2017年03月24日Fri [04:57] 米国  

ダルトン・トランボ

ダルトン・トランボ: ハリウッドのブラックリストに挙げられた男ダルトン・トランボ: ハリウッドのブラックリストに挙げられた男
ジェニファー ワーナー Jennifer Warner

七つ森書館 2016-07-25
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トランプ本は最終的に何冊になるのか分からんが、トランボは2冊同時期に出た。前に読んだのは結構な分量があったと思ったが、これはあっという間に読める。こっちは映画にあわせて、伝記作家が一丁仕上げたものの様だ。七つ森だけど、共産党員とかレッドパージの話はメインという訳でもない。「ジョニーは戦場に行った」は当初、ブニュエルが監督する予定だったのか。早稲田松竹で観た記憶はあるのだが、あれは何時の頃だったかな。併映が何だったかも思い出せない。似たような話の「バーディ」の方が自分は好み。アラン・パーカーはもう映画撮らないのかな。

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2017年03月23日Thu [05:44] 米国  

イチロー主義 

イチロー主義イチロー主義
児玉 光雄

東邦出版 2016-08-23
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こういう語録本はイチロー本人に還元されているのだろうか。チチローの小遣い稼ぎにでもなればそれで良いのだろうが、イチローの場合、引退後に解説やったり、監督したりする様なタイプには思えんし、権利関係だけはきちんと詰めてはいるのだろう。50歳でプレーするイメージは出来ているそうだが、国内の独立リーグ辺りになるのかな。あぶさんは何歳になるのか知らんが、50歳を超えた人は過去いたかな。48歳か何かだったと思う。それでもカズほどの世界的ニュースにはならんと思う。

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2017年03月21日Tue [05:45] 米国  

トランプの真実

トランプの真実トランプの真実
ジョージ・ビーム 大友 香奈子

実業之日本社 2016-08-05
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トランプ本が雨後の筍状態になった第一波は共和党予備選勝利の頃か。この著者はノンフィクションライターとのことだが、批判派でも擁護派でもないという。実際にトランプに取材している訳ではないのだが、トランプ本は全部読んでいるからモノを言えるとの立場らしい。これもトランプのPR戦略の一端だとしたら、大したものなのだが、日本でもこれだけ出ているのだから、本国では本当に腐るほどトランプ本があるのだろう。それが批判であれ、擁護であれ、中立であれ、露出がヒラリーを圧倒していたのだから、勝利は決まっていた様なものか。マスコミに批判されればされるほど、人気が出るのはウチの首相と同じだが、まだマスコミが良識だと勘違いしている人が多い日本と違って、アメリカではマスコミは完全に第4の権力か。

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2017年03月20日Mon [06:27] 米国  

パークアヴェニューの妻たち

パークアヴェニューの妻たちパークアヴェニューの妻たち
ウェンズデー・マーティン 佐竹 史子

講談社 2016-04-15
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アマゾン・レビューの低評価は翻訳ばかりが責められているのだが、それ以前に内容はどうなのか。アメリカでは所謂セレブものが市民権を得ていて、トランプがその波に乗って登場してきたことは否定できないのだが、インサイダー・ドキュは性質上あまりなさそうだから、画期的になるのかも。日本人読者にとって、ニューヨークのセレブ妻はどういう位置づけになるのか分からんが、宣伝文句の浪費よりも金曜日の妻たち的な部分の方が琴線に触れる様な気がする。経済的に夫に依存した不安感から浪費に走るというはあるだろう。自立したライターであり、43歳で妊娠した著者のその辺に対する共感が上手く伝わっていない様にも思える。

