2014年06月26日Thu [00:12] ニューカレドニア  

ニューカレドニア

ニューカレドニア 美しきラグーンと優しき人々 (KanKanTrip)ニューカレドニア 美しきラグーンと優しき人々 (KanKanTrip)
前野 りりえ

書肆侃侃房 2014-03-17
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著者はニューカレドニアで日本語教師していた人らしい。ニューカレドニアで日本語というのも特殊需要っぽいが、フランスであれだけ需要があるのだから、その流れというのもあるか。余り知られていないが、沖縄県出身者を中心にした日系人社会もあって、著者を招いたのはその系統の日本語学校らしい。ただ、エッセイ本ではなく、ビジュアルガイド本なので、観光スポット以外の話は表面的なものに留まる。

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2009年11月02日Mon [14:14] ニューカレドニア | 本・雑誌 |読書メモ  

マブイの往来

マブイの往来―ニューカレドニア‐日本 引き裂かれた家族と戦争の記憶マブイの往来―ニューカレドニア‐日本 引き裂かれた家族と戦争の記憶

人文書院 2009-08
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数多の日系人研究の中でニューカレドニアの日系人がこぼれ落ちることが多いのは、その数の少なさもさることながら、混血化に加え、戦時中のオーストラリアへの強制収容、強制送還もあり、その末裔は文化的継承がほとんどなくなってしまったこととも関係しよう。フィリピの日系人も同様なケースながら、日系人の就労が可能となるビザ改定により、再び「日系人」として可視化される対象となったケースもある。一方、ニューカレドニアはローマ条約の対象外地域とはいえ、フランス領土である以上、経済的動議はそれほど切実なものではなかろう。現在ヌメアには日系人の日本名誉総領事がおり、日系人の親善協会も存在している様だが、100人以上のニューカレドニア日系人と面接したという著者が物語の主人公を個人に据えたのも、集団としての日系人の顔が見えにくかったことがあるのではなかろうか。日本との関係性においても、その祖国の地の多くが沖縄であることから、ニューカレドニアと沖縄の血で構築された家族が、フランスと日本という為政者の関係性によって引き裂かれるという不条理が浮き上がってくる。類書がほとんどないだけあって、貴重な記録ではあると思う。

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2009年04月24日Fri [00:23] ニューカレドニア | 本・雑誌 |読書感想  

南の島に雨が降る

南の島に雨が降る南の島に雨が降る
島 けんご

文芸社 2008-10
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貴重なニューカレドニア本なのに、また文芸社か。前のも相当アレだったけど、こちらのアレっぷりはその上を行く。1946年埼玉生まれ、現在東京在住としか著者の略歴が出てないのだが、その人生がニューカレドニアのホテルで見た夢の中で、走馬灯の様に駆け抜けるというもの。普通の自叙伝だと芸がないと思ったのかもしれんが、亡くなった人たちと夢で再会するというのも、ちょっと陳腐だな。どうせなら、故人がカナックに生まれ変わって、「天国に一番近い島」に暮らしていたとかにしたらどうだろう。ということで、ニューカレドニアである必然性は全くないので、これをニューカレ本とするには無理があるが、マトモなニューカレ本は今後も期待できそうにないから、まあいいか。それにしても、本人は好きで代償を払ってやってんだから良しとして、自費モノのアマゾン提灯レビューは相変わらずだな。文社とか、お仲間が「慈悲」でやってんのかもしらんが、あんなことすると、余計にミジメになるとは思わんのだろうか。

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ニューカレドニアで逢いましょう ニューカレドニアで逢いましょう
ばっぷ (2006/01)
文芸社

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詳細に経歴を明かしているのに著者名が「ばっぷ」とはこれ如何に。とりあえずホムペの続きらしいからこれで良いんだろう。まあ平均的な文芸社本というか著者の為の著者による著者の本である。原田ともよで映画化されたくらい大昔のヤツぐらいしかニューカレドニア本は知らんし、もう少しニューカレドニア事情でも書いた方が、ガイドという著者の仕事上にも良かろうにとも思うのだが、そんなことはお構いなしにホムペ日記の自分ワールドが並んでる。まあ自分のカネで本を出すなら普通は読者のことなど考えないか。「あとがきにかえて」でその後のマリリンについて書いているのだが、100ページちょっとの本なのにマリリンという人がどこに出てきたか思い出せなかった。地下鉄五駅くらいで読みきった私が悪いのかも知らんが、ここまで内容が印象に残らないのも珍しい。その点、一番印象に残ったのが、著者が「個人的な話になるが」と断って杉並で少年時代を過ごしたと記している箇所。私はてっきりこの本の全てが個人的な話ばかりだと思っていたのだが。

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