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2019年05月24日Fri [03:14] 中国  

機密費外交



帯は結構インパクトがあるやつだったんだな。機密費もこんだけ公開してしまったら機密費の意味がなくなるところだが、これも時がすぎれば歴史史料として活用されるべきもの。日本が機密費でロビー活動を展開したのは中国国民党のロビー活動に対抗したためとすると、歴史修正主義ともされそうだが、それまでに築きあげていた諜報戦の実績が通用しなかったことは日本の戦後機密外交にも大きく影響してきたのだろう。とはいえ、戦後の賠償費外交やODAなどはそうした戦中の遺産と言うべきものであって、カネも経験も無くなった現在、大きな転換期を迎えているのかもしれない。

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2019年05月24日Fri [00:18] ブラジル  

21世紀ブラジル音楽ガイド



基本ディスクガイドだが、既発のものなのだろうか。大洋レコードとかにまで行かなくても十分、聴く手段はありそう。前から思っていたことなのだが、ブラジルのミュージシャンは家族経営が多い。誰の誰の息子、娘だとか兄とかが、説明欄にもよく出てくる。いちばん有名なのはカエターノ・ベローゾ、マリア・ベターニャ兄妹だが、その子どもたちもミュージシャンであるし、その辺の血縁関係の割合は日本などよりずっと高いのでは。音楽は家庭環境の影響される部分が大きいから当たり前と言えば当たり前なのだが、職業選択の観点ではブラジルではミュージシャンはヤクザな稼業になるのだろうか。

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2019年05月22日Wed [17:41] 中国  

習近平のデジタル文化大革命 



+α新書は「精日」面白かったし、ひょっとしたらとも思ったのだが、やはりこの著者相応のものであった。もう「東大の川島」で混同することはないのだが、こちらは元々理系の人で、別に中国と関係していた訳ではないらしい。知人が中国で川島博之と検索したら、その後、帰国するまでネットに繋がらなくなったと冒頭一発目でかましているが、そんなことがあるか。六四だろうと、くまのプーさんだろうと、そのワードが検索できなくても、パソコン自体を遮断することはないだろうが、川島博之がブラックリストに乗っていて、エゴサしたから本人か関係者だとバレて遮断したということなのか。石平も宮崎正弘も楊海英も福島香織も普通に中国に行って取材しているみたいだが、川島博之はそんなに危険人物なのか。前著も首を傾げる内容ではあったが、中国政府がお灸を据える意味でブロックしたのだろうか。ツイッターじゃあるまいし。

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2019年05月22日Wed [17:24] 台湾  

化粧品業界のブランド戦略 



博論ものっぽいが、違うのか。見落としているかもしれんが、特に記載は無い。三井住友銀行勤務後、学校経営の側にいた人みたいで、環太平洋大学副学長という肩書も。博士(創造都市)で、大阪市大院創造都市研究科後期博士課程とのことだがら、最近の学位かもしれん。化粧品業界研究は結構ありそうで、無く、男性それも年配(実年齢は分からんが)による研究書というのはかなりレアなのでは。業界に携わってきた人なのかもしれん。別に男性だからダメということはないし、実際この業界も女性は販売部門に多いだけなのだが、女性研究者が化粧品研究に着目するケースが少ないとしたら、何某かの理由はあるのだろう。韓国のアモーレパシフィックは名前くらいしか知らんが、化粧品業界のサムスンであることは知っている。資生堂の一強時代は終焉していて、韓流の波に乗ったアモーレの台頭は著しいのだが、アモーレパシフィックは太平洋科学という会社で、そのルーツはサムスン同様、日本時代に遡るらしい。

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2019年05月22日Wed [17:05] 中南米  

壮大なる南米旅行記 



幻冬舎メディコン。1951年生まれで、それをウリにはしているのだが、太文字多用など、文面年齢が若く感じる。このくらいの年代だと20代から海外旅行は普通に行っていたみたいで、ツアー上がりというものでもない様だ。ただ、南米はデビュー戦だったみたいで、お約束の英語通じないネタとかで、壮大なのは行き先だけか。マチュピチュとかウユニにペリトモレノまで行けば、誰でも壮大な気分にはなる。

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2019年05月22日Wed [16:50] 米国  

アメリカ左派の外交政策 



風行社と風響社を混同していたのだが、別傾向のものだった。翻訳は慶応チームみたいだが、もうこの著者を4冊も翻訳しているとのこと。読んですぐ分かるのはアメリカ左派批判書であるが、そのまま日本の左派批判に置き換えることができるもので、正にその点が狙いなのではなかったのかということ。アメリカ左派がリベラルと同義でないにせよ、さすがに日本共産党系までリベラルを自称する様なリベラルのインフレはアメリカには無い。革新という昔の用語がデフレを起こしたという事情はあるが、保守の対義語としての左派は定着させて然るべきであろう。日本の左派のメルクマールは批判できない対象として中国と韓国にあるが、アメリカではイスラームという違いがある様だ。アメリカ左派がイスラームを批判できない理由は「反米」ではなく、イスラエルというキーワードにありそう。この著者の批判のポイントがそこにあるのか分からんが、イラン問題の帰結点もそこになるか。

