2017年04月27日Thu [04:20] ペルー  

ペルーの和食

ペルーの和食:やわらかな多文化主義 (慶應義塾大学教養研究センター選書 16)ペルーの和食:やわらかな多文化主義 (慶應義塾大学教養研究センター選書 16)
柳田 利夫

慶應義塾大学出版会 2017-04-05
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柳田利夫先生か。単著は15年ぶりの様だ。慶應義塾大学教養研究センター選書だが、分量が限られているので、あえてテーマを絞ったんだろうな。おそらく先行研究と言えるようなものはないが、ハワイにはあった様な。ペルーの和食文化はブラジルよりもハワイやアメリカに近い感じである。ブラジルはあまり現地化することなく、白いご飯が最後の砦になることもなかったのだが、ペルーの方がより混血度が高いということであろう。ブラジルが特殊なのは和食が中華に優位性を保っていたことで、それは主に人口的要因なのだが、ペルーの場合、日系の会合などでも中華が使われていて、安くて量がある中華の対極である和食は一般化しなかった。最近のフュージョン和食ブームはアメリカの影響という事もあるが、出稼ぎなどで日本経験者が多くなったというか、日本経験の無い日系人自体が少なく、日系人としての日本経験者はとある事情で日系人人口の分母を上回っているかもしれん。

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2017年02月18日Sat [04:40] ペルー  

悲しみのミルク

映画
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ブロードウェイ 2012-05-03
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マリオ・バルガス・リョサの姪監督。意味が分からんかった。

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2016年10月04日Tue [04:29] ペルー  

世界遺産マチュピチュに村を創った日本人





世界遺産マチュピチュに村を創った日本人 「野内与吉」物語 - 古代アンデス文明の魅力 -


新紀元社

2016-09-10


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最近の世界の日本人スゴイブームで発掘された人かと思っていたのだが、孫が名古屋で啓蒙活動をしているみたいで、このYA本よ思しきものもその一端か。掴みはマンガで、締めがペルー大使。マンガはビッグ錠。マチュピチュに行ったことでもあったのだろうか。戦時中にあれだけ排日やってたペルーで、1968年に村長になったというのだから、大したものなのだが、村長は選挙で選ばれる訳でないみたいだし、当時のマチュピチュ村は周囲の山村と大して違わんかったろう。しかし、アグアスカリエンテスもこの人が掘り当てたのか。遺跡に温泉というと日本的な観光地のイメージなのだが、温泉は幾らでも出そうだが、掘り当てたところで、観光地に近くない限り、ペルーでは商売にはならんか。

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2016年08月26日Fri [04:54] ペルー  

ペルーの異端審問

ペルーの異端審問ペルーの異端審問
フェルナンド イワサキ Fernando Iwasaki

新評論 2016-07-29
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エロ小説かっと思った。衝撃的であるが、裁判記録にある出来事となると、意図的にそうした歴史を無視する空気に支配されていたとうことか。マジック・リアリズムの文脈で捉えることも可能だが、そもそも、先住民であったり。異端審問であったいといった征服、被征服の物語こそが、マジック。リアリズムの原型なのかもしれん。スペイン在住で、本業はホラーらしい。

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2016年07月29日Fri [03:53] ペルー  

越境するペルー人

越境するペルー人: 外国人労働者、日本で成長した若者、「帰国」した子どもたち (宇都宮大学国際学部国際学叢書)越境するペルー人: 外国人労働者、日本で成長した若者、「帰国」した子どもたち (宇都宮大学国際学部国際学叢書)
田巻 松雄

下野新聞社 2015-03-30
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宇都宮大学国際学部国際学叢書は下野新聞社か。丸善とか勁草とかではなく、地域の出版社を使うのは良いな。で、越境するペルー人も基本的に栃木在住らしい。静岡とか大泉とかが知られているけど、県別では栃木はたしか在住南米人口上位ではなかったかな。栃木県は移民排出県ということでもないから、それだけ労働集約型産業が多いということだが、大学の研究なので、偽日系人とかそういう話は無い。不法滞在のインフォーマントもいるが、堂々と特別在留を申請して認められたとのことで、犯罪歴が無い、職場を転々としない、学齢期の子どもが複数いる。国民保険に加入しているといったところが判断材料になるらしい。条件がそろっていれば、弁護士やNPO経由だと逆に難しくなる上に、費用もかかるということもある。ブラジル人との微妙な関係も興味深い。ブラジルの大国意識もあれば、ネットワークや日本語能力も日系人としてのアイデンティティもペルー人は比較にならない。キョウダイ社みたいな例外的な成功例もあるが、職場の意思疎通もブラジル人に頼っている状況ではポルトガル語がスペイン語の上位言語という風にも位置づけられるか。

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2016年03月14日Mon [02:59] ペルー  

放流

放流放流
窪塚洋介

サンクチュアリ出版 2015-12-16
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あやしい宗教やってるとは前から聞くのだが、スピ系か。ハッパは確実でクスリやってそうというのも衆目の一致するところだが、今回の清原関係では名前は上がっていないのか。で、サンクチュアリ出版なのだが、「放尿」「放浪」「放流」と続いているシリーズなのか。放尿がよく分からんが、そういう写真は掲載されているのだろうか。今回はペルーだけど、コカ茶目当てかな。ハッパもあるけど、あれは高地ではどうなんだろう。ポカラで凄い咳してた奴は目撃したけど。

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2015年04月08日Wed [01:12] ペルー  

アンデス高地にどう暮らすか

アンデス高地にどう暮らすか── 牧畜を通じて見る先住民社会 (ブックレット《アジアを学ぼう》別巻)アンデス高地にどう暮らすか── 牧畜を通じて見る先住民社会 (ブックレット《アジアを学ぼう》別巻)
若林大我

