世界読書旅
ここ数年に読んだ海外関連本の感想など
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■ ホテル・ルワンダ
2008年07月14日 (月) 23:29 * 編集 *
映画
ホテル・ルワンダ プレミアム・エディションホテル・ルワンダ プレミアム・エディション
テリー・ジョージ ケア・ピアソン

ジェネオン エンタテインメント 2006-08-25
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NHKーBS2

どうせ録画しても視ないから、早めに帰ってみたけど、評判ほどではねえじゃんかよ。
まあ、白人映画にならない様に頑張ったのは認めるけど、英語話してる段階でアウトだろ。
所詮は予定調和だし。
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■ 生かされて。 
2008年05月28日 (水) 00:57 * 編集 *
生かされて。生かされて。
(2006/10/06)
イマキュレー・イリバギザスティーヴ・アーウィン

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なんか『生きながら火に焼かれて』以降、「何々されて」本の系譜が出来上がった様な気がするが、これもその路線を踏襲したもの。野蛮社会で過酷な体験をしてきた非欧米人の女性が、西欧的価値観に救いを見出し、欧米社会で白人と結婚して幸せを掴むというスタイル。白人男性らしきライターがついた、この本は正にその辺がこれでもか、これでもかというくらい顕著に現れており、ルワンダの悲劇以前にシラけてしまう。こスアドさんもキャディさんも来日講演を果たしているのだが、この著者、というか版元もそこんとこは抜かりがなく、「生きる力をもらった」とか「感動した」とかいった純な読者の声に応えていたりもする。それも、「生かされて」というより、現在はアメリカ在住だという著者の「ポジティブ・シンキング」パワーのプロパガンダといった趣を覚えるのが私が不純な読者であるからということは言うまでもない。別にキリストさんと英語とフランス兵に生きる希望を見出すのは勝手だし、絶望下でなくても、旧植民地の民は本音を言えばそうなのよというところもあるだろう。しかし、アンネの日記を彷彿するところや、迫害に負けないポジティブ・シンキング+宗教力も、アメリカの出版事情が関係してるんでしょうし、細部の多くがメタであることも想像に難くない。まあ華がある人はそういう売り出し方が王道ではあるのだけど。
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■ ルワンダ大虐殺 
2007年05月06日 (日) 20:32 * 編集 *
ルワンダ大虐殺 〜世界で一番悲しい光景を見た青年の手記〜 ルワンダ大虐殺 〜世界で一番悲しい光景を見た青年の手記〜
レヴェリアン・ルラングァ (2006/12/18)
晋遊舎

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そのままのタイトルだが、著者は虐殺当時、重傷を負いながら生き延び、スイスに搬送された少年らしい。現在もスイス在住とのことだが、最近、この事件を題材にした映画が公開されてから、忘れさられ様としていた虐殺の総括の動きが広がっているので、機が熟したといったところだろうか。ヨーロッパの人たちにとって、ダルフール問題がルワンダの「記憶」を呼び起こした感もあるが、ルワンダとスーダンという一見、アフリカということぐらいしか共通点がない「民族浄化」も、そのユーゴスラビアとルワンダの応対の違いが「差別的」に批判されてきただけに、アフリカの「民族浄化」はトラウマになっているのかもしれない。その意味でも、過去の総括と啓蒙は必要になってくるのだが、この「世界で一番悲しい光景を見た青年の手記」を読んでも、被害者自身による総括というのは非常に困難であると感じさせられる。大体、前半を「虐殺」の記憶、後半を「赦し」を巡る内面、周囲との葛藤といった感じなのだが、最終章が「ツチ族キリスト教徒の叫び」であったり、最後に著者の心理分析調書が載せられていたりと、この出版自体が著者の意図したものと、出版社の意図したもののズレが生じている様な気もした。その辺りは妥協の産物なのであろうが、翻訳を出した「嫌韓流」で当てた出版社も雑な感じがした。原書がどうなっているのか知らないが、何度も言及される「写真」が、掲載されてないのはなぜなのだろう。

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