![]() | 対北朝鮮・中国機密ファイル―来るべき北朝鮮との衝突について (2007/09) 欧 陽善 商品詳細を見る |
著者の肩書きは「中国中連部アジア局」となっていて、中国国内での発表が出来なくなったので、日本でということになったらしい。そんな曰く付きの版権を「日本右翼」の文藝春秋が獲得できたのは不思議だが、訳者ではなく編者として名を連ねる富坂聰が取ってきたものらしい。富坂の書くものにはよく「中国政府筋」の情報が出てくるのだが、やはりホントにこの人は「党」に食い込んでいるのだろうか。香港でも出版予定とのことだが、まさか富坂が編者としてクレジットされる訳はないだろう。「原書」が存在しているとしたら、どこまで「編集」が入っているのかも知りたいところだ。日本的な解釈をつけることを避けた為、文春からはクレームが来たとのことだが、読んだら分かるように、これは最初から日本人読者を想定して書かれている様な感じもする。おそらく、この本が翻訳されて大騒ぎになるとしたら、韓国においてであろう。中国人の韓国人に対する感情は書かれている通りであることは否めないのだが、「知れば知るほど嫌いになる国」って、そのまま「嫌韓流」じゃないの。となると、「嫌韓」で日中が奇妙な共闘を組むことも考えられるが、「反日」の中韓共闘よりは、歪のないものなのかもしれない。中国にも孔子の何代目かに当たる学者(日本のアレよりはホンモノっぽいが)の様な金正日ファンがいるとは知らなかったが、それは日本の「金正日サポーター」とは違う論理である様だ。とはいえ、それがあくまでも特殊事例であることは、言うまでもない。80年代の北京で、中国人から北朝鮮を猛烈に蔑む言葉を聞いたことを覚えているのだが、南下すると、南下すると、意外に北朝鮮とは友好的で、私もよく北朝鮮留学生とも遊んだものだ。やはり「悪感情」は地理的に近い者同士が持つものなのだろう。それにしても、85年に日本人から情報を収集するために北京で初めて開業した焼肉レストランって、「モランボン」の事?あの当時に白カード無しの人民元で、焼肉食えるのも変な感じがしたが、そうだったのか。ウチラのバカ話も将軍様に筒抜けだったのか。同学の北娘を誘って繰り出そうとしてたTさん今どうしてるかな。

















