2015年07月19日Sun [11:49] ニジェール  

西アフリカ・サヘルの砂漠化に挑む

西アフリカ・サヘルの砂漠化に挑む―ごみ活用による緑化と飢餓克服、紛争予防西アフリカ・サヘルの砂漠化に挑む―ごみ活用による緑化と飢餓克服、紛争予防
大山 修一

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ニジェールのフィルワもの。この国の主要民族はハウサでナイジェリア北部と同じか。国名も同じ語源で、やはりムスリムなのだが「、ボコハラムなどの影響に関してはまえがきでちらっと触れているだけ。著者が調査を始めた十五年くらい前はのどかなものだった様だが、家畜による食害を巡って牧民と農民の抗争はあったらしい。牧民はトゥアレグで民族は違うのだが、言語はハウサ語化したところも多く、同じムスリムなので特に民族対立ということではなさそう。そこで著者が挑むのは荒廃地の緑化事業なのだが、ゴミを利用したもの。ゴミには有機成分が含まれているので一石二鳥となるのだが、人口が急増して、ゴミ処理がほとんど放置されている大都市からゴミを砂漠に運ぶという事業は可能ではあろうが、実験に実験を重ねる必要があるか。

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西アフリカの教育を変えた日本発の技術協力 (地球選書)西アフリカの教育を変えた日本発の技術協力 (地球選書)
原 雅裕

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ボランティア選書といえば、JVCがめこんから出しているのだが、JICAはダイヤモンド社から「地球選書」の名目で。傘下に収めたアジ研とは一線を画したJICA研究所というのが主体らしい。技術協力というから何が技術学校でも作ったのかと思ったら、普通の小学校を住民主体で建設することを手助けするというプロジェクトらしい。ニジェールの国情というものはあまり伝え聞く機会もないのd、その点は興味深かったのだが、全体的にこのプロジェクトの内容が分かりにくい上、その説明が実務面に偏っているので、実務者向けはともかく一般向けにはどうか。第一弾で出たチリのサケの話の様な日本の確固たる貢献というものは見えにくい。欧米NGOの縄張りだった地に日本が楔を入れたということは分かったのだが。

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