2017年08月16日Wed [03:58] 米国  

トランプ大恐慌

トランプ大恐慌:ウォール街からの警告トランプ大恐慌:ウォール街からの警告
大竹愼一

徳間書店 2017-05-23
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チェ・ゲバラみたいな風貌だけど、辣腕ファンドマネージャーとのこと。「ニューヨーク・ファンドマネージャー」という肩書は会社名なのか、ニューヨークのファンドマネージャーという意味なのか分からん。トランプ・ヒラリーは半々とみていたそうだが、それは金融的には一番リスクがないのかな。トランプ関連株はイヴァンカのブランドが上がったという話は聞くが、就任後は大暴落の危険もあるか。ソフトバンクをディスっているのはハッタリだと見抜いているのか、危険信号を発しているのか分からんが、儲けたと言っているのはソフトバンク関連を買わなかったからなのか、高値で売り抜けたのか。いずれにしても大恐慌の話はメインではない。

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2017年08月11日Fri [05:24] 米国  

最も危険なアメリカ映画

最も危険なアメリカ映画 『國民の創生』 から 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』 まで最も危険なアメリカ映画 『國民の創生』 から 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』 まで
町山 智浩

集英社インターナショナル 2016-10-26
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『國民の創生』以外は別に危険でも何でもないような。「国民の」にしたところで、時代の精神ではグリフィスは無自覚であり、後に穴埋め映画も作っているし、「イントレランス」で稼ぎは掃き出したし、映画技巧的には名作となるので、毛沢東ではないが、功績の方が過ちより大きいということになるか。むしろ、ポリコレ的に黒人を登場させる80年代以降の映画の方がどうかなとは思う。白人の主人公の同僚であったり、同級生であったりに黒人を配置するが、アジア人は相変わらずステレオタイプの役ばかりだし、黒人も犯罪に絡んでも恋愛には絡まない。もっとB級カルトを取り上げているのかと思いきや、 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』 とかか。

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2017年08月09日Wed [04:32] 米国  

ワシントン緊急報告アメリカ大乱

ワシントン緊急報告 アメリカ大乱ワシントン緊急報告 アメリカ大乱
吉野 直也

日経BP社 2017-04-20
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日経の前ワシントン特派員とのこと。連載ものっぽいけど、蓄積ものらしい。日経は政治上ではなく、経済上、反トランプ報道であってもおかしくなかったのだが、そんなことはなかったのか。御厨貴のインタビューが有るのだが、日本では安倍が極右層を吸収してくれたので良かったということを言っている。極右がどれだけ安倍に満足しているのか知らんが、極左層より極右層を吸収した方が安定はあるだろう。ヒラリーが負けたのはリベラルを吸収できなかったことに尽きると思うが、支持基盤が脆弱な相手に勝つには自分の支持基盤を固めれば良いという話であって、無理にリベラルの嫌ヒラリー票に擦り寄らなかった点は大きいと思う。安倍がこれだけ続いているのも、反アベ陣営のお陰であるということは大部分の人たちは分かっているのだが、無邪気なリベラル自認の人たちとマスコミはせっせとアベ死ね叫んで、安倍政権を支えている。

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2017年08月08日Tue [04:45] 米国  

トランプの黒幕

トランプの黒幕 日本人が知らない共和党保守派の正体トランプの黒幕 日本人が知らない共和党保守派の正体
渡瀬裕哉

祥伝社 2017-04-01
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そのまんま東と早稲田の院で一緒だった人なのかな。意識高い系グループの様で、アマゾンも全優である。トランプ勝利を予言していた人は雨後の筍の如く、現れてくるのだが、要するに予言していたのに、マスコミは無論、相手にしてもらえなかったということなのか。戦ってばかりの日本のマスコミはアメリカのマスコミに従属している様なもので、それでよく対米追随だのを批判できるものだとも思うのだが、アメリカに倣って、日本のマスコミもそろそろ、反省すべき点は反省しないと、国民は内なるトランプを選択するということになる。内閣とホワイトハウスは別ものなので、トランプの黒幕と日本会議を同一視して、アベは日本会議に操られているというのに至っては日本のマスコミがどこまで自主性があるのかと思ってしまうのだが、この本はトランプも身内や限られたお仲間だけではなく、共和党保守本流が少なからずの影響力を確保しているといったお話。

