2016年03月28日Mon [03:23] ドミニカ共和国  

「野球移民」を生みだす人びと

「野球移民」を生みだす人びと (ドミニカ共和国とアメリカにまたがる扶養義務のネットワーク)「野球移民」を生みだす人びと (ドミニカ共和国とアメリカにまたがる扶養義務のネットワーク)
窪田 暁

清水弘文堂書房 2016-02-29
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博論もの。修論から、ずっとこのテーマらしい。何をするのか決めていなっかたので、とりあえず旅行代理店に行って、「実は行先をまだ決めていないのですが」と言ったところ、驚かれつつも「何か趣味がありますか」「野球をずっとやっていて、あと、スペイン語を習い始めました」「それならドミニカなどはどうですか」とといった流れになったらしい。野球とスペイン語だとそうなるか。私だったらキューバを勧めるが。それでドミニカ(共和国)に行って野球移民をテーマにすることになったそうだがこの著者は高校を出てブラブラしていたところ、父親に包丁を突きつけられて、大学に行かないならワシを刺せ、それができないなら大学へ行け」と脅されたというから尋常ではない。そんな父親への反発もあったそうだが、結局、夜間大学に行って、遂には博士号を獲って大学人となるのだから、人生色々である。ドミニカ人野球選手にもその辺の自分の経験がオーバーラップしたのかもしれん。

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ドミニカ共和国を知るための60章 (エリア・スタディーズ122)ドミニカ共和国を知るための60章 (エリア・スタディーズ122)
国本 伊代

明石書店 2013-07-31
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遂にドミ共も出たか。国本伊代さんはラ米ならどこでもいけるんだろうが、ドミ共プロパーの研究者は教授クラスではいないのかな。執筆陣も現地派はJICAとか大使、専調がいるくらいで、後はラ米総合派みたいな人たち。ハイチの方がプロパーは多いのかもしれん。そのハイチとの微妙な関係は勉強になった。トルヒージョの祖母もハイチ人だそうだが、自らは白ドミ主義を掲げ、ハイチ人数万人虐殺なんてことまでしでかしたらしい。メレンゲが国民音楽となったのも、ヨーロッパとの繋がりを謳っているからで、黒人音楽とは何の関係もないらしい。最近ではそうした歴史からアフリカ性を先住民性を取り戻す動きがあるらしいが、両方とも在米ドミニカ人経由で、自分では黒人だと思っていないのに、アメリカでは「血の一滴ルール」で黒人とされる事態に直面し、アメリカの黒人運動に接近するとのこと。同様にタイノ族認定運動などもあるのdがあ、これはインディアンのワナビーに影響されたものだろう。認定証とかも発行しているらしいが、それが20ドルかかるとかで、どうも胡散臭い感じもする。

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コロンブスの終の棲家ドミニカ共和国コロンブスの終の棲家ドミニカ共和国
田中 みきお

サンライズ出版 2012-05-15
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久々のドミ共本。版元は滋賀の自費屋なのだが著者も滋賀出身の元シニボラで、米国研修体験記も文芸社から出したらしい。野洲とサントドミンゴだとサンドミの方が遥かにでかいのだろうけど、指導は都市計画とのこと。仕事の話はあまりなく生活四方山話なのだが、サントドミンゴは地下鉄も出来ていたのか。地下鉄はアメリカではサブウェイ、イギリスではチューブだか、ドミ共ではフランスの協力できたのでメトロと呼ぶというのdがあ、それは単にスペイン語で地下鉄がメトロだからではないのか。東京ベルデはスペイン語の緑からだともしているのだが、それはポルトガル語だろ。ベルデでなくヴェルディなのはブラジルポルトガル語風日本語表記だからなのだが。ハイチも国境付近もJICA関係者は立ち入り禁止らしいのだが、ハイチの日本大使館はドミ共が兼務しているのか。数年前にハイチの日本大使館を舞台した映画もあったのだけど。しかし、ドミ共は地震の話はあまり聞かないな。あってもハイチみたいに甚大な被害にならないということか。

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2007年06月06日Wed [12:01] ドミニカ共和国 | 本・雑誌 |読書メモ  

ドレミファドミニカ 

ドレミファドミニカ ドレミファドミニカ
原田 多美子 (2005/06)
文芸社

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記念すべき初ドミニカ共和国本(ドミニカ本ではないよ。)なのだが、駐妻の文芸社もの。とはいえ、ダンナは医者で協力系の勤務みたいだし、本人は元大分朝日放送の女子アナで、大分合同新聞の月刊誌に連載されていたのが元となると、純粋な文芸社本とはいえないかもしれない。むしろタレント本の範疇に入るのかもしれないが、日芸卒の女子アナはルックスも悪くない。ついでに2年間の北京留学もしているというから、ドミニカ共和国との組み合わせも異色な感じもする。ただ、バックグランドがそれでも、やはり文芸社は文芸社。中身もそれなりといったところ。ドミニカ共和国はアメリカイメージとハイチイメージの両方があって、あまりラテンのイメージがないのだが、著者の生活はもっぱらアメリカイメージの方。ハイチに行ったら別世界だったとか。そりゃそうだ。あそこには結構な数の華人(たぶんその多くが混血)もいるはずなのだが、お得意の北京語(たぶん通じない)で、ちょっと探りを入れて欲しかった。私がNYでドミニカ人と付き合っている限り、白人系に根深いチーノ蔑視を感じたのだが、その辺はどうだろう。ちなみに黒人系はナイスなヤツばっかりだったけど、本国ではまた事情が違うだろうね。

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