2016年09月25日Sun [02:46] 東アジア  

戦争と看護婦

戦争と看護婦戦争と看護婦
川嶋みどり 川原由佳里 山崎裕二 吉川龍子

国書刊行会 2016-08-15
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従軍慰安婦の問題がクローズアップされる度に従軍看護婦の本が出る様な気もするが。気のせいか。日赤のPR本だが、日赤はこの手のが多い。組織の性格上、そうなるか。日赤看護大学の教員3人、元司書1人の構成。授業のプログラムがあるのだろう。PKO派遣は防衛医科大出の自衛官看護師で賄えるだろうが、災害派遣とか人道支援では日赤の出番もあるか。ソ連兵に襲われ、八路軍や国府軍に連れ去られ留用された話などもあるが、八路軍組は覚醒ばかりではなく、悲観した自殺者が幾人もいるらしい。香港で国民党軍に流用され自殺した台湾人看護婦などもいる様で、これは日本人に同化していた故、敵であった中国人の為に働く事を潔しとしなかったという説明がついているが、八路軍にしても国民党軍にしても、日本で叩き込まれた看護とのギャップに悩んだ末にという様な気がしないでもない。

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2016年09月25日Sun [02:19] 米国  

アメリカ政治の壁

アメリカ政治の壁――利益と理念の狭間で (岩波新書)アメリカ政治の壁――利益と理念の狭間で (岩波新書)
渡辺 将人

岩波書店 2016-08-31
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大統領選前は渡辺将人に限るな。トランプとかヒラリーの話などほとんどない。サンダースとイノウエで選挙は説明できるか。師匠のブルーノ・カミングスの影響はまだ抜けないのだが、アメリカのリベラルとは何かを上手く伝えている。日本ではアメリカの本質は保守と捉えられていることもあるが、トランプとか宗教右派とか武装市民とか日本人には理解しがたい対象ばかりが、話題になるのだが、リベラルと保守はそれぞれ一枚岩ではないし、リベラルと保守に共通する理念といったものもある。「国際社会」の影響などは微塵もないというのもその一つであろうが、リベラルも保守も「国際社会」という名の外国がマジックワードとなる日本とはその辺が違う。

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2016年09月25日Sun [01:08] インド  

最強のビジネスは「インド式」に学べ!

最強のビジネスは「インド式」に学べ!最強のビジネスは「インド式」に学べ!
サンジーヴ・スィンハ

秀和システム 2016-08-19
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この人ももう4冊目か。同時期に日経プレミアも出しているんだな。新潮、講談社+α、日経と新書を出してきたから、秀和システムはオマケみたいなもんなのだろうけど、内容は全部同じっぽい。それこそインド式と言ってしまえばそれまでなのだが、サムスンに学べも破綻してしまった今、インドが一番売りか。孫正義も何十億もドブに捨ててインド人切ったのだが、これをインド式の勝利と言うかというと微妙だ。タタ・ナノも3000円タブレットも話題先行で、収支は分からんし、果たして「インド式」と呼べるようなビジネス手法があるのかも分からん。

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2016年09月25日Sun [00:54] 中国  

麻雀の誕生

麻雀の誕生麻雀の誕生
大谷 通順

大修館書店 2016-08-25
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大修館だけど、あじあブックスじゃないのか。麻雀史の本は意外となかったのかな。かつて麻雀は手紙、愛人と共に中国語三大意味違いみたいに言われていたこともあったのだが、さすがに中国語で麻雀は麻将で、麻雀はスズメの事とかドヤ顔で言う人は少なくなったか。手紙も古臭い言い方だし、愛人は何か「同志」と同じ道を辿っている気もするのだが、麻雀は中国語でも麻雀でOKという認識は広まっている。寧波誕生説があるは知らんかったが、少なくとも日本に入ったのは「麻雀」であって、「麻将」ではない。ただ、スズメとは無関係ではない様だ。日本の麻雀のピークって昭和30年代くらいなのだろうか。サラリーマンは残業して、飲んで、徹マンして家に帰らず出勤というのがデフォだった時代があると聞くと信じられない気もするが、高度成長期の企業戦士はそんなもの。昭和の末期くらいでも高校生が雀荘に出入りするのは普通だったかが、今は大学の門前町にも雀荘は少ないみたいだね。その時代中国ではマジで麻雀禁止だったりしたのだが、牌は輸出用に作っていた。アメリカでも1930年代にブームがあった様だ。ただ、麻雀と思われているが、実は別のゲームというのも結構あるみたいで、中国でも麻雀は苦力のするものという風に捉えられていたらしい。

