ドバイがクールって何のこっちゃ。と思ったら、これは元ドバイ政府観光局勤務の人が書いたPR本だった。著者は元ガルフエアーのスッチーでもあった様で、KLMを最後にオカに降りたらしい。もう少し空を飛んでいてくれたならエミレーツの機内でお会いできたかもしれない。ただ、ドバイが日航ハイジャックで覚えた世代だったそうで、現役はちょっときついか。ちなみに私はアブダビを人生ゲームで覚えた世代。さて、そんなバックグランドの著者が書いているのだから、もうこれ以上はない「地上の楽園」本。「七つ星ホテル」など一生泊まることがないであろう私には騙される資格すらないが、たしかにカネがある人は女寺尾五郎に騙されたと思って行くのも悪くはない。ベッカムや中田もドバイ好きらしいし、超ビックリのパーム・ジュメイラを拝んでくるだけで元がとれるだろう。さぞかし、ドバイ筋からたっぷりカネが出てるんだろうだろうなと思わせる本だが、版元は三一書房なんで、ちょっと不思議。これは三一の新路線JUJIROシリーズの一冊らしいが、その前刊は『アフガニスタン・ガイドブック』。地球の歩き方がやらない国を押さえる旅行人すらやらないこのアフガニスタンガイドをジュンク堂で見かけた時は、そのディープな内容に驚いたが、次が天と地もの開きがあるドバイちょうちん本というのもやってくれる。まあアフガニスタン向け物資はドバイ経由だから、JUJIRO的には繋がりがあることはあるけど。


