世界でいちばん幸せな国フィジーの世界でいちばん非常識な幸福論世界でいちばん幸せな国フィジーの世界でいちばん非常識な幸福論
永崎裕麻

いろは出版 2015-11-27
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いろは出版というのも初見だが、自費屋とは違うのかな。社長が詩人で、その作品を出しているところみたい。社長が詩人というと、あの新風舎を思い出すけど、このレベルを保っているなら害は無いか。世界でいちばん幸せな国本はブータン、デンマークとかが多いけど、フィジーもそうだとは知らんかった。何でもブータンはこれから幸せな国を目指すという「国策」の国で、デンマークは物理的な指数が一位というだけで、実際はフィジーが世界でいちばん幸せな国らしい。この本を読んで、そう思う人もいればそれは違うと思う人もいると思うが、私はそれほど特別には思わんな。フィジーは島国の中の「大国」ではあるけど、島の人はこんな感じのところが多い。頼まれればNoと言えないというのは逆に普遍的であるし、それを頼むか頼めないかは関係性に担保される。

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2015年04月16日Thu [00:27] フィジー  

神の創った楽園

神が創った楽園―オセアニア/観光地の経験と文化神が創った楽園―オセアニア/観光地の経験と文化
河合 利光

時潮社 2015-01-31
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フィジーのフィルワまとめ。みやげ物の考察はあるが、特に観光がテーマになっている訳ではない。気になるのはカヴァの章だろうが、これは飲んでみないと分からんか。酒ではないとの事で、自分でも飲めるかもしれんが、今では産業化していて買うものになっているのか。フィジーのトランスジェンダーも興味深いが、ミードの時代からこの文化圏の特徴として指摘されていたらしい。フィジーで女性が男性化する方が多く、男性優位社会というよりも、ラグビーなど男性の方が性別を体現する機会が多いからか。性別以外にもフィジー系、インド系というアイデンティティの問題があるが、父親がインド系だと自動的にインド国籍になるのか。インド系政党が政権を握ったこともあったが、政治家になるような人は少なからず土着の血が入っているのかな。

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2008年02月21日Thu [02:15] フィジー | 本・雑誌 |読書メモ  

フィジーの魔法 

フィジーの魔法フィジーの魔法
(2007/09)
飯田 裕子、山口 由美 他

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これが初フィジー本か。人口90万といえ、この地域では抜きん出た大国だし、日本から直行便もあるというのに、国が沈むとか、国が消息不明だなんていうツバルやナウルに先を越されるとは。「知るための」はいつ出るんかいな。とりあえず、こんな観光タイアップ本で我慢しなきゃならないのだけど、写真は悪くない。著者は写真家とライターのタッグだけど、写真家の人も文章を書いている。同世代(たぶん)の女二人旅だから、ライターの人の心遣いかもしれないが、どうも写真の飯田さんの方がフィジーをレクチャーした感じ。山口さんが観光担当が、フィジー料理とインド人問題はこちらの人が書いている。ココンダというのはセビーチェに似たモノで、ココナッツミルクをかけて食べるらしい。この地域は、どこも蒸し焼き料理なのだが、セビーチェもこの辺がルーツなのだろうか。たしかに南米でも太平洋岸に見られる食い物だ。それにしても、世界有数のエスニック・レストランの数を有する東京でも、フィジー料理というのはあまり聞いたことがない。何でもフィジーにもフィジー料理店というものは、ほとんどみかけないそうで、あるのはインド料理屋ばかりなのだとか。しかし、あの蒸し焼き料理を再現する店というのは日本では食品衛生法上、許されないのかな。

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