2012年12月09日Sun [23:39] オマーン | 本・雑誌 |読書メモ  

知られざる国オマーン

omann.jpg知られざる国オマーン―激動する中東のオアシス
森元 誠二

アーバン・コネクションズ 2012-07
売り上げランキング : 319151

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


著者は前駐オマーン大使だから大使ものになるのだが、退官記念というより、オマーンPRもの。天下り先は農畜産業振興機構とのこと。外交官というより、組長役みたいな顔つきの人で、紋無し袴姿も披露しているのだが、帯刀のアラブ王族などと日常接するうちに貫禄付く様になったのかな。丹羽みたいな商人風情ではなく、この人を中国大使にしとけば舐められなかったかもしれん。オマーンも震災で太っ腹な援助をしてくれたことだし、W杯予選もごっつあんだったので、このくらいの恩を返すことは妥当だと思う。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑

2009年12月05日Sat [01:22] オマーン | 本・雑誌 |読書メモ  

オマーン見聞録

オマーン見聞録―知られざる日本との文化交流オマーン見聞録―知られざる日本との文化交流

展望社 2009-04
売り上げランキング : 501192

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


著者は丸善石油OBでJICA専門家としてオマーン商工省顧問をしていた人らしい。オマーン本は95年に「オマーンが見えてくる」というのを1冊出していて、これは読んだ様な気もする。前回のタイトルに微妙な問題が生じたのかは定かではないが、今回のは打ち直して、「オマーン見聞録」としたらしい。前回のは滞在記っぽかったと思うが、今回は徹底して歴史である。何でもこの間イギリスの大学のアラビア湾岸研究所に「名誉研究員」として滞在していたらしく、その間に勉強した成果もあるのだろう。どうせなら「オマーン見聞録」ではなく、「オマーンの歴史」でも良かったのだろうけど、副題にある通り、日本との交流編に力を入れていて、「国史」からははみ出る部分が多いので「見聞録」に留めたのかもしれない。オマーンの元国王が戦前に日本で所帯を持ったという話は下村満子が本にしているそうだが、その後の顛末は先に出たオマーンに帰化した日本人女性校長の本にも書いてあったと思う。日本とオマーンの交流についてはどんな些細なことでも見逃していない感じで、乳香やデーツについての説明や、W杯予選で遠藤が同点コロコロPKを決めた事まで書いてあるのだが、おそらく、オマーンで一番有名な日本人であり、日本で一番有名なオマーン人である女性校長については全く言及がない。著者は「勲一等カブース国王陛下文化・芸術勲章」を日本人として初めて受賞した御仁らしいが、やはり同胞としては認めたくない何かがあるのかな。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑

2009年07月25日Sat [11:49] オマーン | 本・雑誌 |読書メモ  

砂漠に創った世界一の学校

砂漠に創った世界一の学校―学力世界ナンバーワンの生徒を育てた日本人女性校長、涙のビジネス戦記砂漠に創った世界一の学校―学力世界ナンバーワンの生徒を育てた日本人女性校長、涙のビジネス戦記
スワーダアルムダファーラ

アスペクト 2009-02
売り上げランキング : 165322

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


このオマーンで学校経営している日本人女性は、マスコミに取り上げられる頻度が結構高いのだが、著書は前にも出してるかな。今回始めて知ったのは3回離婚して、4回結婚したという事情だが、2度目の結婚でイスラムに改宗し、離婚して、イギリス人と再婚する際、今度は相手をイスラムに改宗させたとのこと。イギリス人がオマーン国籍の日本人女性と結婚するおいうケースはそうあるものじゃないだろうけど、案の定、ムスリムの生活に慣れず、イギリスに帰国してそのまま離婚と相成ったらしい。1年にも満たない結婚生活だったらしいが、そのイギリス人元夫は帰国してもムスリムとして生活しているのだろうか。著者の様に離婚してもイスラムはもちろん、オマーン人として律儀に生きて行く人もいるが、表立ってムスリムをやめますというのは面倒なことになるので、その辺曖昧にしているのだろう。オバマだって、母親がクリスチャンというのは良いとしても(2回もムスリムと結婚して改宗しないのはムスリムからみればおかしいが)ケニア人の父親がムスリムだったのだから、今、ムスリムでないというのは変な話であるが、その辺はイスラム社会にどう説明しているのだろうか。話を著者に戻すと、今回はライターが入っているらしく、そうした「波瀾万丈」の人生の方に焦点が当たってる。しかし、詐欺に有って無一文になったが、救世主が現れるというのは、この種の「英雄伝」の雛形であるが、成功した人が無一文になっていた確率って実際はどんなもんだろう。成功した後もする前も無一文になった人は、そのまま消えるパターンがリアル社会では多い様にみえるのだが。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