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2019年11月16日Sat [12:52] 北朝鮮  

ドキュメント朝鮮で見た

ドキュメント 朝鮮で見た〈日本〉: 知られざる隣国との絆
伊藤 孝司
岩波書店
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小泉訪朝ショック以降、さすがに自粛していた岩波がここまでの北朝鮮体制本を出すのは珍しいな。禊が済んだのか、韓国が新たなパトロンになったからか分からんが、結局、「嫌韓ヘイト本」糾弾している連中推しなのはこういう本。韓国にしても北朝鮮にしても、「行ってもいない」「取材もしていない」批判が常套句なのだが、実際、シンパが行って、取材して、見せられたものだけ、当局の説明通りに書きましたみたいな本が「ヘイト本」のカウンターになるはずもない。そこまで日本の読者は甘くない。『金日成のパレード』みたいに徹底すれば評価にも値するが、寺尾五郎はムリなので、中途半端に本多勝一的なことをしたところで、今の情報化社会では通用せんだろう。

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2019年09月18日Wed [14:43] 北朝鮮  

歌は分断を越えて



阪南大学叢書というのも初見だと思うが、いつもの新幹社の民団読み物だった。著者がマスコミからの転職組の阪南大教員という関係なのだろうが、阪南大は出版部門は新幹社に下請けしているのか。梁勇基の出身校ぐらいということしか知らんが。でもって、在日声楽系歌手というと、よく本を出している田月仙かと思ったのだが、違う人なのか。ソプラノ歌手とオペラ歌手の違いもよく知らんので、全く別世界の人なのかもしれん。日本人の著者ということもあるけど、北朝鮮、韓国、日本、在日の相対化はできていると思う。在日の不遇はナザレ園の日本人妻と並列化されているが、日本人妻の様に成人後に母語を失う様な在日はどれだけいるんかな。「公式」以外の北残留日本人妻も気になる。あと「北朝鮮国籍」であるが、1970年代に川崎市で公式に取得できたとあるが、この詳細を知りたい。「北朝鮮国籍」とか「北朝鮮籍」は「日本人の無知」を蔑む言説でよく使われるけど、「帰国者」は「北朝鮮国籍」を認められて「帰国」した訳だし、民団も「北朝鮮国籍」を確認しているのだから、これは「総連言説」なのであろう。

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2019年08月31日Sat [02:58] 北朝鮮  

パチンコ利権 

パチンコ利権 - 瀕死の業界に未来はあるのか? -
宇佐美 典也
ワニブックス
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北朝鮮から韓国に時代の趨勢が代わって、パチンコ関係を追求する向きが無くなってきている観もあるが、今やパチンコも総連から民団のシノギの意味合いが強くなっているんじゃないか。鳩山もパチンコ財団の広告塔になっているが、社民も総連ももうグダグダだから、伝統的な日本のシノギは韓国が握る事になるんだろう。パチンコ依存症に対する業界の仕打ちが書かれているのだが、人権、正義の闘士達は北の時も今もダンマリだね。

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2019年08月25日Sun [02:54] 北朝鮮  

朝鮮よいとこ一度はおいで! 

朝鮮よいとこ一度はおいで!―グッズが語る北朝鮮の現実
宮塚 利雄 宮塚 寿美子
風土デザイン研究所
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イラクの時も北朝鮮の時も出ずっぱりの専門家がスターになったりしたのだが、今回の韓国ではそういう人はいるんかな。辺真一はもう30年以上も出ている観があるのだが、後継者の白眞勲の政界入りで、再登板した形か。ちなみにイラクの時に酒井啓子の2番手だった大野元裕も政界行って、明日さいたま知事選。北朝鮮の時も伊豆元、重村、李英和とかがスター解説者だったけど、宮塚は当時からイロモノ扱いで、本人もそれを売りにしていたところがあったので、間違っても議員の道は無かったか。学術出版会風土デザイン研究所は札幌にあるらしいが、文庫サイズの手作り感満載で、書店は無論、図書館もどれだけ入っているか。レインボー通商さん協力だそうで、本当に何も変わらない北朝鮮道を貫いている。娘さんが北韓大学院進学で、親の道を継いだのも職人の世界だが、このソウル生まれの娘さんのお母さんは韓国人だったかな。数年前に再婚したと聞いたが、色々と活動している嫁さんみたいだな。

