世界読書旅
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■ 私はコロンビア・ゲリラに二度誘拐された
2005年06月12日 (日) 03:43 * 編集 *
4270000546私はコロンビア・ゲリラに二度誘拐された
志村 昭郎

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コロンビアで二度も誘拐されてしまった日本人の手記。元山梨県議で、コロンビアで農園を経営していたという著者が誘拐されたというニュースが伝わった時は、変わった人がいるなと思った記憶があるが、解放後にコロンビアへ舞い戻り、また誘拐され、また生還したとなると、やはりタダ者ではない。同様のケースである村松治夫さんは二年以上も解放されず、結局は遺体で発見されてしまったが、この事が、この本の出版を「解禁」した様だ。著者のその監禁生活が牧歌的であるのは、犯人が「革命軍」を名乗っていても、政治信条でも宗教的使命にも依らない、ただの営利誘拐であるので、予想通りであるが、70才を越えた著者もゲリラに「ラバウル小唄」を教えたり、少女ゲリラと水浴びをしたりと楽しそう。心配してコロンビアに駆け付けた妻に離縁を宣言したり、「自力」でボゴタの事務所に帰還して、支援者を仰天させたりというのも真似できるものではない。「自己責任」も「スウェーデン・シンドローム」も超越したベテランから、凡人が学習できる危機管理は結局「空手を習う事」くらいであろうか。
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■ コロンビア内戦
2005年05月17日 (火) 03:27 * 編集 *
コロンビア内戦―ゲリラと麻薬と殺戮と
伊高 浩昭
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南米一の悪名を轟かせているコロンビア。実際は人的資源も、天然資源も、観光資源も揃った恵まれた国なんだけどね。その低評価の要因が麻薬、暴力、といったものによるなら、その根本的な原因が延々と続いている内戦。軍政終焉、そして冷戦終結によって、南米各国は内戦が終結、もしくは停戦してきたが、旧東側陣営に代わる資金源を開拓したコロンビアではなんとかゲリラが生き延びて来た。麻薬という資金源を断っても、誘拐という新たな資金源に走る。イタチごっこの最終手段はゲリラ合法政党化する事とされているが、後にIRAにも採用された政策の先駆けがこの国。政治信条よりカネを選んだFARCはもはや馬賊みたいなもの。
☆☆☆
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