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2020年03月29日Sun [17:04] 東アジア  

近代東アジアにおける〈翻訳〉と〈日本語文学〉



論集だが、ちょっと変わったスタイル。一発目は全てハングルで訳もなく、訳分からんかったのだが、それ以降も日本語で書かれているのは半分くらいで、中文、英文のみのも数本。いずれも要約も無しで、原文をそのまま載せているだけ。翻訳者向けなのか日本語文学研究者向けなのか分からんが、いずれも四か国語の読解力は常識になっているのかな。この分野ではおそらく日本語が共通言語になっているとは思われるのだが、歴史的事情による日本語帝国主義を否定するという意味合いがあったのかもしれん。

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2020年03月29日Sun [16:03] 東アジア  

「移民時代」の多文化共生論



明石製のテキストだが、著者はアメリカ多文化教育の人。在日関係は総連色は出てくるが、政治臭はあまり感じられない。大学より下の虎の巻的なものと思われるが、この状態が続く限り、多文化共生の意味合いも変わって来よう。少なくとも「移民時代」は大幅に後退すると思うが、その分、帰れず定住化というケースも増えるだろうし、収束後は「犯人捜し」のターゲットとなる可能性もありそうだから、その点での多文化共生論も必要か。欧州や米国ほどにドラスティックな変化は無いと思われるが、震災後の束の間の国際親善ムードが1年後の五輪で再び訪れるとも思えん。

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2020年03月23日Mon [15:50] 東アジア  

共創アジア 



東海圏は日本経済の心臓でもあるのだが、中日新聞経済部はの当地のでのプレゼンスって、どんなものなのだろう。少なくとも傘下の東京新聞みたいに、トチ狂った政治部が看板になってしまうことは無いか。トヨタがトップは定位置として、リンナイ、敷島パン、スズキと来て、なぜかTOTO、VAIO。TOTOは福岡だけど、製陶業はやはり東海か。VAIOの安曇野は括りとしては東海圏になるんかな。JR東海、東海銀行、中部電力といったところは海外事業の割合は大きくないので、章にはなっていない。ココイチも一宮なんだな。リンナイの韓国だけが特異な気がするが、倭色を排したところが成功の秘訣らしい。ヤクルトもたしかそうだが、一度定着してしまえば、NO JAPANの標的にはならんか。

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2020年03月08日Sun [14:58] 東アジア  

データでよみとく外国人“依存”ニッポン 



Nスぺとかではなく、特設サイト用に取材したものなのか。幾つかは番材になっているのだろうけど、今回の騒ぎで、震災の時の様な日本回帰にならざるを得なくなったんかな。とはいえ、もはや帰国しようが、第三国に移住しようが、ウィルスは蔓延している訳で、災害のグローバル化という点では地球温暖化活動家の人たちの目論見通りか。外国人依存が無くなれば、日本人が高賃金化して、デフレ終了となるのか分からんが、その資源にも限りがある。需要と供給の縮小は市場のみならず、社会の縮小という自然淘汰という形になろう。この本のデータを見る限り、東京などよりも地方で外国人の増加が顕著であるのだが、そこはプッシュ要因とプル要因がマッチした結果という移民の法則。何もしなけば、何もなければ衰退あるのみではあろうが、プル要因は母国に近い環境である。北海道のニセコ地区でもそうだが、寛容や融合が求められている訳ではなく、実利的でない文化などは異文化交流以上の需要はない。

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2020年03月04日Wed [17:09] 東アジア  

移民クライシス



たしかに研修生制度叩きに躍起になっている新聞が、同じようにブラックな新聞奨学生制度にはノータッチなのかという疑問はあったのだが、それが企業の論理というものではあろう。うちの近所の新聞配達店などはずっと前に統合されて、朝日と産経も同じ店が配達しているのだが、本社の奨学生制度はそれとは関係ないのか。インテリが作ってヤクザが売る商売という伝統はあるのだが、西日本新聞だけが唯一記事にしたとのこと。朝日はブータン人研修制度もPR記事を出したみたいだが、AERAが韓流、創価学会提灯雑誌になったみたいに本丸を守る為に周辺を切り売りしていく必要はあるか。

