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2019年03月18日Mon [14:04] ニカラグア  

人とウミガメの民族誌



博論もの。ニカラグアのミスキートは一時期反政府武装運動で注目を集めていたが、最近はすっかり聞かなくなった。サンディニスタ政権は復活し、オルテガも大統領の座にあるのだが、当初からミスキートも反政府一色では無かったという話も読んだことがある。ただ、ベネズエラ政権を支持する人たちが袋叩きにあっている時代と違うし、実際はどうだったかは分からん。とりあえず、現在は政治より、麻薬の方が戦争要因であって、それはニカラグアに限らず、中米全体に言えることであろう。実のところ、当時もそうであったのかもしれんが。その点、ミスキート漁師のフィールドワークが困難なのか分からんが、あくまで民俗学的研究である。ただ、そうした事情で麻薬が流れ出ている事はあって、見つけたものの所有物になるというルールが存在するらしい。そうなると一攫千金どころの話ではないのだが、下手に関わってしまうと生命の危険もあるので、買取り人を含めて暗黙のルールが決まっているのだろう。

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2016年07月28日Thu [03:40] ニカラグア  

ニカラグアを知るための55章 

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田中 高

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ベリーズは出ないだろうから、これで中米が全て出そろったか。ニカラグアが最後になったのはそれだけ日本で影が薄いということかもしれんが、中米最大の面積を誇る国であるし、駐日大使館開設は1934年。同時期にエルサルバドルは満洲国を承認したりもしているのだが、後に保守系大物文化人となる戦時中の駐日ニカラグア大使は病状が悪化したこともあり、船旅での帰国が出来す、終戦後まで日本に留まったらしい。サッカーがイマイチということもあるが、戦後もサンディ二スタくらいしか話題にならなかったニカラグアではあるが、コスタリカに相当数移住しているらしく、コスタリカでチーノ口撃に遭ったら、それはコスタリカ人ではなく、ニカラグア人であったなんてことも。コスタリカに37万人とか、USに34万人とかはあるだろうが、パキスタンに9千人余りというのがよく分からん。在外人口では北中米、スペイン以外のトップで、メキシコ在住の2倍以上のニカラグア人がパキスタンに住んでいるというのはどういうことだろう。グアテマラやドイツは6千人台だからそれより多いのか。クウェートに4千人くらいいるが、これは出稼ぎと推測できる。アエロフロートはたしか90年代も就航していたはずで、ハバナとマナグア間の路線も持っていた。現大統領はがオルテガであるというのも時が止まっている観はあるが、ビオレッタ・チャモロが復活させた台湾との国交はそのままか。貧困対策はかつてほどの成果を上げていないのは冷戦終結と関係あるが、中米で一番治安の良い国らしい。というか他の国が悪すぎるんじゃないのか。

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2010年03月20日Sat [01:40] ニカラグア | 本・雑誌 |読書メモ  

貧困国への援助再考

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珍しいニカラグア本だが、大使もの。なぜにアジ研新書かというと、この大使はアジ研の人でニカラグア大使は出向の様だ。現在はジェトロのバンコク研究センター長なのだそうだが、アジ研ジェトロで大使枠でも持っているのだろうか。それにしても、「アジア」に拘らない「アジアを見る眼」も最近は1年半に1冊がペースみたいだな。他所みたいにゴミ新書を定期的に出す必要はないのだけど、これはこれでお役所仕事の弊害とでもいうか。中身は新潮新書並みの薄さではあるのだが、どうせ誰も知らないのなら、巨額ODAより草の根の方が良しという中国方式は各国で応用されている様だ。草の根だから土建屋コンサルが入っている訳ではないのだろうが、結構応募があるということはそれなりに浸透しているのか、青年隊やシニボラが金ヅルになっているのか。ここは台湾が援助合戦で大枚切っているみたいだけど、サンディニスタ政権復活で、再び中国に寝返るのかな。まあ一般国民にとっては台湾も中国も日本も「チーノ」で変わらんのだろうが、さすがに大使ともなれば「チーノ」呼ばわりされることもなく、セニョール扱いみたいだね。

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