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2017年08月07日Mon [04:23] 米国  

アメリカ大統領の権限強化と新たな政策手段

米国大統領の権限強化と新たな政策手段米国大統領の権限強化と新たな政策手段
杉野綾子

日本評論社 2017-05-19
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博論もの。平野聡も副査に入ったんだな。筆頭に上がっている久保文明は高校時代から授業を受けたというから慶應女子かな。日本エネルギー経済研究所に十五年以上務めながら博士課程に通っていたのか。米国の京都議定書離脱が当初の研究課題だったのかもしれんが、大統領の権限と議会の権限との攻防に世界が踊らされている観もある。クリントン時代に交渉推進が進んで、オバマ時代にそうでもなくなったというのはホワイトハウスや民主党の政策というよりも議会の対抗処置の問題なのだろうが、トランプの場合、規制を嫌う共和党とアメリカ・ファーストでダブル・パンチである。アメリカが抜けてしまえば、中国がやりたい放題だろうし、モルディブもツバルも中国に買われるしかなくなるか。

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2017年08月06日Sun [04:36] 米国  

戦場

戦場 - 元国家安全保障担当補佐官による告発戦場 - 元国家安全保障担当補佐官による告発
マイケル フリン マイケル レディーン 川村 幸城

中央公論新社 2017-07-06
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今を以てもトランプの軍事方面での一番のアドバイザーなのか分からんが、稲田とか石破とか真っ青のタカ派本流なんだな。自分が関わった戦争はほぼイスラム関係に限られるから、その「イスラム過激派」に対する敵意は全く隠し立てしていない。共著の人はネオコンの人みたいで、オバマ政権のイランとの和解に強い拒否感そ示している。「悪の枢軸」の一角である北朝鮮にも強硬的であるが、中国についてはほとんど出てこない。この辺がトランプの国防政策に影響を与えているのかもしれんが、とにかく敵はイスラムであり、イスラム教をキリスト教に改宗させようとする努力しても無駄だから、とにかく過激派は叩き潰せという。改宗に関してはその通りであるが、宗教が関わらないアジアの戦争などには興味がないというのが正直なところか。

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2017年08月05日Sat [05:25] 米国  

多文化アメリカの萌芽

多文化アメリカの萌芽: 19~20世紀転換期文学における人種・性・階級多文化アメリカの萌芽: 19~20世紀転換期文学における人種・性・階級
里内 克巳

彩流社 2017-05-23
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既出まとめらしい。文学が作者のアイデンティティの発露に依拠した作品群としたら、アメリカのマイノリティ作家は条件が整っていると言えるのだが、現在でもアングロ・サクソン文学が主流であり、その他の背景を持った作品は傍流の枠を超えたと言うこともなかろう。故に、19-20世紀の転換期文学は正に「多文化アメリカ文学」の萌芽期であり、移民の到来や社会問題の噴出などで、文学が教育や娯楽であった時代の転換期でもあったのである。黒人やインディアン、ユダヤなど様々な背景の作品が取り上げられているのだが、中国系のスイシンファーという作家は興味深い。欧亜混血だった彼女が中国風の名前を用いたのも、隆盛していたジャポニズムに対する対抗意識だったのだという。この作家の妹であるオノト・ワタンナは非日系にも関わらずジャポニズム作家として売り出しており、姉は西洋で日本の評価ばかりが高くて、中国は貶められていると感じていたらしい。中国系が欧米で寿司店を経営したり、家族の中に日本嫌いと日本好きがいたりする現在にも通じる話ではある。

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2017年08月04日Fri [04:48] 米国  

アメリカの大学の裏側

アメリカの大学の裏側 「世界最高水準」は危機にあるのか? (朝日新書)アメリカの大学の裏側 「世界最高水準」は危機にあるのか? (朝日新書)
アキ ロバーツ 竹内洋

朝日新聞出版 2017-01-13
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アマゾンの留学カテゴリー1位か。たしかに面白かったのだが、これはカタカナ名の人が著者で、関大の人が訳者か。と思ったら、父娘の関係なのか。新潟生まれの娘は日本語が不自由なのかもしれん。共著という形になっているが、一人称は全て娘の様だ。アメリカの教授の年俸は全てHPで公開されているとは知らんかったが、教授の地位も収入も高くないが、テニュアという終身雇用に近い武器が有るので、一般市民からは羨望よりも敵対的に見られれているとのこと。そうした小宇宙がリベラルというカルト化の理由なのかもしれんが、学生はローンで破産するのに、教授は安泰では教育以前に歪な関係ではある。ランキング競争のカラクリや奨学金の実態なども興味深い。ヨーロッパ系の英語訛はセクシーとまで言われるのに、アジア系の英語訛は受け入れられないというのも、そうだろう。アファーマティブ・アクションの弊害はバッキ判決以前から何十年も言われていることなのだが、ハーバードなどアイビー・リーグに入学する黒人、ヒスパニックの学生のほとんどは裕福な家庭の出で、貧困家庭の優秀な学生は名門大で奨学金を貰える可能性が高くても出願しないのだという。それは他の学生と格差が生じるのを嫌っていることと、家庭や高校が名門大という選択肢が最初からないので、情報もないからなのだとか。

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2017年08月03日Thu [04:41] 米国  

トランプは中国の膨張を許さない!