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2016年09月24日Sat [03:03] 東南アジア  

自分を開く技術

自分を開く技術自分を開く技術
伊藤 壇

本の雑誌社 2016-01-21
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岡崎本の100倍くらい面白かったのだが、アマゾンにまだレビューなしなのか。「国際人」の定義は色々言われるけど、この人が「国際人」であることを否定できる出羽守も地球市民もいないだろう。こんなタイトルにしない方が良かったと思うが、タイトル通りのマニュアルもちゃんと提示している。自分のプレーをこなしながら、チームの約束事には忠実というサッカー選手の幅を体現している様だ。英文の履歴書を作ってみたものの誰かにチェックしてもらおうと、いきなり札幌の英語学校に行って受付のお姉さんに見てもらったらしい。お姉さんが伊藤壇の事を知っていたがどうか分からんが、この人の話を聞いて無下に断る非常な人間は北海道にはいないか。給料の額にはこだわらず、その国で暮らせる額で契約するというのは確かに食いっぱぐれはないのだろうが、実際はその額をそのまま貰うのは容易ではない。移動費も当座の生活資金もいるから、ボーナスがポイントなのだろうが、扶養家族はいないのか。香港では香港選抜の10番としてACミランとも対戦したアイドルであったのだが、外国人女性との付き合いは一度もないとのこと。その辺が一国一年ルールを継続できた秘訣なのかもしれない。

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2016年09月24日Sat [02:41] イギリス  

未到

未到 奇跡の一年 (ベスト新書)未到 奇跡の一年 (ベスト新書)
岡崎 慎司

ベストセラーズ 2016-06-09
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岡崎は読書家らしいけど、長友本や長谷部本みたいに売れた訳ではないのか。いじられキャラのイメージが強いけど、人見知りだそうで、チームメイトとも無理してコミュニケーションを取る様にしているにしているみたい。ロンドンの空港で別室送りになったそうだが、岡崎クラスでもそうなるのか。というか、岡崎だから、知られていてビザ無しを咎められたのか。いずれにしても浅野クラスでも、もうビザが出なくなったから、A代表のレギュラークラスしかプレミア入りは厳しいか、その前のシーズンのレスター入りを見送ったのはビザの関係ではなかろうが。ドタキャンであったらしい。

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2016年09月24日Sat [02:25] 中国  

蜜月と軋み

蜜月と軋み 1972- (日中の120年 文芸・評論作品選 第5巻)蜜月と軋み 1972- (日中の120年 文芸・評論作品選 第5巻)
張 競

岩波書店 2016-07-29
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これで打ち止めか。さすがに70年代に入ると、日本側のポチョムキンは無いのだが、中国側は逆に友好路線から現在まで続く教条路線に転じた観も。最初の中島健蔵と次の永井陽之助のは時代的には同時期なのだろうが、年の差が20あるので、ガラッと違う。瀬戸内寂聴と有吉佐和子も10違うが、寂聴の世代までは大衆を指導するという知識人という中共式の作家観が普通に共有されているんだな。日中文学交流が頓挫したのもそうした世代交代の関係だろうけど、寂聴より2歳上の山崎豊子まででその時代は終焉したのかもしれない。北京飯店で六四に遭遇した水上勉の狼狽ぶりも印象的でであるが、船橋洋一もこの時代は中国のタブーに踏み込んでいたんだよな。

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2016年09月24日Sat [01:58] 台湾  

民主化後の台湾

民主化後の台湾: その外交、国家観、ナショナリズム (フィギュール彩)民主化後の台湾: その外交、国家観、ナショナリズム (フィギュール彩)
河原 昌一郎

彩流社 2016-08-23
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フィギュール彩はもう67に達しているのか。修論ものらしいが、その後に安全保障で博士号。元々農水キャリアだった人みたいで、2009年には農学博士号も取得している。1955年生まれで現在も農水省に籍はある様だ。去年、彩流から出した本が博論ものか。中華民国も自由中国を標榜していたのだから。形としては民主主義だったのだが、戒厳令解除以降が、民主化後となるのか。今では常識になるのだろうけど、李登輝が本土化を始めたのではなく、蒋経国時代に既に本土化への道筋が出来ていた。経国の「私も台湾人だ」は知られているが、本省人に対して言ったという「そのうちあなた方のものになります」という発言は知らんかった。一つの中国を認めなかった李登輝に対して、馬英九は経国以前の逆コースなのだが、中華民国の主権が大陸地区に及ぶという表明は一度もしたことがないのか。本土化は本来、金馬放棄が完成形なのだろうが、蔡英文政権は太平島も引き継ぐより外なかったか。