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2017年03月16日Thu [04:39] 米国  

予言

『予言 ドナルド・トランプ大統領で日米関係はこうなる』『予言 ドナルド・トランプ大統領で日米関係はこうなる』
植山 周一郎

SDP 2016-12-29
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トランプ本ももういい加減にせえやとも思うのだが、これは自分がトランプ本の元祖だと主張する人。87年にトランプに初めてテレビ・ロングインタビューを行った日本人だそうで、評伝翻訳も3冊手がけているらしい。その後パーティにも呼ばれたそうだが、それ以来会ったという話は無い。その間。サッチャーの代理人も務めていたというからよく分からんが、春名幹男との対談もあるから大物なのだろう。かといって、日米関係の予言や提言は話半分もいらんのだが、トランプ系列のホテルやビルがテロ警備の為にトランプ帝国は傾くなんてことがあるかね。トランプを憎悪している人間は何億といるのだろうが、トランプ・タワーの爆破予告など、逆に炎上商法の餌にされるんじゃないかな。提言のテイラー・スウィフトのコンサートを日本で開催し、嵐のコンサートをアメリカで開催しろというのは何じゃいな。テイラーは東京ドームも埋めたけど、嵐がアメリカでやっても、日本とアジアからの客で埋めるしかなかろう。地元客を有料で埋められるのはベビーメタルがそこそこ期待できる以外は、規模を落としてXJAPAN、ワンオク、マキシマム・ザ・ホルモン、和楽器バンドくらいか。

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2017年03月14日Tue [05:19] 米国  

徹底解説!アメリカ

(100)徹底解説!  アメリカ (ポプラ新書)(100)徹底解説! アメリカ (ポプラ新書)
池上 彰 増田 ユリヤ

ポプラ社 2016-08-05
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ポプラ新書だけど、池増ペアカバーのバージョンがあるのか。手元のは普通の緑の奴。池上彰は大統領選で幾ら稼いだの知らんが、最近は増田ユリヤを使うことが多いな。池上事務所入りしているのだろうか。さすがにトランプ当選前提ではないが、現象としてはトランプ・インパクトに軍配を上げている。非トランプの選択肢はサンダースしかなくて、ヒラリーは全く「現象」がないから、無理に探し出している。それでもマスコミがヒラリー当確を出し続けたのはトランプ大統領など考えたくないという希望的観測からである。結果、そのことがトランプ票を上積みしてしまった形なので、トランプ当選はマスコミの自業自得であるとしか言えない。

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2017年03月10日Fri [06:33] 米国  

世界と僕のあいだに

世界と僕のあいだに世界と僕のあいだに
タナハシ・コーツ Ta-Nehisi Coates 池田 年穂

慶應義塾大学出版会 2017-02-07
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全米図書賞、全米批評家賞、ピューリッツアー賞のファイナリストというのは2.5冠みたいなものなのか。昔、つかこうへいが出したみたいなマイノリティの父から息子へみたいなものなのだろうが、つかのより難解である。写真を見ると息子は幼児みたいだが、この本にピンとくるのは何年後であろう。解説でも賞が与えれながら、分かりにくいという批評家の声があることを伝えているのだが、おそらく白人が多数を占める選考者もしくは読者がこの本を評価したとしたらポリコレ的作用があったことは否定できない。危険な世界で育ちながらも、教育を受けて、覚醒する辺りは先週読んだ黒人神経学者の本と似ているのだが、白人にアピールするものだとしたら、こちらが徹底的に拘っているのは黒人性である。著者かたしてみれば白人と結婚したコロンビア大の黒人教授なって、白人にふりをする黒人に過ぎないのだろうが、アメリカの現実を考えると、黒人と白人の融和などというのは机上の空論に過ぎないことはたしかである。

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2017年03月08日Wed [05:25] 米国  

アメリカが生む/受け入れる難民 

アメリカが生む/受け入れる難民アメリカが生む/受け入れる難民
大津留(北川) 智恵子

関西大学出版部 2016-10-26
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大津留(北川) 智恵子 はいつも気になるんだよな。研究者でこういう名称を用いている人が他にいるのか分からんが、結婚したり、離婚したりしてもそのまま使っていた姓を使い続けるという人が多いんじゃないかな。ヨコタ村上孝之とかはいるけど、戸籍名だということ自体が特殊例。それはともかく、モン族とイラク難民二本立て。両方ともアメリカが生む/受け入れる難民なのだろうが、ベトナム戦争でアメリカに協力させたモン族は前者で、後者は圧制からの戦略的受け入れというところか。トランプはイラク人を入国禁止から除外したみたいだが、受け入れる難民にはもうなっていない。モン族はこのテーマではよくケース・スタディされる難民で、ベトナム帰り設定のクリント・イーストウッドの映画のネタにもされたが、都市住民が多く海外適応能力があったベトナム難民と違って、英語の知識も無く、山岳地帯の少数民族であるという特徴から、コミュニティが拡散せず集住傾向がある様だ。そして親族を呼び寄せるわけだから、コミュニティの同一性は維持されるのだが、そうなると二世の世代からコミュニティと国の分断の間を彷徨うこととなる。

