2009年07月04日Sat [02:29] 東アジア | 本・雑誌 |読書メモ  

NARASIA 日本と東アジアの潮流

平城遷都1300年記念出版 NARASIA 日本と東アジアの潮流 これナラ本平城遷都1300年記念出版 NARASIA 日本と東アジアの潮流 これナラ本
松岡 正剛 日本と東アジアの未来を考える委員会

丸善 2009-06-06
売り上げランキング : 20393

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


よく分からん本だった。奈良県が平城遷都1300年記念出版ということで、NARA+ASIA=NARASIAというコンセプトの下、松岡正剛が編集工学を駆使して作った本というものらしいのだが、あまりにもテーマが壮大過ぎる。歴史絵巻の切り張りはかろうじて分かるが、有名人の言葉を切り張りしては何の意味も通らない。せんと君も登場しているのだが、これが奈良県と何が関係あるのかもよく分からんし、知事とか川勝平太とかの寄稿は政治臭がする。ネグりとかレヴィ=ストロース、セン、サイードと同列に姜尚中が登場しているのはオイオイって感じ。月光族をパラサイトだとしているが、これは違うだろう。この編集者は「月光」の意味を分かってんのかな。ゴーンもイラン育ちはない。奈良県もこんな訳分からん本にカネ使うくらいなら、観光パンフを充実させた方が良かったんじゃないの。こんなことしてるから「奈良」は現代韓国語の「ナラ」が起源だとか言われてしまう。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑

2009年07月04日Sat [00:08] スウェーデン | 本・雑誌 |読書メモ  

スウェーデンを知るための60章

スウェーデンを知るための60章 エリア・スタディーズスウェーデンを知るための60章 エリア・スタディーズ
村井 誠人

明石書店 2009-05-29
売り上げランキング : 87350

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


「知るための」は北欧も分解か。ノルウェーまでは出そうけど、アイスランドはどうかな。スウェーデンはある意味、北欧の規範となってきた国だけど。その北欧各国からみたスウェーデン像というのが興味深かった。どこも「近隣諸国間」には色々ある様で。スウェーデンからみた日本像というのもあって、日本人がスウェーデンを平和な高福祉の国と見ているのに対し、スウェーデン人の日本観はあまりにもステレオタイプか。まあこの国が実は人種差別大国であることは知られざる事実なのだが、一昔前の日本人のスウェーデン像もそこら中でセックスしているという様なエロ一色ではなかったのか。当時は向こうはこっちを公害一色で見ていた訳だが、どっちのイメージも強烈だから、今となっても年配の人間はそれを覆すのは難しいだろう。編者は正にその世代だから、留学して帰国した時には結構言われたんじゃないの。その反動かどうか分からぬがスウェーデン語原音表記原理主義で臨んでいる。はじめにとおわりにがその話だけで占められるというのも変わった本だ。ベルイマンがバリマンだろうが、リンネがリネーだろうが、どうでも良いのだが、イエーテボリがヨーテボリなのは覚えておこう。ゴッテンバーグは別の都市だとずっと思ってたので、かの様の読むとはちょっと感動的であった。フィンランドのスウェーデン系の多くが実はスウェーデン血筋ではないというのも初耳。旧ソ連諸国の「ロシア系」同様、当時の公用語である言語が母語化した移民か。エストニア独立時に残っていたスウェーデン系は200人ちょっととのことだが、相撲の把瑠都ってスウェーデン系じゃなかったけ(ウィキ情報)。この本で全く言及がないとこみるとガセかな。スウェーデン人が北米に移民したのも当時は欧州屈指の貧しさだったからというのもガセらしい。そういう「伝説」になっているのは何か訳があるのだろう。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑

2009年07月03日Fri [11:31] 米国 | 本・雑誌 |読書メモ  

メジャーリーグのWBC世界戦略

メジャーリーグのWBC世界戦略 (PHP新書)メジャーリーグのWBC世界戦略 (PHP新書)
古内 義明

PHP研究所 2009-04-16
売り上げランキング : 42317

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


WBC優勝企画の新書だったのかな。よく知らんのだけど、WBCってメジャーが創った大会だったのか。その割には一流どころが尽く不参加となると示しがつかないな。中国に物凄くテコ入れしたのは知っているが、それで結果が出ないとなると、今度はインドに熱心になっているらしい。しかし。スポーツというものは長年の蓄積が競技者と観客が成熟されるものであって、映画や音楽の様に流行が定着するものではなかろう。ましてインドや中国といった大国では自国が活躍する余地がないスポーツに目を向ける人は多くは無い。野球が日本でかくも成功した理由はよく分からんが、韓国と台湾も日本を経由して野球が伝播したことはあまり語られることはない。メジャーもアメリカの産業である以上、世界に拡販していくことは必然なのだろうが、それが多極構造になることは、おそらくない。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑