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2016年09月23日Fri [05:25] 米国  

戦後脱却で、日本は「右傾化」して属国化する 

戦後脱却で、日本は「右傾化」して属国化する戦後脱却で、日本は「右傾化」して属国化する
佐藤 健志

徳間書店 2016-02-27
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「永続敗戦論」陣営ではないことは分かったが、右か左ではない時代という著者の結論初めにありきなので、その主張を無理に惜しはめた観も否めない。属国が先か、戦後脱却が先かはニワトリかタマゴかみたいなものではあるのだが、結局、現状維持が一番良いということになると、現状をどう認識するかということにポイントが置かれる。もはや反米イデオロギーは説得力がないので、ぶっちゃげ中国をどう認識するかということなのだが、中国の大国というプレゼンスを認め、それにそう対処するのか、日本が可能な範囲でパワー・バランスを保つのか、それとも「属国化」するのかという二者択一である。話し合いで解決とか台頭な友好関係といったものはキレイごとに過ぎないし、パワー・ポリティックスが基本の相手には通用しない論理である。どちらにしても「属国化」ならば、米国の属国より中国の属国を選ぶという選択はなかろう。中国が発動できるプル要因は、「アジア」とか「東洋」といった属性主義くらいしかないのだが、それはかつての大東亜共栄圏と同じなのである。

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2016年09月23日Fri [05:00] 東アジア  

海上保安レポート 2016

海上保安レポート〈2016〉海上保安レポート〈2016〉
海上保安庁

日経印刷 2016-05
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海保が毎年出しているもので、官報販売所で売っているらしい。普通のPRパンフ。尖閣特集はあるが、名指しは避けている感じ。ベトナムとの協力関係はアピールしていて。人員受け入れも活発らしい。海保女子の特集アリ。写真はあるが、名前は出ないのは個人情報の関係か。中国でデータ化されてはかなわんか。中国海警のパンフの出来は知らんが、PR資料は公開資料と突き合わせてチェックされているのだろう。

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2016年09月23日Fri [04:14] インド  

穴のあいた桶

Pot with the Hole 穴のあいた桶Pot with the Hole 穴のあいた桶
プレム・ラワット 発行:文屋

サンクチュアリ出版 2015-09-16
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サンクチュアリ出版だし、普通に自己啓発か。国連や欧州議会でも講演したとのことだが、ネルー・スタジアムに13万人動員って何者なんだろう。父親も講演家で、8歳の時に父が亡くなり、その遺志を受け継ぎ、講演をスタート、13歳の時には欧米に招待されて講演旅行って。13歳が何を話したんだ。父から受け継いだネタなのだろうが、この本を読んでも凡庸以外の感想は無い。それが至高なのであろうが。

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2016年09月22日Thu [23:54] 米国  

だれが沖縄を殺すのか

だれが沖縄を殺すのか (PHP新書)だれが沖縄を殺すのか (PHP新書)
ロバート・D・エルドリッヂ

PHP研究所 2016-04-16
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那覇の本屋には置いていないのか。内地みたいに界隈が押し掛けてとかではなく、地元紙の圧力なのかな、アメリカ人、しかも元海兵隊なんだから、「オール沖縄」には含まれていないんだろうが、何を恐れているんだろう。沖縄ヘイト?認定されている様で、ケビン・メアと並ぶ米帝の顔なのだけど、さすが、アメリカ人というか、さすが海兵隊というか、日本的に黙ってスルーではなく、全面的に反撃に出ている。百田尚樹擁護などもしているのだが、著者も三上智恵に「ハゲ!」と執拗に言われ続け、私はハゲではない。髪が伸びたらフサフサなのだと反撃。アメリカ人もハゲはエロ親父のイメージがあるのかな。

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