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2019年11月25日Mon [12:11] ヨルダン  

移民大国ヨルダン



ブックレット《アジアを学ぼう》別巻。やはりこのサイズ感が最高か。人口の7割が外国人というのは中東では別に珍しくもなんともなく、UAEは自国民は15%だったかと思う。とはいえ、UAEとヨルダンではその内実が全然違っていて、ヨルダン国籍でもパレスチナ人が過半数を超えている。それはイスラエルの都合によるところが大きいのだが、最近はシリアやイラクからも多くの難民が入っており、移民大国というより、難民大国である。周知の通り、難民として移動できる人たちは留まらずを得なかった人たちより、資金があって、教育もあるという傾向がある訳だが、そうなると、言語や文化差異がそれほど無い土地ではその土地の人間と労働市場に於いて競合するすることになる。経済的成功もそれに付随するのだが、そこの分断を国王という存在で食い止めているのかどうかは知りたい。

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2018年06月30日Sat [06:24] ヨルダン  

現代中東の難民とその生存基盤

現代中東の難民とその生存基盤: 難民ホスト国ヨルダンの都市・イスラーム・NGO現代中東の難民とその生存基盤: 難民ホスト国ヨルダンの都市・イスラーム・NGO
佐藤 麻理絵

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博論もの。シリアをやろうとしたら、戦争になってしまったので、ヨルダンでシリア人難民つかまえて話を聞いてくうちに、こういうテーマになったという。ヨルダンが難民ホスト国として機能しているのは単に地理的要因からだけではなく、パレスチナ人難民の蓄積があったからで、現在のパレスチナ人人口は6割にもなるという。実際は8割以上という話も聞いたことがあるが、事実上、難民がマジョリティという、常識外の国である。ただ、湾岸では自国民が10%台という国は普通であるし、ヨルダン国籍者を難民としてカウントするのかという問題もあるので、あくまでも日本、欧米基準で常識外というだけである。そうなると、難民もピンキリであり、北アンマンは難民の富裕層が多く住むとのこと。元々、難民居住区であったものも都市の波に呑まれているが、それでも「地区」は残存していて、パレスチナ人ディアスポラからの外国送金は大きな収入源となっているらしい。

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2011年04月12日Tue [23:36] ヨルダン | 映画 |映画  

キャプテン・アブ・ライード

映画
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珍しいヨルダン映画だけど、勧善懲悪の階級モノか。
操縦好きだった先代国王に捧げたのかな。

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2006年01月13日Fri [23:36] ヨルダン | 本・雑誌 |読書メモ  

生きながら火に焼かれて

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随分と話題になった本の様で、アマゾンのレビューも46件あった。カバーもインパクトがあるものだし、題材は「野蛮」なアラブで虐げられた女性を西洋が助けるジェンダーものだから、まあ売れる材料は揃っている。アマゾンレビューも期待通りの「ショック!、酷い!、許せない!」といった反応がほとんどなのだが、私の様に違和感を覚えた人もちらほら見受けられる。こうした悲劇が現実に起こっていることは間違いないのだが、こんな予定調和では説得力も半減だ。特に後半は幸せいっぱいでシラけてしまった。最近、これと似た様な体験記をオーストラリアで出したヨルダン人女性はインチキだったことがバレて相当叩かれたみたいだが、本家の方は20年以上前の話なので、まだ真実味はありそうだ。それにしても、シスヨルダンというという表記は初めて聞いた。検索してみたら、全部この本関連で、シスヨルダンってどこだ?なんて書いている人もいた。まさかフランス語ではなかろう。六夜団とか。

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