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北朝鮮に何度も行ける「ジャーナリスト」の本を続けて読んでみたのだが、林典子はフリー写真家として世界的に評価されている人なので、毎日放送の人権屋とは違う腕はあるとは思った。北朝鮮がこちらに期待するのは日本人妻の帰国を阻んでいるのは国交が無いからであって、日朝国交正常化宣伝の方。言わば人質外交であるのだが、拉致被害者よりも日本人妻の方がアピールはできるのだろう。前出の人もそうだが、北朝鮮の苦しい経済状態を書くのは支障がないのだが、体制批判だけはタブーである。体制は日本の責任に帰することができないからだが、この体制を維持させているのは日本だと匂わせられば成功である。その為には「ルール」を守って、持続的に北に行ける様にしなくてはならないのだが、こちらにはそうしたギリギリのラインで読者の想像力を掻き立てるところはあると思う。総連系メディアの「中の人(の本心)」とは良い関係を築きつつ、おそらく求められていただろう日本の現政権批判も踏みとどまった印象がある。

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2019年08月03日Sat [17:28] 北朝鮮  

朝鮮戦争に「参戦」した日本 



やはり2004年の岩波のリライトか。ずっと吹田事件の話が続くからおかしいなと思ったのだが、そうなら最初か奥付の前にに記せよ。例よって、パヨク本お約束のネトウヨ、ヘイトスピーチ連呼のあとがきの最後に再刊ですとかそれだけで★一つ。十年以上前に読んだ本の記憶も蘇ったが、南北分断の責任は日本にある。朝鮮戦争は支援者であり受益者である日本に責任があるという北朝鮮の宣伝方針に則った内容。慰安婦、徴用工の後で従北が用意しているのが、これなのだが、これで日本から統一資金を引き出す目論見はもう頓挫してしまった感じ。「ジャーナリスト」が北朝鮮に何度も行けるのは成果報酬があるからなのだが、かつての「地上の楽園」の様なプロパガンダはもう通用しないから、当局の宣伝を如何にストーリーにするかが腕の見せ所。

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2019年07月20日Sat [13:48] 北朝鮮  

朝鮮学校の教育史



博論もの。朝大→一橋社院という朝校王道エリートコースの人。在日の人権が研究テーマになるのは必然なのだが、朝校自体を扱うのは色々と支障があった様だ。その辺は詳しく書けないのかボカしてはあるのだが、公式見解以外の部分を書くと「敵」を利することになるという闘争が根管となっている組織共通の病理ではあろう。とはいえ朝校自体を透明化して、誤解を正すという運動方針もある訳で、総連支配が確立する前の「過去史」である50~60年代ならばという判断もあったのかもしれん。反植民地主義というテーゼは現在のもので、当時は反帝国主義であったとも思われる。著者が「帰国」した朝校生のその後に関して大学進学などの光の部分を主張するのは闇の部分を書けない意趣返しではなかろうが、70年代以前には帰国者の人材活用も当局が必要とするところではあったろう。

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2019年07月05日Fri [02:32] 北朝鮮  

ルポ金正恩とトランプ



朝日新聞出版だけど、連載ものではないのか。新書3冊出しても収まりきれないくらい原稿は書いているのだろうから、まだまだ出るのかもしれん。あの朝日新聞が韓国で出禁を食らったというのも時代が変わったのか、時代が後戻りしたのか分からんが、少なくともこの著者は従北政権には都合の悪い人物である様だ。トランプ訪韓の宴に慰安婦を招いた(と書くと言い得て妙であるが)件に関して、外交部は知らされておらず、日本からの情報で知った米国から問い合わせを受け、泡食って平謝りしたという記述も。素人が政権を私物化するとこうなるという見本の様な文在寅を金正恩の代弁者とまで書いているのだから、朝日も内部に矛盾が生じている。