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2020年02月19日Wed [17:17] 東アジア  

日本の異国



Gダイのデスクだった人らしい。元Gダイが正義マンに変身して日本の移民不寛容とか安倍政権打倒を叫ぶのかと楽しみにしてたのだが、その点、カウンターにはならない様に抑えめである。とういうかGダイをテーマにした本も出したみたいで、個人的にはそっちの方が面白そう。自分は同じ町の住民ではあるのだが、原住民であり、日本自体が異国であったこともあるので、異国感はこの町よりも日本の地方の方に感じる。原住民で多文化共生バンザイしている人は一部であろうし、日常的な付き合いはほとんどない、俗に言うサラダボウル型が現実なのだが、高齢者、身障者には暮らしにくい町になったのは確かである。せめてガードレルに挟まれた狭小歩道への露店出店は規制できないものかと思うが、奴さんも次々とブーム仕掛けるので、韓流に人権が阻まれている格好ではある。店も客も地元との無縁の人たちなので、仕方ないか。

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2020年02月04日Tue [01:09] 東アジア  

日中韓働き方の経済学分析



博論ものではない。政府への提言であると謳っているので、例の「働き方改革」に反応したものではあろう。その点に於いては倒閣運動とは距離を置いたものである。女性活用を謳うのも安部政権と同じであるのだが、中韓との比較という観点が内閣府にあるのかどうかは知らん。もっとも、女性活用は所謂ジェンダーギャップ観点というより、今後の人口減少に向けた労働力充当策とも言えるものであり、その点は外国人労働者より優先事項になる。云わば戦時中に女性が人手不足を補う為に動員されたのと同じ構図ではあるのだが、戦後の高度成長初期の女性就業率が高かったということは忘却されていることなのかもしれん。1970年代になっても女性就日本の方がスウェーデンより女性の就業率が高かったと言うと、北欧教信者は卒倒するかもしれんが、日本で専業主婦が定着したのは核家族でも一人の給料で安定した家計を営むことができるようになったからであり、近年、その数が減っているのは女性の社会進出もさることながら収入と相関した結果でもある。中国に新たな専業主婦が生まれていることも考察しているのだが、これもまた富裕層の台頭と関係している。

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2020年01月16日Thu [02:00] 東アジア  

越境する東アジアのの文化を問う



早文のポスコロカルスタ系プロジェクトらしい。スペイン語脳だと、中文の千野先生はドンピシャ名なのだが、chinoではなく、sennoなのか。千野栄一とも無関係か。所謂、春樹現象とか昔の話が多いのだが、参加者である教授の教え子たちが留学していたのがその辺の時期なので、わりと昔話系。唐突に日本人だけで、70年代ニューミュージックの話で盛り上がったりとか、どんなトークセッションなのかとも思ったのだが、ネット時代になると越境もクソもなく、文化も同時多発的になっているので、「時間差」があった時代のノスタルジーみたいなものか。日本では「女子会」は大学生までで、それ以降はジェンダー的理由で存在しないとかよく分からん説明もあるのだが、それって、逆じゃないのか。かつて日本のカルスタ第一人者だった毛利嘉孝が登場して、カルスタはイデオロギー的に解釈されているか言っている。社会問題や政治とは無関係のものをサブカルとして下位に置く限り、こうした批判は出てくるだろう。林ひふみさんって、誰と思ったら新井一二三か。大学ではこっちの名前なのか。

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2019年12月11日Wed [14:59] 東アジア  

中国・サハリン残留日本人の歴史と体験 



普通の研究書かと思ったが、虎の巻だったか。テーマが絞られているので、どれだけ需要があるのか分からんが、すっかり過去のイシューとなった「中国残留孤児」は学校現場で教えられる事は少なくなっているのか。その一方で、「中国帰国者子弟」は学校現場の現実イシューであり続けているので、その原点を知る意味でも「残留孤児」史は必要なのかもしれん。明石であるが、かつての様な「友好史観」を基軸には出来なくなっている訳で、むしろ、日本人迫害史を基軸としてのネオ友好史観的な論調にも思える。それでも中国残留日本人はテキストも多く、かつ帰国者が現実問題として顕在化していたのだが、。サハリン帰国者については北海道を除けば、全国的な問題とはならなかった。この件は日本とロシアというより、日本と韓国の二国間問題という側面が強いのだが、日本人と朝鮮人もソ連という異国に於いては家族として生きなくてはならなかったという事情がある。乱暴ではあるが、日韓はある種、近親憎悪的関係にあるので、その近似性を認識するには別世界のフィルターが必要なのかもしれん。