風響社 2014-10-25
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風響社のブックレット《アジアを学ぼう》の別巻。なるほどアジアではないから別巻ということなのだが、現在4冊あるらしい。アジア,アフリカ、ラテンアメリカのAAAは同類という区分はアジ研では採用しているのだが、啓蒙ものではそうはいかんか。アンデス高地研究はヒマラヤ高地研究などと互換性があるのだが、とりあえずブックレットの紙幅ではフィルワの成果を詰め込むだけで精一杯。

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2014年11月06日Thu [01:10] ペルー  

オーラ、オーラ、アミーゴス

olaola.jpgオーラ、オーラ、アミーゴス―ペルーアマゾン交流記
黒木暢

鉱脈社 2013-08
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「オーラ。アミーゴス」というタイトルの本は前に読んだ記憶があって、同一タイトルがあったので、オーラをもう一つ付け加えたのかなと思ったのだが、同じ著者の本だった。前回は幻ルネだったが、今回は著者の地元宮崎の版元。タウン誌を手懸けているところらしいが、自費部門もある様だ。酷いイラストだった表紙から写真に変わっている。著者は中学校の美術教師を定年退職となったみたいで、いよいよペルー三昧の生活に突入。アマゾン地域は体力的にきつそうだが、それでも高地よりはマシか。

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2013年10月27日Sun [01:34] ペルー | 本・雑誌 |読書メモ  

共和制憲法原理のなかの大統領中心主義

共和制憲法原理のなかの大統領中心主義: ペルーにおけるその限界と可能性共和制憲法原理のなかの大統領中心主義: ペルーにおけるその限界と可能性
川畑博昭

日本評論社 2013-02-15
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博論もの。リマのカトリカ大に留学した人らしい。ペルーに限らず南米の大統領制は米国やフランスと違って、擬似君主制的部分があると。米国には英国の体制に抗する意味があり、フランスには革命による共和国の理念がある。南米も植民地から独立した経緯があるが、その主体となったのは植民地エリートであり、本国モデルは温存され、ブラジルの様に帝政での独立という形もあった。ペルーなどは帝国が打倒されて、王国の植民地になったという歴史もあるから、共和国として独立しても、大統領が擬似君主として連続性を保つ必要もあったろう。その意味でも非白人のフジモリが大統領になったのは「事件」であったのだが、少数与党の悲劇が擬似君主への足枷となって、強硬手段を用いざるを得なくなってしまった。置かれていた状況は現在のオバマにも通じるものがあるが、ペルーにおける大統領中心主義の限界が如実に表れたケースと言えよう。

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2013年09月04日Wed [14:13] ペルー | 本・雑誌 |読書メモ  

生まれ変わる力

森岡薫自伝 生まれ変わる力 (FUTSAL NAVI SERIES 21)森岡薫自伝 生まれ変わる力 (FUTSAL NAVI SERIES 21)
森岡 薫 北 健一郎

白夜書房 2013-06-15
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森岡という名字は沖縄系ではなさそうだが、藤森家同様、ペルーの日系人社会とは距離があったのかな。犯罪歴のある人間が帰化を認められるのは滅多に無いことだそうだが、フットサル界の政治力というより、日本サッカー協会の方の力か。しかし、こんな「あしたのジョー」みたいな物語こそ滅多にないものである。ただ、そんな背景ながら、いつも職につけているのは交友関係の広さも性格の積極性もあるのだろう、フットサルの実力はそんなものを超越したクラスだが、遅いスタートながら選手として大成できたのは性格的要因が大きいのだろう。

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2013年08月30日Fri [00:25] ペルー | 本・雑誌 |読書メモ  

テロ!

テロ!―ペルー派遣農業技術者殺害事件テロ!―ペルー派遣農業技術者殺害事件
寺神戸 曠

東京図書出版 2013-04-19
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アルジェリア事件の前からなのだが、準関係者が在外テロ事件を振り返る自費出版が結構出てるな。これはJICAの人がペルーの農業技術者殺害事件をテーマにしたものだが、著者は南米各国に15年ほどいたものの、事件の当事者ではなかったらしい。そこで著者が糾弾するのは事件そのものではなく、その背景の方で、日本政府の形式主義が事件を引き起こしたのではないかとしている。案件の「要請主義」の形骸化はよく言われていることだが、ペルー人が食する習慣があまり無い野菜の生産技術センターは完全にペルー政府にとってお荷物であった耀で、日本側の都合で設置したものであったらしい。センドロにしてみれば、資金源であるコカの代替作物として野菜を栽培することは「反革命」である訳だから、標的になることは免れない。フジモリがマリオ・バルガス=リョサのあげた白旗を無視して、決選投票に持ち込んだことが、ペルー支配層の「フジモリ下ろし」の動きに繋がったことも指摘しているのだが、これと事件との関係は不明である。

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2013年04月09日Tue [01:13] ペルー | 本・雑誌 |読書メモ  

インカ 遺跡巡礼

インカ遺跡巡礼インカ遺跡巡礼
義井豊

TBSサービス 2012-05-10
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TBSサービスなんていう版元があったんだな。「THE世界遺産」か何かの関連かなと思ったら、この著者は天野博物館の学芸員をしていた人らしく、展覧会コーディネーターみたいな仕事が本職らしい。TBS主催のシカン発掘展もNHK主催のインカ・マヤ・アンデス展にも関ったとのこと。図録ではなく、こういう小冊子風のものの方が展覧会の記念品としては売れるのかもしれん。

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