2011年07月26日Tue [13:46] グルジア | 本・雑誌 |読書メモ  

放浪の画家 ニコ・ピロスマニ

放浪の画家 ニコ・ピロスマニ放浪の画家 ニコ・ピロスマニ
はらだ たけひで

冨山房インターナショナル 2011-07-02
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グルジアの国民的画家とのこと。1918年に55歳で亡くなったということは、グルジアがソ連になる前のことなのだが、日本でヒットした唯一のソ連の歌「百万本のバラ」にも歌われている人らしい。元岩波ホール勤務という絵本作家の著者は岩波ホールでこの画家の生涯を描いた映画を上映したことをきっかけに画家に魅せられることになったそうだが、岩波ホールはソ連映画のメッカだった時代があるんだな。隣の古書センターにもソ連専門のレコード店などがあったのだが、あれは今も存在するのだろうか。グルジアもロシアとは一戦交えるまでの間柄となったが、ソ連以前の熱心なグルジア正教徒ということもこの画家を国民的画家たらしめている所以ではあろう。

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2009年11月02日Mon [00:12] グルジア | 本・雑誌 |読書メモ  

グルジア戦争とは何だったのか

グルジア戦争とは何だったのか (ユーラシア・ブックレット)グルジア戦争とは何だったのか (ユーラシア・ブックレット)
ユーラシア研究所ブックレット編集委員会

東洋書店 2009-06
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終わったのか、どっちが勝ったのかも分からずホント何だったのかという感じだが、現場に入った朝日の元モスクワ支局長のこのブックレット報告を読んでも、正直よく分からん。著者は開戦時には沿ドニエストルにいたそうで、「未承認国家」のキーワードからグルジア戦争を読み解こうとしている。簡単に言えば、ロシア系、もしくはオセット系などソ連崩壊により、居住地域でマジョリティを占めているのに、図らずも独立国家内の「少数民族」に転落してしまった住民が強大なロシアの庇護を求め、自治政府を樹立し、政府と対峙するといったことなのだが、沿ドニエストルの様に既に「未承認国家」として十数年のキャリアを築いている分かりやすい例ではなく、グルジアの事情は「民族」も「国家」も複雑である。南オセチアをロシア以外で承認したのはニカラグアのみというのは、満洲国を承認したエルサルバドルを彷彿させるものがあるが、新サンダニスタ政権もチャベスに言われたのか知らんが忙しいものだ。下野時にビオレッタ・チャモロが台湾承認を果たしたけど、オルテガの中国復帰承認はまだだったかな。北京五輪の開幕に合わせて、ロシアが開戦したのは中国は内心「強烈な不満」なんだろうけど、グルジアを支持する訳にも行かず、ニカラグアの件も含めて、何食わぬ顔で開会式に出席していたプーチンに上手くしてやられたといったところだろう。プーチンなのかメドベージェフのお膳立てか分からんけど、何でも今度の冬季五輪が開かれるソチではグルジア系の亡命政権まで仕立て上げて、ロシアの傀儡政権まででっち上げようとしているらしい。ソチ五輪開幕の日に合わせて中国が台湾侵攻なんてことはないかもしれんけど、ニカラグアに国交回復と同時に南オセチア承認取り消しさせるなんてことはするかもね。

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2009年06月21日Sun [01:41] グルジア | 映画 |映画感想  

懺悔

映画

文芸座

あのヒゲはヒットラーのアイコンか。さすがにスターリンではないんだな。

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2009年05月12日Tue [13:45] グルジア | 本・雑誌 |読書メモ  

グルジア現代史

グルジア現代史 (ユーラシア・ブックレット)グルジア現代史 (ユーラシア・ブックレット)
前田 弘毅

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遂にグルジア本登場だけど、ユーラシア・ブックレットか。戦争があった国は本もドンと出るもんだが、コアなファンがいるチェチェンには遠く及ばない。サアカシュヴィリという人は完全に西洋モードで、欧米で人気がある様だが、日本では先の戦争もどっちがイイもんで、どっちがワルもんなのかよく分からん人が多かったろう。本来なら日本領土を占領している大国ロシアに抗する小国グルジアの肩を持つのが筋なのだろうが、スターリンはグルジア人だったり、グルジアに抑圧されている南オセチアという背景があったりして、親西洋だから、グルジア支持といった単純な判断はできない。グルジアも日本を味方につけたいのかどうか分からんが、今後はロシア語の「グルジア」でなく、英語の「ジョージア」と呼んでくれと要求してきたそうだ。これはオーストリアがオーストラリアと混同されるから、オーストリーと呼んでくれと言って来たのと訳が違うが、いつまでも旧ソ連の目で見られて内戦みたいに思われるのが癪だから、ロシアとは違う「ヨーロッパ」の国であることをアピールするのが得策とみたのだろうか。しかし、グルジア人じゃなくて、ジョージア人とか言うと、何かコーヒーの宣伝マンみたいで、ならば、多少なりともイメージがあるワインのグルジアの方が良いのではないかという気もする。格魯吉亜も中国にはそんな要求はしていないだろうし、しても相手にされないだろうけど、日本もミャンマーの時みたいにハイそうですかといって、自国語の呼称を、しかも英語読みに変えたりしたら笑いもんだろう。そんなこんなの複雑怪奇なグルジア情勢をブックレットの分量で読ませてくれるから助かる。

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