トランプは中国の膨張を許さない!  「強いアメリカ」と上手につき合う日本トランプは中国の膨張を許さない! 「強いアメリカ」と上手につき合う日本
古森 義久

PHP研究所 2017-04-22
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↓のとタイトルが似ているのだが、こちらはアメリカ屋さんの方。産経の中国総局長(しかも再開後初代)でもあったのだが、この辺は当局と色々取引があったのだろう。日高義樹より6歳若いとはいえ、もう後期高齢者であるので、この人のあとはしばらくワシントンに顔が効く日本人ジャーナリストもいなくなるか。中国も様子見の時期を長引かせた方が良いと思っているフシもあるので、しばらき北朝鮮を相手にしてもらっているという感じだが、北に切れるカードがない以上、北が片付くまでに、少しでも南シナ海は広げておきたいところであろう。悪夢のプーチンとトランプによる挟み撃ちの可能性は低いだろうが、韓国に対する仕打ちを見れば、中国依存のリスクは大きい訳で、カードは経済一本であると言って良い。トランプは経済面での中国の膨張には商売人である以上、文句は言えないが、それもアメリカの利益を侵さないという前提ではある。中国とアメリカが競合する市場がこれからどれだけ増えるか分からんが、同盟国がない以上、膨張はできないのが現実。

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2017年08月02日Wed [05:19] 米国  

沖縄が好きな人へ…「これが沖縄です」 

沖縄が好きな人へ…「これが沖縄です」沖縄が好きな人へ…「これが沖縄です」
新垣 治男

フーガブックス 2017-03-08
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ただの自費屋かと思ったフーガブックスからググっていくと、色々出てくるな。バックがなんだか得体が知れんが、宇都宮の広告会社だけではなく、沖縄も国粋系も関係しているみたい。幸福の科学でなければ何でも良いけど、中国が諸悪の根源だとするのは本土向けなのかな。ぶっちゃげ、沖縄の人は格別、中国に親しみも憎しみもないのだろうし、あまり部外者が中国。中国言うのは逆効果かもしれん。台湾とタッグを組んでくれるのが一番良いのだけど、沖縄と台湾は日本時代は台湾が先進地域として移住者を受け入れたこともあるし、戦後も中華民国の微妙な琉球扱いもあって、一筋縄ではいかない。中国脅威論で米軍を保全するのは本土の論理ではあろう。そうでなければ、この方とか我那覇女史みたいに「覚醒」する必要があるのか。

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2017年07月31日Mon [05:13] 米国  

沖縄の戦争遺跡

沖縄の戦争遺跡: 〈記憶〉を未来につなげる沖縄の戦争遺跡: 〈記憶〉を未来につなげる
吉浜 忍

吉川弘文館 2017-06-13
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終戦商戦本もだんだんとネタが無くなってきているが、沖縄は原爆と並んで、現役の商材ではあるか。沖国大の先生で、題材的には高文研みたいなものだが、吉川だけあって、アジったりはせず、淡々とした遺跡ガイドである。分からんけど、学生の引率などで、現場の場数を踏んでいる人なのだろう。広島みたいに主語を曖昧にすることもなく、米軍、日本軍双方からの被害を書いているのだが、内地と違って、戦争が未だ隣り合わせという現実があるのだから、広島、長崎の抽象的な平和よりも教育には適しているのかもしれん。

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2017年07月28日Fri [05:24] 米国  

アッツ島とキスカ島の戦い

アッツ島とキスカ島の戦い―人道の将、樋口季一郎と木村昌福アッツ島とキスカ島の戦い―人道の将、樋口季一郎と木村昌福
将口 泰浩

海竜社 2017-06-01
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元産経の編集委員で戦記物を書いている人なのか。樋口季一郎の本はユダヤ関連含めて何冊も出ているのだが、アッツ玉砕の方がキスカ撤退より伝説化しているので、木村昌福という人は樋口より知られていないのかもしれん。この手のものには珍しくイラストが挿入されており、 脱力系である。真珠湾は攻撃だけだったが、アッツもキスカもアメリカ領土を占領した訳で、アメリカも奪還作戦だかで済ますつもりはなかったのだろうが、撤退作戦が上手くいったもので、「パーフェクトゲーム」と称したのか。

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