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2019年05月20日Mon [15:35] 中国  

習近平の大問題 



タイトルで逆釣りするしかなかったんだろうが、よくこんなゴミ本出せるなというのが正直なところ。悪夢の民主党時代には色々と論議はあると思うが、この人を中国大使に任命した一件だけで、十分悪夢であった。チャイスクは無論、プロ外交官のレベルはもちろん期待していないけど、棚ぼた式に大使になっただけのサラリーマン社長の勘違いは痛いというだけでは済まされない。中国は民間起用が務まる場ではないのだが、とんだお荷物を引き受けることになった大使館員は悪夢が過ぎ去るのを待つしかなかったのか。鳩山、小沢、テレ朝の川村という最悪ブレーンと並んで、阿古智子さんの名前が協力者として挙げられているけど、それで良いのか。

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2019年05月20日Mon [15:15] マレーシア  

マラッカ海峡物語 



「マドラス物語」はマドラスで読んだ記憶があるのだが、26年ぶりの新書になるのか。元々タミル研究の人。マラッカ海峡物語というと、マラッカの話かと思ってしまうが、マラッカ海峡の中心はペナンということになるのか。シンガポールはもはや「海峡」から独立したという観はある。数年前にペナンの概説本を出しているのだが、新書で増補改訂したというところだろうか。私などはどうしてもペナン華人世界というイメージがあるのだが、インド系の存在感も大きく、マレー人の存在感はジョージタウンの町中では希薄に感じる。クルジャも語源がイグレージャだとは知らんかったが、ポルトガルの足跡もここでは色濃いのか。華人系もわりと出身地別の地区に分かれていて、リンガフランカとしての英語、国語、華語は他の地方より有用である。ペナンから国際線が多く飛んでいる訳ではないんどあが、なぜかその昔格安航空券の地として知られていた時期もあって、KL発欧州などはバンコクと良い勝負していた。自分の記憶では片道2万5千円くらい。

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2019年05月20日Mon [14:44] 米国  

外国人テナント事件簿 



外国人入居者差別の話ではない。外資系の「上級外国人」向けに古くから商売していた業者らしいのだが、それでもトラブル続出というお話。文芸社で出すくらいの資産家っぽいが、年齢的に名刺代わりというものではなさそう。こうした上級外国人は自分で部屋を見つけ契約する術も暇も無いので、所属会社とか契約コンサル屋がする訳だが、いざトラブルになると、賃貸は個人契約なので、そちらで解決してくださいという風になるらしい。本人は帰国してしまえば、もう捕まらないので、そのままガン無視というパターンになるそうだが、この辺は上級でも下級でも変わらんか。

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2019年05月19日Sun [14:15] 中国  

精日



この題材は料理が難しい。書き手によって味が変わるのはどんな素材でもそうなのだが、味付けをせず、素材を生かした仕上げとは啓蒙主義が蔓延るメディアでは難しい。新書はほぼ電車の中で読んでいるので、公衆監視の中、笑ってしまうことはないのだが、久々に笑えた本である。本人たちが真面目にやっていることを笑ってはいけないだろうし、ポリコレ的にも笑えない話なのだが、それでも笑ってしまう。中国共産党体制に対するアンチテーゼとか、日本文化崇高とか色んなメッセージはあるのだが、それを突き詰めた結果、超越してしまったパンクの世界という気がした。中国語を話す通信社日本人記者が彼らにとって他者なのか同胞なのか分からんが、オタクは自己完結しない生物である以上、本場デビューのアピールを体現する機会であったことは確かであろう。

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2019年05月19日Sun [13:50] フィリピン  

橋の下のゴールド



高文研には珍しい海外ノンフィクションものだが、著者はプロの活動家らしいので、その関係か。ATD第四世界という団体をググってみたら、中国語のページが先に出てくる。本部はパリとのことで、ATDとはAide a Toute detresseなのか。第四インターというと、革共同だけど、この団体の立ち位置は分からん。国境なき系と同じ西洋お助け式か。第四世界なのに本部がパリというのは利便性はあるが、こうしたフィリピンの活動家エリートの吸い上げはしている様だ。物語自体が安手なのはお助けしたい人たちのニーズに合わせてだろうが。

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2019年05月18日Sat [00:48] 韓国  

拒職症シンドローム



韓国のものという以外、何がなんだか分からんのだが、韓国の「ネチズン」に支持されるイラストレーターという人らしい。翻訳のクレジットもあるので実在しているのだろうけど、ツボが全く分からんのは自分が歳とったからなのか、韓国人ではないからなのか。昼の定食メニューというイラストもあるのだが、豚の生姜焼き定食700とか、とんかつ600、チキン南蛮600など全部日本に置き換えられている。「トンカス」とかは韓国でも一般的だが600ウォンということはなかろう。日本のアニメを韓国産に改変するのと同じ作業をしたということなのだろうか。

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