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2018年10月20日Sat [15:30] 米国  

地図で見るアメリカハンドブック



フランス製のこのシリーズだが、フランスの対米観という部分も垣間見られる。共和国の理念を自負しているフランスとしては、アメリカが理想の国ではないことは間違いないが、今、フランスがアメリカ社会と似た構造になってきているということの自覚はあるのだろうか。アメリカの人種対立とフランスの人種対立はどちらが深刻かというと禅問答になるけど、宗教や格差といった点で類似の傾向は見られるだろう。何よりもその帝国性は似通っている。

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2018年10月20日Sat [15:20] 韓国  

植民地遊廓



研究者というより、慰安婦活動家の中でも急先鋒の人なのだが、慰安婦は性奴隷であり、売春は性暴力であるという言説を相対化してしまうと、日本だけではない、韓国の方が酷いという対抗言説に晒されるので、朝鮮半島の売春は日本が持ち込んだものであるという学説で外堀を固める必要がある。朝鮮人が日本人慰安婦を買う場合は抗日であるというのも分からんが、売春の慣習が無かった朝鮮半島に日本が売春文化を広めた結果、現在の韓国の売春を許容する土壌が生じたという言説は韓国のみならず、日本の「リベラル」にも説得力があるのか。崔吉城が読んだら、そんなアホなと思うだろうが、朝鮮の遊郭というテーマに関しては赤線跡マニアのニーズに十分応えている。うまりは人権も性欲も表裏一体であり、政治も学問も表裏一体なのである。

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2018年10月20日Sat [15:02] 中国  

未来の中国年表



肩書にある国際情報学修士って北京大かな。大先生や蓮舫、富坂聡などと同様に工作対象であったことはそのバックボーンからもたしかだろうけど、習近平時代になって、かつての様な日中合作論を唱えることがなくなったのは社の空気も日本の空気もあるが、もう対日メディア工作が機能していないということもあるのだろう。その分、マトモな内容になってきているとも思う。中国の未来予想図はバラ色と崩壊の両極端言説しかもてはやされることはないのだが、今から子作りしたところで、年老いた親が養える部分は限られているという点に収斂させても良いか。老人の権力者が若者のパワーを利用して政治を支配した時代が終わり、そのエネルギーを経済に向けさせたから結果が出た訳で、若者がいなくなればその時代も当然終わる。

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2018年10月20日Sat [14:33] マーシャル諸島  

マーシャル、父の戦場



よく分からんけど、マーシャル群島で戦死した父の日記の解読をしていたタクシー運転手の輪がどんどん広がって、遂には映画になってしまったというのが粗筋の様だ。マーシャル諸島の日本人界隈が狭い範囲なのだろうが、若き編者のエネルギーもあって、どんどん盛り上がって完成させたという映画は未見なので何とも言えない。ただ、本はてんこ盛り過ぎやしないか。ただの史料解読本にはしたくないという意図があったのか、多くの関係者を参加させるということなのか分からんし、日記を出汁にマーシャル諸島の啓蒙をということかもしれんけど、ちょっと読みにくい。

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2018年10月19日Fri [13:57] イギリス  

マーガレット・サッチャー



アメリカではレーガン再評価がほぼ確定してきているが、イギリスでサッチャーはまだそうはなっていない。ていうか左翼が廃れないのが外来ではなく、それがオリジンであるヨーロッパであるから、サッチャーが国民的政治家という事になることは今後も無いのだろう。サッチャーがフェミニストを嫌悪していたというのも知らなかったが、この辺もマイナスイメージとして残るのだろう。LGBTはそれほど政治化していない時代だったから、分からんが、移民や人種に関してはそうしたマイナス発言があったのかどうかは知らない、レイシストのレッテル貼られていないところを見るとなかったのだろう。著者は元在英大使館員で、サッチャーとも直接言葉をかわしたことがあったそうだが、政治的には称賛、人間的には嫌いという評価の様だ。イギリス人の平均的評価は概ねそんなところかもしれん。

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2018年10月19日Fri [13:47] 中国  

中国茶のこころ



シンガポール人で、台湾から大陸に活動の拠点を移した茶人らしい。日本の茶道家につい手の話が多く、日本向けに書かれたものかと思ったのだが、台湾で出たものの翻訳とのこと。まあ台湾であれば、日本の茶道も権威にはなるか。日本の茶道と言っても、高く評価されているのは茶器なのだが、中国で廃れた技術や伝統を日本で「発見」したという様なパターンは多いな、最近の中国人の日本「再評価」もその辺が被ってくるのだが、大陸とか半島はやはり「起源」がしっくりくるんだろうな。

