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2020年08月25日Tue [16:46] 米国  

アメリカは中国を破産させる 



徳間ではなく、悟空なんだな。徳間が習近平に屈した訳ではないだろうが、例によって、アメリカ餅はアメリカ餅屋。85歳のワシントンセレブが書く中国ネタにも限りがあるので、やはり結局は先日読んだ手嶋佐藤本同様、中東話になってしまう。実際、米国国防の優先順位が中東から中国に代わったとも思えんが、目前の脅威が落ち着いて、覇権に挑戦する最大の脅威への備えを始めたということか。タイトルをそのまま受け止めれば、正に「戦わずに勝つ」孫子の兵法なのだが、香港のドルペッグ制一つとっても、中国対抗できるのはせいぜい米国債券売りくらいということが分かったので、やはり実弾としてのドルの威力は核兵器以上のものがある。

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2020年08月23日Sun [18:04] 米国  

ルポ トランプ王国 2 



朝日岩波鉄板の第2弾。一発目がどんなだったのかもう忘れたが、自分のつまらない偏見だとか自虐的なことを書いているので、その種の批判が多くあったのだろう。幾ら岩波朝日であっても、反トランプ=反アベ読者だけに向けて書いている訳ではないだろうし、むしろそうした世界からは距離を置きたいというのが記者魂なのかもしれない。よって、アメリカの地方白人保守層の生の声を集めるということに的をを絞っており、ダイナーにぼっちで入って、客に声をかけ、政治的な話をするという「アジア人」には難度が高いことに挑戦している。それでも、どうせ白人がトランプを熱烈に支持しているという話を聞きたいんだろうとか言われたりするのだが、この辺の取材の難易度はアメリカは高くない。良い意味で言えばフレンドリーな部分に助けられているのだが、それでもマイノリティとエスタブリッシュメントと対立している「白人」「低層」といった枠を作っているのは「つまらない偏見」ではあろう。

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2020年08月13日Thu [02:55] 米国  

グローバル資本主義VSアメリカ人 



日経ビジネスNY支局長だった人らしい。不勉強で知らんかったのだが、日経BPと日経本体は完全に別所帯で、支局も昇進も全く別なのか。この著者は日経BP入社で現在日経ビジネス副編集長。電子版連載分とのことなので、普通に読みやすいものとなっている。コロナ前の大統領選争点は不法移民問題が争点であったので、メキシコ関係の取材ものが多い。ティフアナに集結していた外国人にメキシコ政府が一斉にビザを出して、進出企業が受け皿になっているという話があるが、ブラジルから北上してきた人もいるのか。移動距離を考えればそれだけ賃金格差があるとも思えんが、南米の人間にとって、米国入国はある種のアメリカンドリーム的なところはある。南米は反米でゲバラの信奉者ばかりと思っている人がいるかもしれんが、その手の人は日本の左翼の割合以下である。実際不法入国者の主流は非メキシコ人にシフトしていて、進出企業がそれなりに食える給料を出している町ではメキシコ人はアメリカ行きに必要性を感じていないみたいだし、メキシコは腐っても北米なので、アメリカンドリームなどは特に効力は無いのであろう。

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2020年08月03日Mon [02:25] 米国  

海を渡ったスキヤキ 



「日本語ジャーナル」の英文監修者らしい。日本語で書いたのかセルフ翻訳か分らんが、翻訳者のクレジットは無い。スキヤキの話でも、坂本九の話でもなく、日系人食文化史といったところ。ハワイ生まれで、子供の頃から日本食は身近であった様だ。とはいえ、ハワイは例外として、大陸の日本食ブームは主に戦後新移民によって作られ、進駐軍帰りなどに和食の受容の余地があったことが関係しているか。スキヤキ、てんぷらから寿司への移行はヘルシーブームの波に乗った結果だが、寿司のアメリカ化が日本とは縁もゆかりもないアメリカ人の受容誘因であったことは間違いない。一方、日系人がアメリカに広めたと言える食文化は限定的で、この辺はハワイやブラジルに方が大衆化したと言える。

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2020年07月30日Thu [03:27] 米国  

基地の消長  1968-1973



博論ものではなく、科研らしい。基地問題は今や沖縄に収斂されてしまっている観はあるのだが、その要因が沖縄返還とセットになった本土基地の沖縄シフトではあったろう。云うまでもなく、返還までは「日本」で基地闘争が激しかったのは本土であり、本土基地撤退とバーターで基地を押し付けられたという認識が沖縄では一般的である。ただ、本土の基地は撤退ではなく、事実上は集約であり、米軍基地がそのまま自衛隊基地となったりしたので、「68年」の季節に於いては運動が激化するのは必然であった。安保体制にあっても、日本を守るために米軍基地は存在するというのはあくまで日本のタテマエであって、米軍は今も持ってもそういう立場を公式に取っている訳ではない。トランプの基地負担要求が厳しいのはその辺なのだが、中国と事構えると決めた以上、38度線は捨てても、日本海は捨てられんだろうな。

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2020年07月28日Tue [02:17] 米国  

20世紀アメリカの夢 



岩波新書のアメリカ合衆国史第3弾。3冊目でもう1970年代まで来た訳だが、ようやく岩波的時代に突入した。まさか今年になって、人種差別問題が大きなイシューとなって再浮上するとは思わんかったが、冷戦やベトナム戦争期の公民権運動もそうだった様に、混乱期に運動が活発化するというのは陰謀論的法則でもある。NAACPの勢力が拡大したのも第一大戦から第二次大戦にかけての間で、リベラル白人の「母性愛」が関係していたのは現在も変わらない。アメリカの夢とは億万長者になることなのか、世界の覇権を握ることなのか、自由平等民主主義の社会を実現することなのか、よく分らんのだが、ケネディの様に全てを体現せんとしなくとも、アメリカという国の基本ラインはそういうことになっている。