2009年07月03日Fri [03:02] 中国 | 本・雑誌 |中国を解りたい  

中国の軍隊

中国の軍隊中国の軍隊
浅野 亮

創土社 2009-03
売り上げランキング : 373716

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


その善悪を論ずるものではなく、あるがままの研究だという。平松茂雄は尊敬する先生として名前が挙がっているのだが、別にあてつけではなかろう。ポスト平松は芽原郁生がリードしているが、具体的脅威として中国が台頭してきた今、結構このテーマの研究者が増えてきているみたい。それも防衛研究から入る組と、中国研究から入る組に分かれる様だが、著者は後者の方。同志社の浅野といえば強烈なのがいるが、こちらの専門は現代中国政治とのこと。中国では軍事部門は特に人事面において政治の領域に重なる部分が大きいので、その辺は防衛研究組よりは有利なのだろうが、肝心の軍備研究についてはどうだろうか。これは概説書という位置づけなのかもしれないが、1994年から2009年までの中国軍の動きを年度別にダイジェストしており、これは中国国防白書のダイジェストの流用かな。その透明性が常に問題になる中国の軍事力だが、あるがまま論ずるとなると、情報も限られてくる。華語メディアで第三者の眼としてよく引用されるのが平可夫の研究チームだけど、ここも双方からのリークで成り立っているところもあるのだろう。台湾もそれを担保に中国の脅威を払拭しているのだが、日本も具体的なシュミレーションがもっと論じられて然るべきだろう。北の核を尖兵に使っての日本占領、台湾征服も有り得ないことはない。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑

2009年07月03日Fri [02:08] 昭和萌え映画 | 映画 |映画感想  

赤線基地

映画
hall2.jpg
東京国立近代美術館フィルムセンター大ホール
監督:谷口千吉 1953

これは結構な佳作だった。
「赤線地帯」よりいいんじゃないか。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑

2009年07月03日Fri [01:46] 昭和萌え映画 | 映画 |映画感想  

やっさもっさ

映画
awasi.jpg
東京国立近代美術館フィルムセンター大ホール
監督:澁谷實  1953

澤田美喜がモデルか。
脚本詰め込み過ぎ。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑

2009年07月03日Fri [00:28] フランス | 本・雑誌 |読書メモ  

もっと知りたい ルネ・ラリック

もっと知りたいルネ・ラリック 生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション)もっと知りたいルネ・ラリック 生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション)
鈴木 潔

東京美術 2009-05
売り上げランキング : 6851

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


ゴーギャンに引き続き、東京美術のアート・ビギナーズ・コレクションシリーズ。ルネ・ラリック。全く知らない人だ。フランスのジュエリー・デザイナーで、後にガラス・デザイナーに転じた人らしい。この手のものは個人所有がメインで美術館に所蔵されることは少ないと思ったのだが、さすがに100年以上前のアンティークとなると芸術的価値も高い様だ。何でもジュエリーからガラスに転じたのは、石の価値で左右される作品を作りたくなかったからだそうで、宝石からガラスとなると随分実入りも減る様な気がするが、それだけ芸術家肌の人だったのだろう。ジュエリー時代もガラス時代も共に評価が高いことは、その作品を見れば分かることなのだが、個人的にはジュエリーの出来栄えにちょっと驚いた。この時代の芸術家の常として、ジャポニズムの洗礼も受けた様だが、85歳の長寿を全うしただけあって、アール・ヌーヴォー、アール・デコの潮流にもそれぞれ乗ったらしい。しかし、このシリーズは刊行ペースが早いな。ネタは尽きない訳だが、何巻まで出るんだろう。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑