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2018年10月19日Fri [13:38] 北朝鮮  

朝鮮民主主義人民共和国



タイトルだけで、全てが分かってしまうものだが、検索したらレイバーネットの紹介記事がトップだった。他にも月刊イオとかあったが、アマゾンには書影すら登録していない。一葉社が聞いたことがない版元だったが、社会問題からアベシネ界隈行きみたいで、総連の息がかかっているのかどうかは分からん。北が用意した人物が話した話を話した通りに何の留保も付けずに筋書き通り書くという北朝鮮訪問記はかつては著名文化人でもそれが普通であったのだが、今はこうした御用ジャーナリストを使うしか無い。

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2018年10月19日Fri [13:19] フランス  

フランス外人部隊



外人部隊記はミリオタ、情熱派などが多かった印象があるのだが、戦争には興味なしというのは初見である。自衛隊は災害支援活動がきっかけで、この人手不足の中、入隊希望者が増えているらしいが、著者もそのクチだったらしい。しかし自衛隊の試験に何回か落とされたらしく、フランス外人部隊に入隊したのだという。学力が原因で、自衛隊に落ちるというのはかつてならヤバイ話であったのだが、今は倍率が上がっているのか。思想調査や身辺調査については分からんが、その辺は昔より厳しくなっているのかも。その点、フランス外人部隊は判断仕様がないから、最低限(パスポート保持)と面接だけで入隊はできる。19年在隊で恩給、たしかそれ以外でも除隊後のフランス在住が認められるから、就職先として選択肢となる国も多いのだが、日本人で、そう考える人がいよいよ出てきたのかという感じである。

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2018年10月18日Thu [17:38] 中国  

中国経済



科学出版社東京の図解現代中国の軌跡というシリーズ。言うまでもない公認本なのだが、2011年のものか。軌跡だから直近7年は大した違いはないのだろうが、習近平前か後かは重要なポイント。例によって、三潴正道の監修なのだが、今回は結構飛ばしているな。これまでの日本の中国本は一方的なネガティブキャンペーンであって、中国に追い越されたことによる焦燥が、ほぼ単一民族である故の夜郎自大的な偏狭な島国根性であるとしている。今や中国で業界で、三潴正道は貴重な人材である訳だが、ここまで中国が求める様に書くんかな。

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2018年10月18日Thu [17:26] イギリス  

エドモンド・モレル



ミネルヴァの日本評伝選であるが、イギリス人。マッカーサーとかもラインナップに入っているんだな。鉄道マニアにはお馴染みというほどでもないかもしれんが、一般的にはそれほど知られている人ではないか。そうした事もあって、これまで出ている評伝の虚実が定説化してしまっている様だ。夫人が日本人という説は碑にも刻まれているみたいだが、そういう事実は全く見当たらないとのこと。当時は国際結婚が許されなかった時代であったので、内縁関係という可能性もあるが、どうも小説の創作がそのまま史実とされてしまっているらしい。夫人はイギリス人で来日もしているのだが、こうした偉人の伝説はそういった創作の独り歩きがほとんどと言っても過言ではなかろう。

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2018年10月18日Thu [17:16] 韓国  

イカロスの監獄



統合進歩党議員がスパイ容疑で捕まった話。日本の極左と韓国の従北勢力の連携が今の日韓離開を仕掛けていると言うと陰謀論的になるが、この辺になると同時代社が出馬するしかないか。アベ死ねでも天皇死ねでも弾圧フリーの日本で極左やっていると、「夜明け」を迎えた韓国のイキリ従北に憧憬を抱くのだろうけど、従北に支配されている今の韓国左翼政権を見ると、日本でも仮に立憲民主党が政権を取ったら共産党が大きな影響力となるんではないかと思う。従北という語に以上に反応するのも、それが図星であるからに外ならないのだが、とりあえず、韓国の民主主義とは中国と大差ないものであるということは分かった。

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2018年10月18日Thu [16:55] フランス  

フランス舞踏日記1977-2017



舞踏の人らしい。ヨーロッパ特にフランスでは山海塾などの日本舞踏が一部カルト的人気があると聞くが、その系統の人なのだろうか。ただし、ジャポニズム的なものをウリにしたことはないとのことで、一度、キモノを着て踊ったところ、オリエンタリズム風の評価を受けてしまったことに後悔しているとのこと。東大卒もウリにしたくはない様だが、別に触れていない訳ではない。70年代からフランスでずっと活動し続けて来られたのはフランス政府の文化政策のおかげであるというのはその通りではあろう。ただし、フランス自体の話はあまりなく、大部分は舞踏の理論的な話である。それがフランス的であるのかもしれんが。

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