2016年11月26日Sat [06:13] レバノン  

若松孝二と赤軍レッド・アーミー

若松孝二と赤軍レッド・アーミー (情況新書)若松孝二と赤軍レッド・アーミー (情況新書)
原渕 勝仁

世界書院 2016-07
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「「状況新書」は状況出版ではなく、世界書院から出ているのか。共産主義同盟の最右派であっても、新書界では極左になるのだろうが、この手のテーマはもう岩波や朝日ではやらないだろうから、ニッチみたいなものか。ひまわりも雨傘も日本の60年代運動をリスペクトしている様だが、シールズ界隈はこの辺とは違う世界か。若松孝二の密着ドキュを撮っていた人らしいのだが、その流れで北朝鮮に9回、レバノンで岡本公三にも会っている。赤軍派もアラブ組と北朝鮮組は別口だろうが、外野なので横断している。北とレバノンで3分の2くらい。後は連赤や若松、支援者、テレビ裏話、重信など盛沢山。平沢貞通の養子の腐乱死体を発見した人でもあるらしい。

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2015年07月02日Thu [12:26] レバノン  

ヒズブッラー

ヒズブッラー 抵抗と革命の思想ヒズブッラー 抵抗と革命の思想
髙岡豊、溝渕正季

現代思潮新社 2015-04-23
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ヒズブッラーの解説書かと思ったら、そのイデオローグの著書を訳出したものらしい。ということで、シンパ以外の者が読んでもただのアジ演説に過ぎないのだが、現行の敵対勢力となっているイスラム国にはこうしたイデオローグ自体があるのかどうか分からんので、ヒズブッラーの方が組織としては当然ながらマトモではある。スンニ派にはアラブ優越主義的なところが無きにしもあらずなのだが、ヒズブッラーはイランの指導的役割を認めており、シーア派世界はやはりイランが中心国家となるか。

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2014年02月26日Wed [00:47] レバノン | 本・雑誌 |読書メモ  

イスラーム主義と中東政治

イスラーム主義と中東政治―レバノン・ヒズブッラーの抵抗と革命―イスラーム主義と中東政治―レバノン・ヒズブッラーの抵抗と革命―
末近 浩太

名古屋大学出版会 2013-10-31
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ヒズブッラー研究書はおそらく本邦初だと思うが、どうしても日本ではテロ組織というイメージが拭えないからということもあるか。現在では合法政党として閣僚も輩出しており、政治に参画し、社会活動に力を入れている点はエジプトのムスリム同胞団、パレスチナのハマスなどと同じである。シーア派であるが、イランの様な厳格なイスラム主義的な主張も見られず、レバノンの国勢に合わせて、他宗教、宗派には寛容的らしい。ヒズブッラーが抑圧者と見なすのはレバノンの政治ヘゲモニーであるとのことだが、シリアやイランとの関係もあくまで戦略的なものか。その意味でも国際派ではなく、レバノン地場組織と言えるが、革命路線は放棄していないので、周辺国のシーア派への波及効果はあろう。

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2011年08月31日Wed [02:36] レバノン | 本・雑誌 |読書メモ  

レバノン 混迷のモザイク国家

レバノン―混迷のモザイク国家レバノン―混迷のモザイク国家
安武 塔馬

長崎出版 2011-07-25
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アラブ世界がこんな状態になってしまったことで、ようやく陽の目をみたということではないのだろうが、2005年のハリリ大統領暗殺事件の謎解き本。著者は中東在住20年という人で、嫁はレバノン人らしい。当初からこの犯行はシリアの仕業ということで、決まってはいたのだが、イスラエル説、ヒズボラ説、スンニ派説など色々あったらしく、側近が関与したのではないのかという説が最近出てきているらしい。何でもこの側近は「大学の授業に出席するために」この日大統領と同行しなかったそうで、この側近が実際に計画したのでなくとも、事前に情報を得ていた可能性はある。ハリリという人は普段から自分でクルマを運転していたそうなのだが、究極的には自分でハンドルを握る方が暗殺の危険度は下がるのだろうか。先代のヨルダン国王などは自分で大統領専用機を操縦したりもしていたのだが、カダフィなども変装して自分でハンドルを握っていたりしたら、反政府側もそれと気が付かなかった可能性もあるな。そのカダフィはレバノンの有力者をリビアに招いた後、そのシーア派の要人が行方不明になったということで、レバノンではカダフィが処刑したと信じられているらしく、相当憎まれているのだとか。もっともこの狂犬はアラブ世界とかイスラーム世界での評判はヒドイもので、本人もそのことを分かっているのか、もっぱらサハラ以南のアフリカ諸国にカネをつぎ込んで、アフリカ系の傭兵とか女性兵士といったところに身を守らせていた。カダフィの私邸からライス元国務長官の写真ばかり出てきたということで、本当に黒人女性フェチだったのかもしれんが、まあ阪神淡路大震災の時に天罰だと言い放った鬼畜が折りしも、今回の才震災の後に最期を迎えるというのも感慨深いものがある。

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2009年12月29日Tue [01:27] レバノン | 映画 |映画  

キャラメル

映画
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ナディーン・ラバキー

オンリー・ハーツ 2009-07-24
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文芸座

まあ珍しい国の映画ということで,それ以上のものはナシ。
登場人物がイマイチ掴みきれんかった。

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2006年04月07日Fri [00:44] レバノン | 本・雑誌 |読書メモ  

レバノンの歴史



これも明石の世界歴史叢書シリーズの一冊。前回読んだエジプト編より、現代の記述が多くて嬉しい。それもエジプトとレバノンの歴史の差と言ったら失礼だが、副題は「フェニキア人の時代からハリーリ暗殺まで」となっており、フェニキア人なら古代エジプト人にも対抗できそうだし、現代がナセル、サダト、ムバラクしかないエジプトと違って、レバノン現代史はまあ賑やかなこと。記憶に新しいハリーリ暗殺は「テロ支援国家」シリアとの関連もあって、事故関連くらいしかニュースにならない大国エジプトよりニュース頻度が多いくらいだ。で、こちらの著者は元レバノン大使で、現バングラデシュ大使。またまた大使ものだが、この人は中国も韓国もミャンマーも英国もOECDも国連にも勤務し、外務省海洋課長や、法務省入管審査課長なんてのも経験して、エール大でMAというから、まあこちらも賑やかな外交官人生だ。レバノン大使と言えば、この人の後任か前任にあたるのが例の目立ちたがり屋Aだけど、こちらはいたって実直な人っぽい。一応300ページ読み終えたけど、慌ただしい人生を送っている訳ではない私は未だ整理がつかない。キリスト教徒もマロン派以外にギリシャ正教、ギリシャカトリック、アルメニアなど色々ある様だし、イスラムもスンニとシーア以外に異端のドルーズがかなりいる。そこにシリアをはじめ、イスラエル、PLO、イランといった血の気が多い近隣諸国がめいめい勝手に加担してしまうんだから内戦になるのも必然だ。しかし、復興の兆しを見せ始めたレバノンをイスラエルが攻撃したのは、経済的ライバルの出現を恐れたからというのは知らなかった。ポール・アンカがレバノン系だというのも知らなかったけど。ついでに言えば、重信メイの父親は実は日本人という話があるが、どうなんだろう。

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