2009年07月02日Thu [11:43] 北朝鮮 | 本・雑誌 |感想  

金賢姫からの手紙

金賢姫からの手紙金賢姫からの手紙
趙 甲済

草思社 2009-04-25
売り上げランキング : 111583

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


西岡力と趙甲済の共著となっているが、実際は趙甲済が執筆したものを西岡が日本向けに編集したのだという。日本でも数多くの著書を出している趙の本を西岡が「日本人読者に分かりやすい様に」編集する意図は不明だが、逆にこの編集が分かりにくくさせている部分が大きい様に感じた。「日本人読者」が知りたいのはひとえに北での拉致被害者との邂逅についてだと思うが、ここで展開されるのは左派政権時代官民上げての大韓航空機爆破事件捏造説と闘う金賢姫の姿であって、韓国保守イデオローグでもある趙甲済の援護射撃である。こうした状況は李明博政権になって幾分改善されたのだろうが、大韓航空機事件の遺族会の多くが捏造説になびいているというのも余程の利益誘導があってのことだろう。こうなると、金賢姫がある日突然消されても、北以外の犯行説が真実味を帯びてくる訳で、テレビの報道番組によって自宅を公開されることは金賢姫にとって危険極まりないことであると同時に日本にとっても回路が一つ断たれることとなる。西岡が編集は、こうした金賢姫対左派政権の構図に田口八重子さんやめぐみさんの情報を絡ませることだったのかもしれないが、特に取り立てて新しい情報は無い。しいてあげればマカオ人の拉致被害者について詳しく、趙はマカオで家族とも会ってきたそうだが、これはなぜ中朝間の懸案事項にならないのだろう。ひょっとしたら、もう家族のもとに返されているのかもしれない。それにしてもマカオ出身の女性を中国語の教師としたというのは広東語のことか。成りすましとしては当時はその方が自然か。また、家族会の新しい顔となるであろう耕一郎さんとの面会で出た情報があったのかもしれないが、それはまだプロテクトされている様だ。趙甲済は早い段階で、金賢姫との接触に成功してきた人で、金賢姫からの手紙もたしかに引用されているのだが、どうもこのタイトルにはTK生を揶揄したものを感じる。TK生も往時は官民上げてのファッショと闘っていた訳であるが、時が変われば立場も変わって同じゲームを韓国人は繰り返しているのか。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑

2009年07月02日Thu [01:46] 米国 | 本・雑誌 |読書メモ  

アラフォーママのニューヨーク1000日間

アラフォーママのニューヨーク1000日間―仕事探しから子育てまで、女子アナママの奮戦記アラフォーママのニューヨーク1000日間―仕事探しから子育てまで、女子アナママの奮戦記
八代 華代子

ノースランド出版 2009-03
売り上げランキング : 103074

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


アラフォーママはいいとして、女子アナママというのは変な響きだな。北海道放送のアナウンサーを経て、フリーと言われても、女子アナマニアでもない限り、知らんのだが、本人よりダンナが有名人らしい。サンジャポに出てるポスト橋下の人か。こどもの数では負けるんだろうが、こっちはもっとイケメンで、国際派かつ温厚ときているから、いずれどこかの選挙に出るんだろう。その嫁の本ということで、まあタレント本の類である。9.11後にダンナがインターンをしていたNYに合流し、自分もキャリアを積みたいということで、テレビジャパンのアナになったそうな。F2ビザだから難儀したそうだけど、松阪嫁とか、岡島嫁って働いてもいいビザなのかな。イチロー嫁はさすがに「引退」状態だけど、フリーでやる分には構わないのかもしれない。しかし、まあダンナがイケメンのスター弁護士で、ニューヨーク暮らしでキャリアも子育ても積んでとなると、アラフォーならずとも、女性にとっては究極の勝ち組みたいなもんだろうか。しかし、街頭インタビューでほとんどが立ち止まって答えてくれるというのは、ほとんどが逃げる日本との違いか。その辺は私も身に覚えがあるのだが、ウィッキーさんじゃないけど、日本に取材に来た海外メディアは結構苦労してるみたいだね。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑

2009年07月02日Thu [00:06] ネパール | 本・雑誌 |読書メモ  

羊飼いの民族誌

羊飼いの民族誌羊飼いの民族誌
渡辺 和之

明石書店 2009-02-27
売り上げランキング : 527884

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


博論もの。総合研究大学院か。ここはみんぱくと一緒だけど、山本紀夫が指導教授で、小長谷有紀は論文審査らしい。アンデスとモンゴルを避けたのも「先行研究」が無いというお約束の理由からだろうか。ということで、ネパールなのだが、無いという先行研究を洗いざらいして、羊飼いに付いていってのフィールドワーク、収まりきらなかったものは「補稿」として付けるというオーソドックスなスタイル。書籍なんだから、もうちょっと遊びが欲しいところだが、本人の戸惑いや葛藤を感じさせられる場面は一切無く、あくまで研究書という体裁。よって感情移入は難しいのだが、調査自体が10年以上前の話だったりするので、著者としても現実感が失われていたのかもしれない。当時はマオイストの支配地域も少なく、調査にそれほど支障はなかった様だが、後の国王殺害事件がターニング・ポイントになったことは調査期間の空白を以っても窺い知れる。羊にカラーリングを施して所有者の目印とするということは知らなかった。ネパールにおいて羊飼いが農業よりマシな仕事であるということは想像がつくのだが、それでも海外出稼ぎとは比べるまでもないだろう。ちょうど香港返還後のグルカ兵整理の時期であった様で、第一選択がグルカ兵から湾岸へとシフトし始めた頃。グルカ兵は大卒エリートの就職口となったのだとか。とはいえ、羊飼いから海外出稼ぎへという道は存在し、英語どころか、ネパール語の読み書きができない羊飼いが湾岸諸国へ出稼ぎに行くこともあるらしい。それは一時社会問題になったエージェントを介してのものだろうが、インド、シッキム、ブータンへの出稼ぎは個人的つてで古くから続いているものの様だ。チベット系とネパール系の軋轢などにも言及している。放牧地での集金システムなどはなるほど。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑