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2019年06月02日Sun [02:50] 北朝鮮  

激変の北東アジア 日本の新国家戦略 



読んでいて、これ、かもがわだよねと思わず見返してしまった。塩谷という人は知らんかったが、柳澤協二だけがかもがわ御用達。津上俊哉がかもがわというのも意外だが、全員キャリア官僚出の人たちか。トップバッターの河東哲夫がかなり飛ばしていて、韓国で徴用工問題を焚き付けているのは特定の政治団体だとか、遂には北朝鮮の核に対抗するには日本も核武装を検討しなくてはとまで書いている。よく代々木の検閲通ったなと思うが、日共が韓国の属党みたいになってしまっている現状に不満を抱いている分子も中にはいるのだろう。或いは文政権には従属するが、北朝鮮に従属している訳ではないというメッセージか。柳澤で多少修正を効かせたけど、結局、米朝会談に浮かれて、現実工作と余裕かましてみたといったところか。全部ハズレになってしまったが。

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2019年05月17日Fri [21:45] 北朝鮮  

沖縄と朝鮮のはざまで



大体予想通りのものであったが、逆説的には沖縄で現在活動している朝鮮人の可視化としては意味はあったか。そもそも朝鮮人はどういう形で可視化されていたのかという点で、活動家と一般人の間にズレがあるのが現状であって、どういう意図を以て、被害者性ばかりが可視化されてきたのかというところに疑問を持たれる様になってきた。むしろ不可視化されてきたのは大多数である日本人と同時代を生きている一般の朝鮮人であって、植民地主義とか差別とか主体だとかいった用語に収斂されない人たちである。こうした勢力の活動が本来「連帯」すべき沖縄人と朝鮮人の間に溝を作ってしまっていることはある様で、基地や加害性を巡って、批判を受けているらしい。復帰後に米軍が沖縄に総連が入ってくることを警戒したという話があるが、その憂慮がポスト反共時代になって一気に可視化されてしまった観はある。

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2019年05月06日Mon [03:14] 北朝鮮  

朝鮮半島-未来を読む



元韓青の人に元解放出版社の人が聞くというスタイルだが、実際は韓青の書き下ろしであるとのこと。当然ながら、北朝鮮擁護本となるが、金大中時代に民団幹部となった69歳は文在寅政権になって再び出番が来たのか。韓青も組織的には大韓民国なのだが、ほぼ北朝鮮のスポークスマンみたいな話になっている。まあ今の政権ではそういうことである。解放出版社が北朝鮮を支持するのは政治的には正しいのかもしれんが、身分制度が敷かれている国家を容認しても良いものなのか。東方出版は東方書店とは関係ない仏教系の版元か。それはともかく、日本蚊帳の外論を含め、語った「未来」が全てハズレになってしまっているのだが、それまで文在寅はもつのか。

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2019年04月14日Sun [13:47] 北朝鮮  

自衛隊失格



前に文春新書で出した自衛隊特殊部隊の人か。売れたのかどうか知らんが、第2弾は新潮のハードカバーと波に乗ったが、新ネタは無かったか。北朝鮮工作船をメインにすればまだ稼げたと思うが、防衛省への愚痴がメインで、このままだと別の陣営から声がかかるかもしれん。一般大卒と防衛大卒の格差問題は互いに見下しているのかもしれんが、一般大から志願した人にとって、防大卒業生の任官拒否などは理解し難いことではあろう。日体大は自衛隊の中でも一勢力あると思うが、防大から見れば体育学校的な筋トレバカに映るのかもしれん。

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