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2019年12月08日Sun [16:34] 米国  

インディアンとカジノ



これは待ち望んでいたテーマ。インディアン本も多いが、大抵は運動系か文化人類学系なので、リアルライフはついでに触れるといった程度が多かった様に思える。IR議論が高まっている中で、陽の目を見たのかも知らんが、カジノという俗世界は精神世界で語られる事が多かったアメリカン先住民ものでは触れにくいものだったのかもしれん。現代先進国では伝統文化を維持するには経済力が無いと難しい訳で、カジノが先住民文化保護に役立っているという面は否定はできないのだろう。また、カジノ経営という「特権」により、ラジカルな人権闘争が押さえられている側面も否定できない。となると否定要素は倫理性に絞られるということになるが、カジノ以外の選択肢が無いという事態は結局の所、ゲットー化なのか。

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2019年12月08日Sun [16:23] チェコ/スロバキア  

独裁者のブーツ



ヨゼフ・チャペックはカレル・チャペックの兄か。ということで、底本は1937年。反ファシズムはANTIFAという過激勢力が台頭してきたから、この辺の需要も出てきたか。そのバックにロシアか中国があるのか分からんが、この兄弟は戦後を生きていないから、反ファシストは反ナチで帰結するか。ヒトラーの歴史教育の方針は「自由主義的マルクス主義的世界観を崩壊させる」というパワーワードがあるが、戦後チェコスロバキアでドイツとソ連の位置が入れ替わったのは周知の通り。反独感情というものが今のチェコにあるのかどうか分からんが、あったとしても、それはナチスとは関係ない後天的理由であろう。

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2019年12月08日Sun [15:54] イギリス  

バンクシー 壊れかけた世界に愛を



バンクシー本。もちろんバンクシーが書いている訳ではないので、著者は在英の美術コーディネーターらしい。さすがに莫大な金が動く様になってからは、公式ストーリーを鵜呑みにすることはできないのだが、その辺も含めてアートだという事は言えるのかもしれん。

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2019年12月08日Sun [15:05] ポルトガル  

ポルトガル菓子図鑑



昔よく「世界の日本人」系で出てた人だが、帰国していたのか。現在は京都でポルトガル菓子専門店を経営とのことだが、京都出身で、京都バブルに乗っからない手は無いか。カステラも載っているが、あくまで日本菓子として。カヴァカシュ・デ・レゼンデという菓子はカステラの上にシロップをかけただけのものの様に見えるが、ポン・デ・ローがその原型なのか。マカオというか香港でお馴染みの葡式蛋撻は本名「パステル・デ・ナタ」。パステルは粉もんの意味だが、ブラジルだと揚げパイ、ポルトガルだと焼き菓子をまず思い浮かべるかな。

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2019年12月06日Fri [13:37] 米国  

暴走トランプと独裁の習近平に、どう立ち向かうか? 



トランプと習近平が同列にされているのだが、去年出た本で、元は2017年の日経ビジネス連載とのこと。習近平は故宮を借り切りにしてトランプを出迎えたのも今は昔といった観があるが、暴走トランプと独裁習近平という構図は変わってはいない。要は米中対立という新冷戦の枠組みで日本はどう生き残るかということなのだが、これは経産OBならずとも、米国に従属する愚より中国に従属する危険の方が遥かにヤバいというのが日本人の基本コンセンサスではあろう。米国に国民保険が潰されるというのは明らかなフェイクニュースとしているが、さすがにそんなことができる政権は無かろう。

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2019年12月06日Fri [13:12] 台湾  

台湾、ローカル線、そして荷風 



「東京人」連載らしい。「東京人」が台湾推しなのか、川本三郎がそうなのか分からんが、レトロ主義の「東京人」としては韓国と違って、台湾の方が安全圏ではあるか。後期高齢者の川本も台湾が好きになって何度も通うようになったそうだが、75歳だと、同世代の日本語族は原住民くらいか。何でも映画化された「マイ・バック・ページ」が翻訳されたみたいで、その関係もあるらしい。台湾の出版関係は日本語マスト的なところもあるが、案内は片倉佳史ではなく、黒羽夏彦だったようだ。日本でも菖蒲に行った時、台湾料理店を見つけ思わず入ってしまったそうだが、たどたどしい日本語の店員に台湾に行ったことをアピールしたところ、笑顔を返されたとのこと。その「台湾料理店」の料理が台湾料理で、店員が台湾人であった可能性は1%くらいだろうが、爺さんはそんなことは知る余地もないか。

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2019年12月06日Fri [12:29] 米国  

「平和に対する罪」はアメリカにこそある



在米慰安婦カウンターの代表的人物だが、京城生まれだったのか。1933年生まれだと、86歳。どっちの界隈も高齢化は深刻だが、若い世代は「非生産的」な政治運動にはアメリカにまで行って関与しないか。植民地近代化は無論、コミンテルン、ルーズヴェルト陰謀説、大東亜戦争聖戦説、WGIPとオーソドックスな「歴史の真実」系であるのだが、タイトルだけ見ると、反米左翼みたいで、かもがわ出版とかでもおかしくない。左翼側は従米が最大の批判ポイントとしているのだから、反米愛国色を掲げると文句は言えなくなってしまう。従米は従北の100万倍マシというのは生活者として生きている限り、疑いようのないところなのだが、「あの戦争」の件で日本を非難するなら、反米左翼はアメリカも非難せいということか。