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2020年07月24日Fri [03:27] 米国  

バスキアイズムズ



映画になった人という以外は何も知らんのだが、美術界の27歳クラブでもある。ブログとかSNSの時代ではなかったから、その言葉も多く残されている訳でもなく、このくらいのサイズしか本人の語りは残っていないのかもしれん。メモ用紙大でなんとか100ページいかせた感じ。バスキアイズムズというのが美術的意味があるのか分らんのだが、特に芸術論を語っている訳でもなく、聞かれたことを若者らしく淡々と答えているだけの様な。ヨーロッパでの展示会は自分でチケットを買って行かなくならず、友人も連れて行きたくなるので赤字だみたいなことも話している。

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2020年07月05日Sun [00:10] 米国  

移民の経済学 



ベンジャミン・パウエル本の邦題と同じものを当ててきたか。中公新書は今年初めに立て続けに移民本2冊出したけど、3月以降はもう意味合いが異なってくる。日本のみならず、今後は当分世界的な移民の大きな流れは起こらないと思われるが、今年初めの段階では移民と受入国側国民の競合というのが大きなイシューであった。つまりは移民を受け入れることによって生ずるメリットとデメリットの問題であるのだが、当然ながら受け入れ国民の属性による違いというのは顕著である。そうした背景を考慮せずに単純に差別とか排外主義といった価値観だけで判断する暴論は経済学的には意味ないのだが、経済学がアカデミアである以上、学者の属性として左派啓蒙主義が優勢になるということも現実ではある。その上で、移民を受け入れても犯罪率は上昇するどころか、むしろ低下する、家賃は下がる、賃金は上がるといった主張はデータ的に根拠あるものとされるのだが、ただし、移民が流入することにより、元いた住民が出ていき、犯罪の手段も、空き家率も人手不足の因子もまた変化するのである。移民に反対するのは低学歴で人権意識が低いからというレッテルもよく使われるのだが、移民により恩恵を受けるのは経済的に裕福な高学歴層であるというのもデータ的には根拠があるものである。もっともそれはGDPの高い国に限られ、GDPの低い国の高学歴層は移民に反対というのが多数らしい。

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2020年07月02日Thu [18:22] 米国  

アメリカの制裁外交 



共同通信の人だが、国際ジャーナリストという肩書になっている。テヘラン、ニューヨーク、ワシントン支局長、編集、論説委員長と王道を歩いた人なのだが、現在は特別編集委員とのこと。このポストはよく知らんが名誉職みたいなものだろうか。定年になっているのかもしれん。岩波風はあまりないが、前に読んだはずの2冊は全く記憶に無いな。アメリカ屋であることは間違いないけど、むしろこの本ではアメリカというより、「制裁先」の事情にフォーカスを当てている感じ。北朝鮮、イランが本丸だったのが、これからは中国とそれ以外という風になっていくのだろう。前者と後者ではモノが違いすぎるので、制裁というよりガチンコ対決と言った方が良いが、経済はともかく、外交に関してはまだまだ米国は有利を保っていることは間違いない。

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2020年05月04日Mon [23:41] 米国  

ラーメンガール

映画


90年代に好きな日本映画は「タンポポ」なんだと言ってきた外人が何人かいたのだが、これもインスパイアーものなんだろうか。

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2020年03月17日Tue [16:47] 米国  

やがて忘れる過程の途中



最近の小説も小説家に関してはほぼ情弱なのだが、芥川賞作家なのか。アイオワ大学のIWPという第三世界の作家を集めたプログラムに参加した日記らしい。半世紀もの歴史があるらしく、ソ連の息がかかったAA作家会議に対抗してたものかもしれんが、中上健次も参加したことがあるらしい。日本人作家は毎年呼ばれるそうだが、男性作家が選ばれるのは稀とのこと。こうした「国際色豊か」系は言語障壁など全く無いかの如く、誰もが普通に激論を酌み交わすというのがパターンなのだが、この作家はその辺を曖昧にしていない。今の時代だと、日本を含む欧米から見た文化途上国の作家はその国の知識人であるから英語を話せない作家などはいないという前提を招聘側も参加側も共有しているらしい。ただ、「言っていることの半分も分からない」でもコミュニケーションが成立している以上、英語を話せるということになるので、英語は話せない自分はあくまで日本的な自己規定に過ぎないか。結局、台湾と香港の作家と行動を共にすることが多くなるのだが、職業的同義性はあっても、ミシマでしか繋がらない国々の作家と違って、日本文化のアップデートがある台湾、香港の作家との方がとっつき易いというのはあるか。ただ、作家ではない韓国人に、あなたの作品のメッセージは何かと聞かれ、メッセージは特に無いと答えたら、メッセージの無い文学があるのかと驚かれたそうで、その辺はお国柄ではある。

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2020年03月10日Tue [15:59] 米国  

二つの祖国

映画


在米日本人の映画監督だったか放送プロデューサーで、右派系の人がいたのだが、すすきじゅんいちだったかな。この映画を観ると違う様な気もするが。

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