道はどんな感じか。そのうち「毎日東京新聞」として、中日傘下になるかな。毎日にはシャープ番もいたそうだが、結構手厳しい。郭台銘が採算を度外視する訳はないが、日本ブランドの魔力にまだ囚われているのかもしれん。ソニーはともかく、シャープが日本だと広く認識されているのはアジア圏だけではないかという気もするのだが。

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2017年01月14日Sat [05:49] 台湾  

上山満之進の思想と行動

上山満之進の思想と行動上山満之進の思想と行動
児玉 識

海鳥社 2016-12-05
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誰かというと、台湾総督であった人だが、元々地元防府の教育委員会が学校や図書館などの機関に配布するために作られたものだという。それが台湾から翻訳を出したいという人が現れて、著者はびっくり仰天。ということで、下手なものではまずいということなのか増補改訂版を出したということらしい。台湾も日本時代ブームが中々終わりを告げんが、民進党になってから、また加速しているのか。日本人総督の評伝を出すなんてことは韓国ではあり得ないのかもしれんが、台湾だって、そういうことがタブーだったのはそう昔のことではない。

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2017年01月06日Fri [05:10] 台湾  

野心

野心 郭台銘伝野心 郭台銘伝
安田 峰俊

プレジデント社 2016-09-29
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大先生のダイヤモンド社に対抗した訳ではなかろうが、プレジデント社らしい文体になっている。郭台銘の評伝が日本で出てないとのことだが、この前後に2冊出ている。先に出た翻訳ものは読んだが、後の毎日新聞と共にフォックスコンの息がかかってそう。蔡英文本や李登輝本を出している毎日は民進党支持というより、体制派だから、鴻海とも良い関係なのだろう。プレジデントはフォックスコンから取材拒否されたみたいだが、郭台銘自身のくだりではなく、中国の絶望工場のところが問題視されたか。日本好きを公言し、本省人の家系とも婚姻関係で繋がる郭が親中派であるかどうかはさておき、はっきりと韓国嫌いを公言している件は書かれていないな。韓国ヘイトというより、打倒サムスンなのだろうけど、その辺や日本を手本にして、アメリカをカバン一つで営業に廻るという行動様式は本省人、外省人問わず台湾の起業家の典型である。仕事としては中国と韓国が多くなるが、台湾の企業文化として、両国に影響を受けることはない様だ。郭台銘の野心もあくまで日米欧の征服にあるのだろう。

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2016年12月29日Thu [04:12] 台湾  

LIP的台湾案内 

LIP的台湾案内 こんにちは! 新しい台湾LIP的台湾案内 こんにちは! 新しい台湾
LIP (田中佑典・西山美耶)

リトル・モア 2016-06-10
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LIPが何だか分からんが、男女ペアのクリエイティブ・エージェンシーとのこと。ただ、写真を見ると女性二人の様にも見れる。LGBT系かな。そのスポットの紹介がある訳ではない。LIPというのは台湾語のJAPかな。知青とか憤青は大陸の言葉かと思ったが、台湾でも使うのか。辣妹もまだ健在なのか。昔は109辣妹とか言っていたけど、台北110も出来たし、渋谷が本場ということもなくなったから、そういう言い方はしないか。台湾の幹部公務員は欧米留学帰りが多いから文化に力を入れるんだけど、盗撮スキャンダルがあった、新竹市文化局長はどうしているんだろう。

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2016年12月15日Thu [05:26] 台湾  

台湾を愛した日本人Ⅱ

台湾を愛した日本人〈2〉「KANO」野球部名監督・近藤兵太郎の生涯台湾を愛した日本人〈2〉「KANO」野球部名監督・近藤兵太郎の生涯
古川 勝三

アトラス出版 2016-01
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1は読んだかなと思ったのだが、1は1989年に出た八田與一本なのか。その元本は83年に台湾で出したらしいが、中文で出したのではないのか。当時は高雄の日本人学校に勤めていたそうだが、中文版は2001年らしい。2009年に創風社で復刊させ、もう一冊台湾啓蒙本を出していて。それは読んでいる。覚えているのは「内省人」という言葉を使っていたからなのだが、この本でも「本省人あるいは内省人」という書き方で、一歩後退はしているのだが、「内省人」に物議でもあったのかな。高雄に3年いて、台湾本を書いている人でも「内省人」のこだわりはあるのか。2はKANO。地元愛媛の版元らしい。近藤監督は愛媛の人だから、必然であったのだろうが、配給とは関係ないタイアップか。

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