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2017年03月06日Mon [05:54] 米国  

ハーバードでいちばん人気の国・日本

ハーバードでいちばん人気の国・日本 (PHP新書)ハーバードでいちばん人気の国・日本 (PHP新書)
佐藤 智恵

PHP研究所 2016-01-16
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これ読んでなかったか。あの白熱ぶっ飛び日本史の人かと思ったのだが、元NHKの人らしい。ハーバードで教えていた訳でもなく、学生だった訳でもなく、コロンビア大のMBAらしい。「コロンビアでいちばん人気の国・日本」だと、別の意味になってしまうか。あのコロンビアだと、一番人気の国はどこだろう。少なくとも日本ではない。南米では教育先進国の方なのに、日本は中国の一部だと知ってか、知らずかわざわざ言う奴が多い国という印象はあるが、実のところ中南米でいちばん人気の国はアメリカだよ。それはハーバードでも同じことなのだが、ちょっと前に読んだハーバード出の人が書いた本では、ハーバードには日本に興味持ったり、行きたいと思っている人などいないと断言していたので、全然話が違うな。MBAだと、ケースモデルとして日本企業は出てくるのだろうが、今頃、トヨタの生産モデルなんか本当に研究されているのかな。韓国人学生からはその種の発言が無いことは無いそうだが、中国人を含め、基本、米国式に頭を切り替えている(というか移住前提)から、MBAの授業で無駄な歴史論争などは一切しないとのこと。

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2017年03月05日Sun [05:45] 米国  

ハーブ&ドロシー

映画
ハーブ&ドロシー2 ~ふたりからの贈り物~ [DVD]ハーブ&ドロシー2 ~ふたりからの贈り物~ [DVD]

紀伊國屋書店 2014-06-28
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ハートフルな話になっているが、これ自体がアートだったりして。

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2017年03月04日Sat [06:04] 米国  

航空から見た戦後昭和史

航空から見た戦後昭和史:ビートルズからマッカーサーまで航空から見た戦後昭和史:ビートルズからマッカーサーまで
夫馬信一

原書房 2017-02-03
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よくあるテーマだとは思うが、結構知らないことが多いな。終戦後全ての飛行機は米軍により破壊されたのだが、その数は推定1万機以上。民間機もその例外ではなかったのか。日本航空が設立された際に、訓練に当たったのはフィリピン航空。その後もスチュワーデスはキャセイ航空で教育されていたらしい。ビートルズは日本の後、マニラに向かった訳だが、その時点では日航はマニラ路線を開設しておらず、一行が向かったのは香港で、香港から、キャセイでマニラ入りしたらしい。こんなことは「ビートルズ来日学」にも書いていなかったな。

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2017年03月03日Fri [05:31] 米国  

ドラッグと分断社会アメリカ

ドラッグと分断社会アメリカ 神経科学者が語る「依存」の構造ドラッグと分断社会アメリカ 神経科学者が語る「依存」の構造
カール ハート Carl Hart 寺町 朋子

早川書房 2017-01-24
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テロリズムの原因は貧困にあるという言説は否定されて久しいが、暴力犯罪の大きな要因は貧困ではなく、ドラッグにあるという言説はアメリカでは認知されているらしい。ドラッグを買うために貧困になったり、犯罪をするとなれば、ドラッグは元凶とされるものだが、ドラッグは暴力の制御が利かなくさせるという科学的根拠は怪しいものなのだとコロンビア大心理学科長の著者は言う。その主張の裏づけとして、壮大な自身の半世紀を綴るという変わった自伝なのだが、黒人で、貧困と暴力に中で育った著者が、アイビーリーグの教授に上り詰めた軌跡は著者が白人世界を理解し吸収することで分断社会を乗り越えたという物語になるのだが、その一方で白人のみならず黒人でも多くが未だ分断社会の原因をドラッグに求めている。日本では治験でもドラッグ(禁止薬物)が投与されることはないと思うが、アメリカでは普通に人体でも実験されているみたいで、コカインと20ドルどちらかを選ぶというテストでは多くの中毒者が20ドルを選んだのだという。5ドルの場合はコカインを選ぶ場合も多かったので、ドラッグが身を滅ぼすという実証にはならなかったとも。

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