2013年03月04日Mon [02:53] トリニダード・トバゴ | 本・雑誌 |読書メモ  

トリニダード・トバゴ

カリブ海に浮かぶ島 トリニダード・トバゴ -歴史・社会・文化の考察-カリブ海に浮かぶ島 トリニダード・トバゴ -歴史・社会・文化の考察-
北原 靖明

大阪大学出版会 2012-12-20
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トリニダード・トバゴ本がようやく初読か。知るためのもそのうち出るのかもしれんが、それまでの繋ぎとしてはまあまあ。1935年生まれというから結構ベテランの著者だけど、英国植民地がテーマで、ナイポールなどの植民地文学研究もしてきたらしい。ナイポールは後年ほとんどトリニダード色を感じさせないものばかり書く様になったのだが、鳥にダート・トバゴは国として独自性に欠けるという風な考えだったらしい。一方でクレオール語で綴る世界的な作家もいるそうだが、それでもこの国の文学者(に限らないが)の宿命として英国移住という道を選択したらしい。西インド連邦が瓦解したのは何かマラヤ連邦と似たところがあるのだが、ジャマイカが抜けたことにより、トリニダード・トバゴは自国の経済的負担が大きくなることを危惧したという。それもガイアナはトリニダードに付いていきたいとしたそうだが、トリニダードが拒否したのだとか。まあそれは正解だったかもしれない。

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