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2019年01月21日Mon [02:58] ロシア  

かわいいロシアのA to Z



かわいいロシアと言えば、マトリョーシカなのはチェブラーシカが可愛くないからという訳でもなかろうが、日本人で日本人形を可愛いと思う人はあまりいないのと同じく、ロシア人もマトリョーシカが可愛いなどとは思わんのだろう。A to Zなので苦肉の策なのかヨーグルトとか教会とかも入っていて、ロシア人にこのヨーグルト可愛いとか、あの教会カワイイなどとほざいたら、イミフになるんでは。御茶ノ水のニコライ堂などはちょっとカワイイと感ずるが。

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2019年01月20日Sun [02:49] ロシア  

プーチンとロシア革命



産経モスクワ支局長で、産経連載のものらしい。河出は最近左派側っぽいが、産経産の本も出すのか。別に左になった訳ではなく、柱である文芸部門の韓国利権が理由かもしれんが、テーマが一応ロシア革命でもあるから、左だとしても整合性はあるか。プーチンとロシア革命のコラボというより、クロスオーバーさせたものだが、ロシアの愛国主義が帝政復古に向かわないのはそれ以後がどうあれ革命には意義があったという国民のコンセンサスがあるからであろう。中国で共産党が下野する日が来たとしても、帝政復古は無論、国民党回帰が起こるとは思えない。とはいえプーチンも習近平も疑似帝政であることは間違いない訳で、その意味では伝統主義者ではある。

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2018年12月31日Mon [05:48] ロシア  

プーチンとロシア人



1980年に出したものが元なのか。プーチン=ロシア人=ソ連人という論法は分かりやすい。そこにあるのは強烈な大国意識とその裏返しである劣等感ということになるのだが、トランプはその支持基盤、習近平はその実力の点でプーチンには及ばないので、世界で一番影響力がある人間ということは確かに言えるか。プーチンが内包するソ連は強権であって、ゴルバチョフ、エリツィンに欠けていたからこそプーチンが待望されたのだろう。サンクトペテルブルグ人でベルリンにいたというのも「ヨーロッパ性」を感じさせ、クレムリンの「野蛮性」を稀釈しているのかもしれん。ロシアの「野蛮」はタタール人の遺伝子とされるそうだが、それ自体が神話である。

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2018年12月26日Wed [03:55] ロシア  

ロシアの愛国主義 



博論もの。タイトルからしてロシアの愛国主義はすなわちプーチン主義的な感じを受けるが、ロシアの愛国主義は共産党という左のベクトルに依って担われている部分も大きい。共産党はつまるところソ連復古主義であるからにして、単純な左翼という訳ではないのだが。プーチンが成功しているのはこうしたソ連から継承した大国主義と、土着の民族主義を融合させたところにあるか。もっともソ連もロシア帝国の後継国家であることのは変わりはなく、ロシア人の愛国の形は基本的に富国強兵にはあろう。そうしたロシア型愛国主義を共有しない非ロシア系国家であるタタールスタンなどでは、タタール・ナショナリズム・リバイバルが生じ、ラテン文字を復活させたりした結果、枠内のロシア系が反発し、ロシア・ナショナリズムに合流するという流れ。ウクライナで起こった事も基本的にその線であるのだが、ソ連と違って、ロシア連邦には民族主義が担保されているので、非ロシア系の吸引力は弱くなるか。

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2018年12月24日Mon [04:26] ロシア  

メイド・イン・ソビエト



もっとありそうだけど、意外と無い企画。「共産主婦」とかだとソ連は対象外だったかな。ソ連の場合、帝国過ぎて、マニア受けしないというのもあるかもしれんが、共産趣味的にもネタっぽくないのでつまらんか。私は末期にソ連の空気だけは吸うことができたのだが、勲章もバッジも既に外人向けの土産扱いになっていたので、即物的なイメージしか無い。キューピー人形がソ連でmの作られていたとは知らんかったが、キューピーって、固有名詞ではなく、総称であったのか。男女差が無いのは日本のキューピーと一緒か。マトリョーシカも元々はおきあがりこぼし人形だったそうで、万博出品後に土産物化されたものらしい。

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2018年12月12日Wed [13:47] ロシア  

日露近代史



ロシア研究はその国土の広さもあって、欧州担当、中央アジア担当、など研究者も分担されている感はあるのだが、極東は地域研究的にはヨーロッパ的なところと、北東アジア的なところを押さえなくてはならないから大変である。日露中関係研究という学問領域だと、ロシア→中国という流れが多いのかな。この新書も日露近代史であるが、中国のウエイトは高いし、朝鮮にモンゴルも関わってくる。それで470ページクラスになる訳だが、日露関係は隣国であり、平和条約未締結の国であり、領土問題もあり、過去に戦火を交えた国なのに、日中は無論、日韓に比較しても相対的感心が低いのは日本と極東の関係ではなく、日本とモスクワの関係という枠組みで捉えられるからか。