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2019年11月24日Sun [17:47] 東アジア  

ふたつの日本

ふたつの日本 「移民国家」の建前と現実 (講談社現代新書)
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『ニッポン複雑紀行』編集長という肩書の人なのだが、その発行元であるらしい難民支援協会を主宰しているという訳ではないのか。グーグル、スマートニュースを経て独立ということは難民支援協会に企画を持ち込んだのだろうか。在日との関係はあまり無いみたいなので、運動系でもない感じ。安倍政権はハッキリと移民受け入れ策を打ち出しているのだから、排外主義のレッテルを貼るのは厳しいのだが、その点に於いては「安倍応援団」なのかもしれん。日本も遠からず移民が最大の社会問題として浮上する可能性はあるとは思うが、日本人対外国人という単純な構図で物事を見るのは暴論である様な気もする。在日外国人間に「連帯」を求めるのは幻想であるし、生活者は社会運動に参与している暇などないのが現状である。

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2019年11月14日Thu [16:29] 東アジア  

日本4.0

日本4.0 国家戦略の新しいリアル (文春新書)
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「中国4.0」の続編みたいだが日本向け企画なのかな。軍事系の人にとって、日本は関心外かもしれんが、対中戦争に備える為には日本を能動的に動かす必要はあるか。それだけアメリカに体力が無くなったということでもあるのだが、イスラエルとかも関わってくると、何か手のひらで踊らされている観もあるな。北朝鮮は非核化して存続させる。日本と韓国のカネで中国の北朝鮮経済一国支配を崩せば、対中プレッシャーにはなる。日韓対立も対中というメガネで見れば、「グレート・ゲーム」の一局面に過ぎないのだろうが、日本がリアルに国家戦略を立てるには過去の束縛から自由になるしかないのだろう。謝罪や賠償によって、それが自由になるというのは地政学的には論外であり、むしろそれが新たな束縛となるので、これも粛々と遂行していくしないか。

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2019年11月14日Thu [16:02] 東アジア  

響き合う東ジア史 

響き合う東アジア史
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東京大学出版会
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論集。2013年から3年開催された若手セミナー発表会らしい。早稲田、復旦、ソウル大で開催とのことだが、編者3人が復旦、ソウル大と東大の三谷となったのは早稲田の李成市がバランスをとって外れたのか、別の理由があるのか、特に理由が無かったのかは分からん。単に流れでそうなっただけではあろう。編者3人は日本プロパーなのだが、中韓で別の形になっているのかどうかも知らん。この種のものは例え中世史であっても中韓対日本の歴史認識系になってしまうのだが、それは単に中国、韓国は無論、日本でも若手研究者は取り敢えず受けが良い発表をしなくてはならないという枷があるからか。とはいえ、時代ともにそういう空気は薄くなっている感じはする。内鮮結婚と樺太朝鮮人に関しては相関するテーマであるのだが、同化政策、強制連行という一面的解釈にもメスが入っている。働いたり、結婚したりということは人生選択の根源に関わることなので、そう簡単にお上の意向に従って決めるということにはならない。お上がそれで生活一切を保証してくれるのなら、そういう選択肢はあるのだが、実際そうではなかったから。その選択肢はそこで稼げる、そこで縁があったということである。知らんかったのだが、朝鮮に於ける内鮮結婚は日本人男性と朝鮮人女性というパターンの方が一貫して多かったのだという。ただ、内地に於いては朝鮮人男性と日本人女性というパターンが凌駕していたので、トータル的には朝鮮人男性と日本人女性という韓国だけではなく、日本でも多くの人がイメージする結婚パターンになるのだが、それも要は内地では朝鮮人男性の数か圧倒的で、未婚の朝鮮人女性の数は限られていたということである。

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