FC2ブログ
2018年12月02日Sun [04:21] アゼルバイジャン  

アゼルバイジャンが今、面白い理由



前に読んだ本ではアゼルバイジャン・ブームはいつの間にか始まって、いつの間にか終わっていたという話だったが、また始まったのか。コンサル屋本なので、PRであるから、実態は二の次ではあるが。万博誘致では大阪にマネーで負けたという話も伝わっているのだけど、企業進出コンサル屋には痛いところであったかもしれん。ということで、ゾルゲの話などはないのだが、アゼルバイジャン航空が2019年に成田就航予定なのか。バクーまではノンストップで飛べるのだろうけど、ヨーロッパ線のハブとしても売れるかもしれん。観光資源として石油風呂が挙げられているが、稚内温泉や豊富温泉とは違って、モノホンの石油そのものの様だ。ちょっと怖い気もするのだが、入浴には医師の診断が必要とのこと。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑

2018年08月26日Sun [06:13] アゼルバイジャン  

アゼルバイジャンを知るための67章

アゼルバイジャンを知るための67章 (エリア・スタディーズ165)アゼルバイジャンを知るための67章 (エリア・スタディーズ165)
廣瀬 陽子

明石書店 2018-08-03
売り上げランキング : 158046

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


そうだろうと思っていたが、やはりアゼルバイジャンは廣瀬陽子編で来たか。例によって関係者総動員の記念本式。アゼルバイジャンの最大の疑問がなぜイラン側と大アゼルバイジャン主義結合の動きを聞かないのかというものだったのだが、一気に疑問が解決した。イランのアゼリー人はイラン人ナショナリズムが強く、かつ人口でもアゼルバイジャンを上回るので、アゼルバイジャンを「本国」とする意識は生まれにくい。革命派からみてもアゼルバイジャンは限りなく世俗主義に映るだろうし、大国意識もあろう。アゼルバイジャン側がイランをどう捉えているのかはよく分からんが、イランよりトルコの方が親しいと感じている様だ。アゼルバイジャンをトルコ文化圏と位置づけるのはトルコの大トルコ主義特有のものかと思っていたのだが、アゼルバイジャン自身にもそう捉える向きがあるという。シーア派、民族主義的にはイラン、文化的にはトルコといった感じなのだろうか。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑

2017年05月06日Sat [07:34] アゼルバイジャン  

 〈アゼルバイジャン人〉の創出

〈アゼルバイジャン人〉の創出: 民族意識の形成とその基層 (プリミエ・コレクション)〈アゼルバイジャン人〉の創出: 民族意識の形成とその基層 (プリミエ・コレクション)
塩野〓 信也

京都大学学術出版会 2017-04-12
売り上げランキング : 345542

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


博論もの。アゼルバイジャン留学組か。ヨーロッパ世界も、イスラム世界も、ロシア世界も良いとこどりで、楽しめそうな感じだが、いい加減に日本も石油やゾルゲのイメージから脱しないといかんか。アゼルバイジャン創出は別にソ連崩壊後の国民国家化の過程が嚆矢ではなく、綿々と続いてきた運動だそうだが、アゼルバイジャンというのは現在のイラン領である南アゼルバイジャンが本家で、独立国となった現在の北アゼルバイジャンが亜流なのだという。人口もイラン側の方が多いそうだが、イラン側に統一運動とか経済も自由度もありそうな北側への移住といった流れはないのだろうか。もっとも、北もアゼルバイジャン人意識は創出されたものであって、南がその段階では一歩遅れているのかもしれんが、アゼルバイジャン人はムスリムであったり、トルコ人であったり、コーカサス人であったのだという。ムスリムという一義性があれば、民族やネイションといったものは二義、三義になるので、自分のそうした属性を知らなくても問題はないし、ソ連の様な民族識別国家や、現在の国民国家といった近代性が生じる以降の課題ということになるか。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑

2016年07月31日Sun [04:04] アゼルバイジャン  

カスピ海の至宝アゼルバイジャン

カスピ海の至宝 アゼルバイジャンカスピ海の至宝 アゼルバイジャン
田玉有紀子 さかいもとみ

キョーハンブックス 2016-06-01
売り上げランキング : 241855

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


アゼルバイジャンのガイドブックって、出てなかったのかな。テレ東で日本人は誰もいかない独裁国家みたいな番組になってたけど、トルクメニスタンと混同されているという訳でもないか。キョーハンブックスの路線もよく分からんが、タイアップで費用は出るのかな。初っ端から世界一の親日国と来たものだが、これはアゼルバイジャン人の日本語教師がそう言っている話。日本に4年間済んだというから、現実を知らない訳ではないのだろうが、日本の良くないところは、アゼルバイジャン人がこんなに日本のことを好きなのに日本人でアゼルバイジャンのことを理解している人がとても少ないということらしい。旧ソ連はロシアを含めて往々にして対日感情が良好なのだが、そこの「ソ連」という対抗軸があるのかどうか分からん。別にイランやトルコと親日世界一を競っている訳ではなかろうが。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑

2015年02月04日Wed [02:14] アゼルバイジャン  

日本人の知らないアゼルバイジャン

日本人の知らないアゼルバイジャン ──今、知っておくべき最新51項 (Modern Alchemists Series No. 125)日本人の知らないアゼルバイジャン ──今、知っておくべき最新51項 (Modern Alchemists Series No. 125)
石田和靖 田邊政行

パンローリング株式会社 2014-11-15
売り上げランキング : 238569

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


アゼルバイジャン・コンサル本第一号を狙ったか。原油価格下落で第2のドバイも怪しくなってきたが、ウリは石油ではなく、親日らしい。世界3本の指に入る親日国とのことだが、あと2つはどこだ。台湾とトルコかもしれんが、アゼルバイジャン人はトルコ系なので親日であるというのもよく分からん。台湾人は漢民族だから親日ではないことはたしかではあるが。傍目にはトルコよりも宗教的、歴史的事情でイランとロシアに近しい観もあるのだが、その分反発もあるだろうから、大トルコ主義に傾く者もいるのかも。従軍慰安婦の件で、アルメニア人が韓国人に与すなら日本はアゼルバイジャンと組みましょうという向きもあるかもしれんが、在留邦人は35人で、韓国人の10分の1だという。中国人は更にその10倍いるというのだが、この辺の数字は実態を反映しているのかどうか分からん。韓国人より少ないことはたしかだろうが、35人というのは大使館に届出を出している人数なのか。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