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2018年12月09日Sun [03:29] ロシア  

知られざるシベリア抑留の悲劇



定年退職後にロシア語の勉強を始めシベリア抑留研究者となった人だが、歴史、啓蒙、史料集と出しきた中で、これは読み物的要素が強いもの。掴みの「ラーゲル天皇」の話は第一章ではなく、序章としているのだが、日本人ではなく、ロシア人だからそうしたのかな。しかし、最初に映画化決定みたいな話を持ってくるのは計算してのことであろう。加害者であり被害者であるという視座はこの手の話には欠かせないものであるのだが、ロシア兵のケモノ話は古今東西付き物なのは単に被害者の物語だけが語り継がれるからということでもなかあろう。

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2018年11月25日Sun [02:29] ロシア  

セルツェ-心



自費で出したものを道新が取り上げて、東洋書店新社で増補版となったらしい。ロシア語通訳の人らしいが、本名の様なので不破哲三とは関係ないか。択捉でソ連軍占領下を経験した人のオラヒスであるが、ほぼロシア兵との交流話である。略奪があった事も書かれているが、心温かいロシア兵の思い出がメインであり、当時子どもであれば、そうなるかと思う。圧倒的な物資力の違いがあった内地のギブミーチョコレート経験よりも距離感は近い。占領下は暗黒というのはイデオロギーであるのだが、併合を植民地、植民地を強制占領と言い換えるのはそうした概念を踏まえてのことであろう。非日常でも日常でも、そこに人間の生活があったことには変わりはない。

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2018年11月21日Wed [14:10] ロシア  

ロシアと中国反米の戦略 



旧ソ連では廣瀬陽子さんもすっかり大御所感が出てきたのだが、やはり中国にも手を出さないといかんか。かつての中ソ対立も忘却の彼方の現在ではそこに対立軸があることすら希薄になってきているのだが、潜在的な敵国関係という意味では日中、日露の比ではなかろう。そのスキームはひとえに米国の立ち位置によって決定づけられる訳だが、トランプ、プーチン、習近平と役者が揃ったところで、反米でのロシアと中国の連携を意識せざるを得なくなった。トランプ政権誕生にはプーチンが寄与しているというのが通説ではあるのだが、そのことで、アメリカがロシアではなく、中国にターゲットを絞ったのであれば、中国にロシアとの対立の選択肢が無い以上、プーチンの勝利ということになる。そこで日本が漁夫の利を得るわけではないが、中央アジアに中国の勢力圏が及ぶことにプーチンが抵抗を示しているのは確かであろう。アフガニスタンの時のアメリカみたいに軍事的脅威は無くとも、経済的支配が政治的支配に繋がるのは必然である。それもその国民の意思という形であればロシアの政治的影響力は排除されることとなる。

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2018年11月10日Sat [13:02] ロシア  

ビジネスマン・プーチン



東洋書店新社は何が旧社で失敗したかを検討したのだろうが、図書館と研究費で買われる本に依存していたことがそれが主な原因ではなくとも、倒産の一因であったとは自覚したのかもしれん。ということで、一般需要の少なくないウエイトを占めるのがビジネス本の世界。プーチンもカリスマ化したり、悪魔化したりではなく、ビジネスマンとしての見方が必要か。トランプを手玉に取るくらいだから、そのビジネスマンとしての能力は並大抵のものではない訳だが、日本にはプーチンの様な愛国主義を基盤として政治家が領土問題など国益に関わる部分で譲歩するはずはないというのが常識になっているという。しかし、そこには日本自身が日本の経済力を狭量化いてしまっているところがないのかということを指摘している。ロシアが失っていると見ている対日利益の額はプーチンを困らせているという。プーチンを現実主義の利益追求型ビジネスマンとして見る理由はそこにある。

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2018年11月04日Sun [01:45] ロシア  

社会主義リアリズム



文庫クセジュ。フランスはモスクワに忠実だった共産党を擁する一方で、ロシア貴族の間ではフランス語が使われ、更には革命後に大量のロシア人、ないしはロシア圏からのユダヤ人移民を受け入れた国であるから、ソ連に対しては一筋縄でいかないところがあるのだろうが、芸術の都としてプロパガンダ芸術も西側世界への仲介者の役割は果たしていたのだろう。中国が降りて、その伝統を受け継ぐ国はもう北朝鮮くらいしか残っていないのだが、今後はその遺産をどう管理していくのかが問われることとなろう。

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2018年10月16日Tue [19:28] ロシア  

チェーホフ 



前にもチェーホフ本を出している医者の人。創風社と創風社出版と2つの版元があるらしいが、前者の方。後者は愛媛か。共に創○系なのかは分からん。前作は医師としてのチェーホフだったので、関係性はあったのだが、今回は教育者としてのチェーホフ。分からんけど、著者はどこかで講師もしているのかもしれない。ただ、チェーホフ自身は医学教育に携わったことは無いようで、主にロシア(当時)の教育制度とチェーホフが受けた教育に関して。ロシア語も教育学も門外漢なので、日本語文献のみで、まとめたとのこと。本当にチェーホフに心酔してるんだな。

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