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2019年12月04日Wed [13:22] メキシコ  

黒沼ユリ子  ヴァイオリンで世界から学ぶ



平凡社の「のこす言葉」というシリーズなのか。一瞬、黒沼さんが亡くなったのかと思ったのだが、シリーズ10冊で亡くなったのは第一弾の金子兜太だけか。 もうすぐ99歳の野見山暁治をはじめ、90代、80代の人ばかりだが、黒沼ユリ子は最年少の79歳。7年前に帰国していたのも知らんかったが、今は御宿にいるのか。79年のうち日本での生活は3分の1もないみたいで、大まかにいってチェコとメキシコの人。メキシコ人の元ダンとはチェコで出会ったそうだだが、離婚後は日本人がパートナーであったのか。共産主義時代のチェコで優遇されていた外国人留学生がチェコ人に嫌われていたというのは分かるのだが、それも幾分に人種差別要素が大きそう。サッカーでは旧東欧圏の黒人選手差別が問題になっているのだが、そういえば、ジーコ時代にハンガリー遠征した日本代表の三都主が何でも無いプレーでブーイングを浴びていたのを思い出した。他の日本人選手には無かったので、明らかな人種差別なのだが、中国の大学で六四の前にアフリカ人留学生差別デモが行われたことを覚えている人はいるだろうか。日本でもメキシコ人のダンナが差別されたので、メキシコに移ったそうだが、この時代は色々とナチュラルでそういう事があった訳である。と色々と差別話があるのだが、メキシコでアジア人差別が無かったなどとは言わせない。本の趣旨上か、出版社の趣旨上、それは載せられなかったのかもしれんが。

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2019年12月03日Tue [16:36] 中国  

抹殺された日本軍恤兵部の正体 



芸能人の戦地慰問の話はよく聞くのだけど、その主体となっていた恤兵部というのは正直あんまり聞かないと思う。なんて読むのかもよく分からんかったのだが、「じゅっぺいぶ」。検索しても最近出たこの本に依拠した記述のものばかり出てくるのだが、かつての存在感を見れば、抹殺されたといっても過言ではないのかもしれん。その字面の生生しさから、「戦前」の思想統制を感ずる人もいるかもしれんが、この時代にあってもオレオレ詐欺みたいなものはあったらしい。寄付を直接受け取りに行くと言ってそのままトンズラした職員もいたそうで、現役警官が受け子になったりするそれほど時代の空気は変わらんとは思う。それもアベ政権が戦前に戻ったからだとは言えるのかもしれんが。

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2019年12月03日Tue [16:11] 米国  

『アメリカ女子♥日本女子』のリアル 



現役JKということで、インスタ本らしい。おっさんはインスタしてないし、非公開設定なので、ご尊顔は拝めなかったが、本はオールイラストなので、インスタもそうなのかな。日本にいたのは2歳から10歳まで、後は現地校と思しき人だが、カルチャーショック話でまとめているのは日本女子感覚を持ち合わせているからということなのだろうか。メイクもネタになっているが、アメリカが堀が深く、日本が可愛くというのは単に顔の作りの違いという気がしないでもないのだが、最近は日本女子も現地では現地風にオリエンタル・メイク仕上げにすることは無くなったのかな。

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2019年12月01日Sun [14:31] タイ  

タイの経済と社会 



OECDのリポート。どういう経緯か明石。タイはOECD加盟申請している訳ではないみたいだが、その経済規模は多くの加盟国を凌いでいるだろう。ASEANでは現パートナー国で、大国インドネシアが先に加盟するかもしれんが、タイで問題とされているのは政治腐敗とか教育格差とかであろうか。ミャンマー人労働者の人権問題もよく言われているけど、その辺はOECDの仕事では無いのかもしれん。指摘されているのは日本同様の人材不足であり、工業立国としては教育を受けたエンジニアが足りていないとも。日本の大学ランキング凋落もよく言われていることだが、タイで世界トップ300に入るのはチュラーロンコーン一校のみで、複数校が入っているシンガポールやマレーシアに遅れをとっているという。タイの大学は制服で知られているが、留学生を集めているという話はあまり聞かんな。

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2019年11月29日Fri [15:09] イギリス  

英国名門校の流儀 



英国名門校本は割と頻繁に出る気がするのだが、それは日本のお受験現況と相関しているのか。例の無償化で公立が定員割れという事態になっているそうだが、所謂名門私立が「普通校」化してしまえば、富裕層は海外の名門私立という選択肢も考えるのかな。ハーロウ校で日本語を教えていた人だそうだが、駐妻現採らしい。日本だと名門は自由な校風で、底辺は厳しいというのが一般的なところだが、ハーロウ校はそれこそ肌着の色まで指定され、上着を脱ぐにも教師の許可がいるというガチガチの校則学校らしい。それこそ制服がカワイイといった理由で入れる学校ではないのだが、制服を着されられるのは抑圧だと国連で訴えた日本の高校生が理解されなかったのも、世界には制服も買うことができない高校生がいるというだけの話ではなかろう。

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