2009年07月01日Wed [13:34] フィンランド | 本・雑誌 |読書メモ  

フィンランド・森の精霊と旅する

フィンランド・森の精霊と旅をする - Tree People (トゥリー・ピープル) -フィンランド・森の精霊と旅をする - Tree People (トゥリー・ピープル) -
上山 美保子 柴田 昌平

プロダクション・エイシア 2009-05-20
売り上げランキング : 53229

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


1997年にフィンランドで「もっとも美しい本」賞に輝いた本の再構成というシロモノらしい。それを基に、今回版元になっている制作プロがNHKで「フィンランド里山紀行」という番組を作ったのだという。BSハイかで放送されたヤツだろうか。フィンランド以外の里山紀行もあったと思う。ということで、番組は見ていないのだが、児ポにひっかかる様な写真も載せているので、番組のキャプとは違う様だ。写真は底本のものだろうが、クマと少女の結婚写真は着ぐるみかな。北欧の人たちにとって森が霊的意味を持つことは知ってはいたのだが、何でも著者(底本の)がエストニアを訪れ、フィンランドでは廃れた儀式を再発見し、人々に古い伝承を提供を呼びかけたといことがきっかけになっているらしい。ちょっと意外だったのは、フィンランドで霊的儀式が廃れた原因として、キリスト教を非難していることで、こうしたアニミズム回帰とも言える動きは欧州で拡がる脱宗教の考えと関係しているのだろうか。或いはスウェーデンの宗教とは違うフィンランドの民族宗教を模索した結果なのか。木に精霊が宿るという思想は日本にもあるし、おそらくは世界中にある普遍的な思想なのだろう。人工的な「神」を教祖とするキリスト教など一神教とは違う、それ以前から人類の普遍としてある宗教的考えに回帰することが、真の平和をもたらすという認識があるのかもしれない。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑

2009年07月01日Wed [02:27] 中国 | 本・雑誌 |中国を解りたい  

中国貧困絶望工場

中国貧困絶望工場 「世界の工場」のカラクリ中国貧困絶望工場 「世界の工場」のカラクリ
漆嶋 稔

日経BP社 2008-12-11
売り上げランキング : 64131

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


鎌田慧の名作にひっかけた邦題ではなかろうが、原題は「The China Price」かよ。著者はFTの米人記者だから、鎌田の様に「潜入体験取材」はできない。もっとも、中国語が堪能というなら、工場に現採される道はなんぼでもあるので、その気になれば、「内部」から「絶望工場」を体験する手段はあるのだが、著者は香港大学の研究員という身分を確保した上での取材。当然、そこには「絶望工場」の現実はなく、逆に出稼ぎ者たちの「広東ドリーム」物語といった印象が強い。原題通り、著者がテーマとしたのは「搾取」ではなく、「価格」なのではなかろうか。最初に広州交易会から入るのも、「The China Price」の象徴であるからであって、その場で取引されるセント単位の商品もさることながら、期間中のホテル代の高騰ぶりは、中国における「価格」の意味を思い知らされたものである。ウォルマートなどが実施している工場監査が形式的なものに過ぎないことも書かれているのだが、内陸部でままみられるという児童労働や拉致奴隷労働を珠江デルタで見つけ出すことはできないだろう。その意味では、出稼ぎ者は自由意志で「搾取」されている訳で、労働時間の短縮などはナンセンスなものである。日本で問題となっている研修生制度もそうだが、労働者の権利ではなく、1円でも多い賃金を求めるのが出稼ぎ者の本質である。その背景に貧困があるのはたしかだが、貧困も相対的なもので、貧困は出稼ぎの理由とはならない。出稼ぎの理由となるのは、やはり「価格」差なのである。ヒトもモノも中国の「価格」が圧倒的に安いという現実が、「中国問題」の全てと言っても過言ではなかろう。

Comment:0 | Trackback:0 | Edit | Page Top.↑